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転生法  作者: 881374
74/100

第74話、実は人の心や知恵は、異世界転生と同じ仕組みで生み出されたりして⁉

 ──現代日本の推定三千万人の、異世界転生希望の、ヒキオタニートのお兄ちゃん&お姉ちゃん、こんにちは☆


 実は『ツンデレ気味の妹(しかも幼女)』という、あざといキャラ付けでお馴染みの、『転生法』だよ♡



 さて、今回は前回の『ロボットからロボットへの転生はあり得るか?』において、語り尽くせなかった項目について捕捉する予定だから、早速ちゃっちゃと始めるよ!



○【ステップ③】それでは(本作の作者が別作品で行ったように)、『ロボットからロボットへの転生』は、どのように実現すればいいのか?


 ……これについても、以上に述べた仕組み(メカニズム)によって実現できるんだけど、実はこれこそが、「もし仮にロボットが転生できたところで、何の意味も無いんじゃないか?」の代表例となるの。


 元々、ロボットの頭脳(の役割を果たすコンピュータ)に、よその世界のまったく異なるロボットの思考データをインストールしたりすれば、下手したら誤作動すら起こしかねず、百害あって一利なしってところでしょう。


 ……とはいえ、小説等のお約束としては、アンドロイド美少女の類いには、最初から『心』が存在していることになっているから、Web上の異世界転生系の各種掲示板のスレとは相反して、ロボットからロボットへの転生も、大いにアリとなってしまうのです!



 特に本作の作者の場合、転生を受けとめる現代日本側の、将棋アプリ擬人化アンドロイド美少女は、そもそも量子コンピュータを頭脳としているので、(これまた何度も述べてきたように)デフォルトで集合的無意識にアクセスすることができて、そこに存在していた異世界の人造人間ホムンクルスの『記憶と知識』を、インストールすることになったという次第なの。



○【ステップ④】(ロボットの類いだけでなく、人間そのものも含めて)そもそも『心』というものは、どうして芽生えるのか?


 ……いや、すごい『大上段』に構えてきたものよね、この作者ったら。


 ──あ、皆さん、けして『電波話』なんかじゃないから、ブラバしないで!


 言わば、以上に述べてきたあれこれの、『まとめ』のようなものだから、気楽にお読みになってくださいな。



 ──つまり、そもそも人間にのみ『心』が芽生えることになったのも、元々『心』を持たないはずのロボット等と同様に、原始の『猿状態』の時代に、何かの切っ掛けによって、集合的無意識とアクセスを果たしたからとも、考えられるわけなのよ。



 何せ集合的無意識には、ありとあらゆる世界のありとあらゆる時代のありとあらゆる存在の、『記憶と知識』が集まっているんだから、人類自身の(すでに『心』を手に入れた)未来の『記憶や知識』や、別の世界の(最初から『心』が存在している)人類の『記憶や知識』等々も、含まれているんだしね。



 ……未来の自分たちの『記憶と知識』によって、猿から人間へと進化したなんて言うと、いかにも『卵が先か鶏が先か』って感じで、なんか『タイムパラドックス系SF』の作品のようにも思えるけど、この考え方って、非常に重要な『真理』だったりするのよ?



 つまり、個人における能力の差って、別に生まれつき(の脳みその容量)の差なんか()()()()、(脳みその容量はみんなほぼ同じようなものだけど)、自ら何かを成し遂げようと努力をし続けて、新たなる有用な知識を得ようとした者だけが、運命の女神(=実はすべての異世界転生を司る『なろうの女神』)様が微笑んで、(エジソン等の言うところの)『天才のみに許された閃き』という名の、集合的無意識とのアクセスを果たして、文字通り現時点においては時代を超越した、『未来や別の世界の記憶や知識』を得ることになっているだけで、そういった人々が天才的な発明を実現したり、日常的に勉強ができて秀才だと呼ばれたりするだけの話なの♡



 実はこれは、皆さんが()()()()()()()()()、『実用的な理論』として、すでに実際に証明されているのよ?



 ──そうなの、『集合無意識=インターネット』と、見なせばいいの!



 インターネットは、まさしく、集合的無意識そのままに、古今東西の『記憶と知識』の集合体とも言えるでしょう?


 しかも、集合的無意識とは違って、誰でもいつでもどこでもアクセスできるしね。


 でも、ただ欲望に駆られるままに、ゲームをしたりエロサイトを閲覧しているだけじゃ、単なる『宝の持ち腐れ』よ。


 それに対して、ちゃんと目的意識を持って、自分がどうしても成し遂げたいことのためにこそ利用すれば、努力次第では誰だって、歴史的発明だろうが、世の中を一変させるような創作物の作成だろうが、けして不可能ではないわ!



 そこには、個人的な能力の差なんて(少なくとも、インターネットが存在していなかった時代よりは)、ほとんど存在したりはせず、要は本人の『やる気』次第なの!




 ──さあ、あなたは、まさに()()()()()()()()()、インターネットを目の前にしながら、いつまでも『与えられる側』にいるつもりなのかしら? それとも一念発起して、『与える側』に回ってみるのもいいんじゃない?

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