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鏡花水月~星に乗せる恋の歌~  作者: エデンの守護者
第一章 朋也&奏 編
4/5

2話『父という背中』②

俺は、親父の言葉がどうしても頭から離れずにいた。

竹刀を無我夢中で振っても、どうしても、頭が痛くなってくる。

俺の心をむしばむ、咲乃の存在。


「俺は、どうしたらいんだよ。」


「何、泣いてるんだよバカ息子。」


泣いてる?俺が?

目をぬぐうと、確かに水のようなものがあった。


「親父には関係ないだろ。

 …また、俺をけなしにきたのか?」


「ったく、なんで俺みたいなすごい人の息子が

 こんなアホみたいなやつなんだか…」


「あんたがアホだから、俺もアホになったんだよ。」



親父は、ニヤと笑うと俺の横に座ってきた。

そして、遠くを眺めるように話始めた。

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