盛り上がる夏
雨が上がり、虹が出ている中。
一郎と雨流は林を抜け、みんなの所へと戻って来た。
羽山と笹口、江利川に藤田の4人はちょうど食材を焼こうとしていた。
すると、笹口が2人に気づき声を掛ける。
「おーい!2人とも早く来いよ!焼き始めるぞ!」
「はーい!」
ようやく6人揃い、食材を焼いていく。
誰も2人の事は聞かなかったお陰で雰囲気がかなり良い。ようやく盛り上がって来た。
肉と野菜を半分ずつにわけ焼く。
肉は豚肉。牛肉。鶏肉。ソーセージ。タン。ホルモンなどがある。
野菜は玉ねぎ。ナス。ジャガイモ。かぼちゃ。ピーマン。トウモロコシなどなど。
勿論、ジュースもある。
そんな6人はまず、紙コップにジュースを注ぎ、片手にそれを持ち、乾杯をした。
「えー、とりあえず球技大会含め色々お疲れ様でした!カンパーイ!」
『カンパーイ!』
笹口が言うと後の5人が続き、それぞれ互いにコップを当てる。
ゴクゴクと飲むと一斉に食材を金網の上に乗せていく。
中でも肉はすぐに焼けてしまうのでみんなでひっくり返す。
「あ、正志!ほらほらそこ!その肉もう焼けてるよ!」
「ん?…あ!これね!」
「日奈、そこもよ!そこも!」
「え、美希。これまだ焼けてないよ!」
「あははっ!」
「ほら、君も笑ってないでそこ焼けてるわよ。」
いい天気の元で6人はワイワイと楽しみながらバーベキューを楽しんでいた。
一郎はいつの間にか藤田や江利川などと仲良くなっていた。こんな楽しく食事をしたのは久しぶりで嬉しさがこみ上げて来た。
食後は会場の掃除をした。
容器は持参した紙皿や紙コップを使ったので捨てるだけで済んだ。
p.m.15:00
午後からは近くの川で涼む事にした。
女子達は足だけ川につけて自然を楽しむ事にした。男子陣は釣竿を借りて来て釣りをする事にした。
「よしっ!釣るぞ!」
「釣りなんて久しぶりだな〜。」
「俺もだよ。」
男子達は女子達のいる川より少し下流の所で釣りをする事にした。
釣り場に着くと江利川が変な話を持ちかける。
「なぁ、なんの賭けもなしだとつまらんから罰ゲームありにしよーぜ!」
「罰ゲーム?」
「そう!1番釣れなかった奴があの3人の誰かに告るって言う罰ゲームだ。」
そう自信満々に言う彼の提案に面白そうだから乗る一郎。
「いいね!やろうやろう!」
「おい!一郎?……まぁ、いいか。」
「おっ!今回は2人とも乗り気だな!よし、スタート!」
そんな合図で釣竿を振り餌がついた針を川の中に入れる。
1番最初に釣れたのは笹口だった。
釣ったのは鮎だ。
「オッケー!」
続いて釣ったのも笹口だった。
「おっ!また?」
さらに続いて釣ったのも笹口だった。
「ラッキー!」
「ふざけんなよ峻輝!またお前かよ!」
そして終了間際、一郎が釣った。
「おお!きた!」
「ええ!?」
結果、罰ゲームを持ち出した江利川が負けた。
「ふざけんなよおい!」
「自業自得だ。」
「あはははっ!」
釣りをしていたらあっという間に2時間が過ぎていた。釣りを終え、キャンプ場に戻ってくると何やら女子達が施設の人と話し込んでいた。
「そんなっ!じゃあ、私たちどうすれば良いんですか?」
「って言ってもなぁ〜。」
「どうしたんだ?」
そう帰ってきた3人がそう聞くと女子達が説明してくれた。
「寝泊まりするテントの数が無いんだって。」
「えぇ!?」
「まぁ、夏だし。客の人数が予想よりも遥かに多く来たから、手が回らなかったんでしょう。もう遅いし、テントの補給も難しいわね。」
「じゃあ、今日俺らはどう済んだよ。」
そう悩んでいた時だった。
施設の責任者が来たのだった。
「すみません。我々の計算違いでこのような不安をさせてしまって。代わりと言ってはなんですが、近くの旅館の女将さんと仲良くてなんとか2部屋ご用意出来そうなのですがいかがですか?」
「えぇ!?良いんですか!?」
「良いも何も、お客様方々は本施設に事前にご予約してもらい、お金も払って頂いていますのでこの程度当たり前ですよ。」
と、願っても無い提案を頂けた。
そんな優しい施設の責任者に6人は一斉に答えた。
『はい!ありがとうございます!』
「分かりました。なら早速連絡しますね!」
そう言って施設の責任者は施設に戻って行った。他の施設の人がその旅館を案内してくれた。
読んで頂きありがとうございます!
毎週日曜日投稿、気まぐれでその他の曜日に投稿するかもです!
また別で日常系の物語を書いているのでそちらも読んでみてください!
《コメント》
最近、昼にそうめんばかり食べてます!
そうめんは調味を変えるだけで味がとても変わるのでとても美味しいくて自分は好きです!
今週も頑張りましょう!
次回もよろしくお願いします!




