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プロローグ

おんぎゃーおんぎゃー


ガタッ 


「生まれたか、待望の第一子だな」


中肉中背の男が立ち上がる


「まぁまぁ、そうあせんなって・・・な?」


細く鋭い眼をした痩せ型の男が言う


「ふむ・・・まぁ彼が焦れていたのも無理はない。難産だったからな」


鋭く尖った長耳が特徴的な長身の男が静かに言葉をはいた



「しかし、あれだなこれで一安心ってヤツ?ククク」


「お前はまるで盗賊みたいな下衆い笑い方するよな・・・まぁ焦れていたのは確かだが」


「まったくだ・・・少しは品というものを考えてほしいものだ」


そんな会話の中一人の女が小さく狭い一室に入ってきた


「皆様方、元気な男の子がお生まれになりました。ただ・・・少し問題が」


「問題だと?」


「はい・・・お子様の両腕に模様が出ております私では専門外なもので、どのようなものなのかまでは・・・」


「私がみよう・・・これでも長命種なのでな何かわかるやもしれぬ」


長耳の男がゆっくりと立った


「では・・・こちらに」



「ま・・・待て!その場には当然俺も同席するぞ」


「俺は専門外なんでな、こういう時には役立たねぇ・・・結果を待ってるとするぜ」


そう言うと鋭い眼をした男は部屋の隅へ音もなく移動した





「この模様は・・・光と闇の属性印か交わらざる力にこの赤子はたえれるのか・・・」


「だ・・・大丈夫なのか?」


「稀な例だ互いに強い力が持つ者の子に現れる事がある、この印は主人の意思によって変容すると聞くが・・・」


「この子はきっと大丈夫ですよ」


ベッドの上にいる女性が優しい声で囁いた


「奥様・・・いえ、セレナ今は安静にしていて下さい」


さきほどの女性がセレナに話しかける


「そうだぞ安静だ安静!俺の息子だどんな事が起こってもただでは死にゃしねぇよ!」


「何だその根拠のない自信は・・・」


「イゼルの言うとおりですよ、この子はきっとたくましく生きます・・・」


愛しむような目でみていたセレナはそういうと気を失ってしまった


「セレナ!だ・・・大丈夫なのか!?」


「大丈夫ですよ、気を失っただけです。疲れたのでしょう」


「よし・・・この場で私が精霊印を施そうこの印をうければ力がそうそう暴走する事はないだろう」


「精霊印か・・・お前、大丈夫なのか?精霊印をかける者はかなりの負担をしいると聞くぞ」


「問題ない、それにこれは私からの餞別だうけとっておけ」


「餞別だぁ?柄にもない事いうなよな・・・だがお前の気持ちだと思ってうけとってやるよ」


長耳の男が何やら呟くと青緑赤茶の色がまじりあい赤子の腕にすいこまれていく


「エルフェミリア・ルードストーの名において命じるこの者に精霊達の加護を」


最後に白い光を放つと赤子の腕印の上に螺旋状の精霊印がほどこされた


「ふぅ・・・これでしばらくは印をほどこせそうにないな・・・」


「どうせ前みたいに1~2日だろお前の印できないは冗談みたいなもんだしな」


「・・・5年は印できないだろう」


「はぁ!?な・・・お前の性格たまにわからなくなるわ・・・」


「餞別だといっただろう、今後しばらくは会えぬのだ」


「わかっちゃあいるがな・・・」


「わかってねぇなぁ・・・わかってねぇ・・・」


何時頃からいたのか鋭い眼の男が扉の前にたっていた


「イゼルよぉ・・・てめぇはこの俺様達の事をなめくさってやがったのかぁ?


 今生の別れじゃねぇからよぉ、てめぇの気持ちもまぁ1ミリ・・・いや1ミクロンほどはわかるがなぁ


 そんな1ミクロンしかわからない俺様からもお宝を進呈してあげようじゃないか。ククク」


「いやな予感がするんだが・・・」


すると急に低い声にきりかわり平坦な声でこう言い放った


「番の指輪だ、これで俺といつでも連絡がとれるぜ。」


最後におどけたように笑いながら


「神の指輪!神様俺様ギルス様と会話できちゃうなんちゃって~♪」


「てめぇの連絡先なんてもらっても・・・まぁ使いようはあるか・・・」


「おめぇよぉこの指輪の使い道何か勘違いしてね?俺とお前で連絡ラブチュッチュはよぉ・・・ねぇよな?ソイツに持たせな」


「何だ俺の子助けてくれるってのか?お優しいこって」


「そのとおりだ」


一切冗談のない鋭い眼がイゼルを貫いた


数秒の沈黙


「では、私はセレナの体が落ち着くまでここにいるとしましょう」


「メイドで悪魔なお前がいてくれると安心だな」


その女性の肌は薄い紫色で頭の左右に小さな角がはえていた


「黒き霧が世界を覆うまで我らに残された時間は少ない・・・この子の力が必要になる時もあるだろう」


「チッ商売あがったりだぜ、異界の生物に黒き霧による変異暗躍する俺らの身にもなってちょーだいよ」


「あなたは商売あがったりで構わないのでは?全うに生きなさい」


「悪魔だねぇ~性格悪魔だわぁ~」


「こんな話ができるのも明日までか・・・」


そう呟いた緑と青のオッドアイ イゼル・アイマンは自身の短刀で息子の胸に傷をつけた

完全素人作品です

まったく書いた事がないので

ひどく汚いものとなりましたが

今後ともよろしくお願いします

不定期更新です

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