え、これ現実?
2話目です。まだ、展開は遅いですが、これから
ゲームの中に入っていきます
別世界?何を言っているんだ?
……そうか、あまりのグラフィックに、そう感じてしまうほどの作りだということか。
期待できそうだ。
「なんと、提供元のギリシア様が開発された装置
箱舟は、ラノベでよく見る仮想世界へと行くことが
できます」
………いや、待って。仮想世界⁉︎それは完全に
感覚を切って意識を向こうにつながるあれか⁉︎
「ソフトもギリシア様から発売されます。
その名もユートピア!」
マジなのか、これは現実か?夢とかではないよな?
「詳しい説明は記者会見で話されるため、報道を待っていてください。ただ、箱舟、ユートピアの発売日は―――今日?明日?の00:00からです‼︎」
……この現実を受け止めきれている人が、はたして何人いるだろうか。この雰囲気は、本気のようだ。
本当に、発売されるのだ。ハナを信じよう
しかしこれ、デスゲームのように、人体実験とか、
実際に異世界へ行ってしまうとか、ラノベ的なことは
大丈夫なのだろうか?安全性が怖い
「そして……なんと私、ハナがこの度、ユートピアの宣伝隊長に任されました!私もユートピアで遊びます!」
………シャアーーーーーー‼︎‼︎絶対買ってやるぜ!
画面越しでない本人に会えるのか⁉︎
「トーク会なども開くので、皆さんよろしければ
来てくださいね!」
絶対行くわ!本人に会えるのか。これは本当に
買うしかない。しかし、値段は気になるところである
「なお、お値段は会見で発表されます。
これは革命です!皆さん、ぜひプレイしてみてください‼︎」
「最後に、コメント蘭にユートピアをプレイしたい
とコメントいただくと、抽選で50名の方に
ユートピアを。10名の方に箱舟を。」
「……そして、1名の方に、私のサイン付き箱舟&
ユートピアをプレゼントします!たくさんの応募、
待ってます!」
サイン付き⁉︎箱舟、ユートピア以上に価値あるわ!
いままで、ハナがサインなんてしたことないんだぞ!
これは応募するしかないだろ!当たれ‼︎‼︎
「では、また今度お会いしましょう!またね〜」
よし、とりあえず応募。そして、会見を配信サイトで
チェックだ。
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