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#対人依存症。和哉くんは生きづらい!  作者: 佐野和哉


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昔も別に良くは無かった

伊集院光さんだったかな、確か言ってた。その通りで別に今も昔も〝良い〟と思って過ごしたことなんてなくて。

別に昔もイヤなことあったし、今も大して変わらないだろ。って。


大きな出来事に遭った人たちは別ね。

普通に過ごしてて普通にトシ食って、昔は良かった、と思うのはなんか違う気がして。少なくとも自分は。


だってガキの頃って別にめんどうなこと考えないし、そもそも知らない。それに毎日遊んだり新鮮なことがあったりで、比率として楽しかった部分が大きくなるんだと思う。

でも別に私、ガキの頃から〝楽しい〟がひとつあったら、その何倍にもなって〝痛い〟〝怖い〟が降りかかってきたし…。


なのでこう、なんか、戻りたい時期って、無いなって。

ずっとうっすら死にたいと思っているのが普通で。

死にたいのに生かされ続けている人生の中で、ごくたまに楽しいことがある。

で、それを余裕で帳消しかマイナスにするような出来事ばかりあるし、そんなことばかり考えてる。嫌われたり避けられたりするのが怖いくせに、嫌われたり避けられたりすることばかり予想してる。被害妄想と大差ない。


今も昔もお前こうじゃん、と思い直して、また項垂れる。

どうしてこうなっちゃったんだろうな。

どうしてこう生まれてきちゃったんだろう。

ガタカみたいに生まれる前にアレコレいじくって、整えて生まれてきたかった。

いやダメだ、どうせ生まれた後でボコ殴りに遭って性格も性根も曲がったり凹んだりするんだオレは。


生まれてきたことが間違いで、それもこれもわかって死んだほうが早いのに、緩慢に生きることで何故か死なないで済んでいる。とりあえず今日までは。


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