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#対人依存症。和哉くんは生きづらい!  作者: 佐野和哉


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大人びた子供ほど子供みたいに年を取る

子供にしてはデカい、しっかりしている、物知りだ、よく気が付く…大人が喜びそうな特徴をもってる子供は子供みたいな大人になりがちな気がする。

自分が子供の頃は大きくてお利口さんで、色々なこと調べるのが好きだから物知りになりたかった。けど、大人にそういわれてるのと、同年代の周囲とのギャップがずっとあった。こと力が強くて大柄なうえ、気が短いので怒りを制御できなくて。

ドカーン!と爆発してしまうけど、内心では「ここまでやられたんだ、やり返そう」と思って、自分の意志で意外とキレていた。でも一度やり出すと自分でもブレーキが利かないのは一緒というか、最初の一歩だけ自分で切ってしまう感じだった。


大人みたいに振舞うけど、一方で極端に幼稚だった。

それは今でも変わってなくて、鷹揚に振舞う一方でガキみてえな行動原理しかなかったりする。

ずっと武道や格闘技をやってたから礼儀は教えてもらえたと思う。

で、ずっとそういう人や、常識的な人たちと居た。ハチャメチャだけど波長の合う人も、そうじゃなくても一応は普通にしている人ばかりだった。

それが一昨年に今の会社に入って、いきなり礼儀のなってない奴と二か月ぐらい一緒に仕事するハメになった。もうほんと最初からイヤな奴だった。んで、だんだん我慢ならなくなってきた。あまりにも気に障るんで、何がそんなにイヤなのか考えてみると…つまるところ私や周囲の人間に対して何をするにも「礼節」や「敬意」というものが全く欠如しているとわかった。

ああ、自分の嫌いなタイプは礼儀のなってない奴なんだな、と思う反面、そういう奴を許容できない幼稚さにも気が付いて嫌になった。


礼儀というのは先ず、こちらが礼を見せる。それを相手が受け止めて返す。

お互いに尊重し合うのが礼儀だ。

相手ばかり一方的に頭を下げさせ、人の下げた頭を当然のように思うのは服従とか虐待だ。


そうは言っても、そういう奴を〝そういう奴〟と思ってやり過ごせない自分も幼稚で。

つまるところアイツ(使えないんで数か月でどっか飛ばされた)も私もガキなのだ。

トシ食っただけのガキなんだけど〝どんなガキだったか〟が如実に表れていたと思う。

周囲への感謝や相手への礼儀を覚えず、自分勝手でヘラヘラしている奴と。

自分で勝手に我慢したくせにイザとなると抑えが利かず、それを周囲のせいにする私。

そりゃ上手くいかないよな。今でもアイツは人生最大級に嫌いな奴の箱に入ってるけど、向こうも私のことは嫌いだろう。そうであってくれ。二度と口、ききたくない。


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