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ソウル  作者: 宮川心
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SET0部隊 顧問 清水恭介3

  SET0部隊 顧問 清水恭介3


「うわっ。私大好きなんですよ、このプリン。ありがとうございます。」


 葛城は嬉しそうに受け取った。SE監視機関内の医療施設に葛城は入院していた。SE監視機関独自の治療機器もあり、多くの医師が活躍している。


「そうか、よかった。疲れた時は甘いものが一番だからな。冷蔵庫に入れとくから、食欲のある時に食べるといい。」


「佐藤教官、頻繁にお見舞いにきてくれたみたいですね。忙しい中、ありがとうございます。個室でこんなにのんびり過ごすなんて、バチが当たりそうで怖いです。」


「バチなんか当たるか。今はしっかり体を休める事が仕事だ。無理して元気な振りして、早期退院しようとするなよ。これは命令だ。」


 はい、と笑いながら葛城は返事をした。良かった、まだ疲れた顔だが、少しずつ回復しているんだな。佐藤は安心すると、病室を出た。さて、後は清水さんの所へ挨拶だ。ある決意を胸に、佐藤は清水会長の下へ向かった。


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