お疲れ様
家に帰った一郎は即座にスマートフォンを取り出し、メールアプリを起動させる。
今回の旅行のメンバーにお疲れ様と挨拶の言葉を今一度メールで送るのだ。
連絡帳に雨流と笹口と羽山しかいないので、あとの藤田と江利川の2人は雨流と笹口にお願いする事にした。
大体の内容はこうだ。
《今回はありがとね。とても楽しかったよ!とりあえず今日はお疲れ様ヽ(・∀・)》
3人に同じ文章を書いて送った。
すると、最初に返信が来たのは意外にも羽山だった。
《いえいえ。こちらこそ楽しい時間をありがとうと言いたいくらいよ(〃ω〃)》
「なんだよこの顔文字。本当に照れてんのか?」
クスクスと笑いながら返信を打つ一郎。
《次は悩みのグループで集まるけど、今回みたいに楽しく話そうな!》
《ええ。君がみんなとどう会話するのかも必見だからね(・Д・)》
「何だよこの顔文字!挑発してんのか!」
《うるさいぞ(*´꒳`*)》
そう羽山と楽しくメールしていると雨流からメールの返信が来た。
《お疲れー( ´ ▽ ` )一郎と色々話せたから、あっという間だった!またみんなで行きたいね(≧∀≦)》
《そうだな!また行こう!》
笹口からも返信が来た。
《おつかれ!楽しかった分、疲労が…。まぁ、今日はまったりと家で過ごすよって事でお昼寝するよ。》
《俺も足がパンパンだわ。おやすみ。》
全員に返信し終わると、一郎はベットに横になり少し眠る事にした。
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一方、一郎からのメールの返信し終わった笹口峻輝はまだ1人悩んでいた。
「とても楽しかったよ…か。一郎…俺はどうすれば良いんだろうな。」
羽山に弱みを握られている今、峻輝はまた弱音を吐いている。
「千花の時みたいに思っている事を素直に言っても羽山さんには通用しなそうだし…。」
「かと言って、開き直って言ったとしても彼女を刺激させて情報を拡散されそうだし…。」
「一郎ならこんな時…どうするのかな…。」
ブツブツ暗い部屋の中呟く彼はとても目が死んでいた。
無理もない。その原因は悩みではなくむしろ…
「それに、あの『君、やっぱり可愛いね』という言葉を言ったの時に感じた怖さ…。羽山さんは一体何者なんだ…。」
悩みはますます深く多くなる一方だ。
すみません!遅くなりました!
これからもよろしくお願いします!




