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白い世  作者: 古井雅
79/80

遺り者

今年もこの詩集ももうすぐ終わります。



燻ぶる感情を選ぶ

不安な感情が現れる

どれかを選べばどれかが現れる

まるで予めセットされたもののよう

常に空ろげに揺れる躰

悩ましい日々の色

すべて融解する日がくる


遠く融けている炎の珠

疑わずにいつまでも見つめていた

解くことのない解釈の海のもとに

流れ着いたのは一つの骨

すっかりと爛れた声帯の襞が蠢くと

存在の拒絶が起きる


注がれる水しぶきが薄霧となり瀰漫した

二律背反的な泡沫の声が残留して

家路のなかで昇華した


まるで意味がわからない

残された文字を辿りながら見つめていた

歪な遺書(てがみ)

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