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白い世  作者: 古井雅
78/80

キャンパスの色彩

豪雪に脱帽。


真っ白なキャンパスの影

音を映し出さない白色の舞台には

とめどない想いのみ綴られる

重なるのは筆先に付着する色彩だけ

投影されないものは存在しないもの


薄明かりを描いたのち

オレンジから変貌する紙状の繊維

落ちてしまった炎の渦は物言いたげ

現れないカーテンに想い募らせた

走る色彩に手を翳せば

芸術的な闇が浮かんだ


もう一つした話

既に完成された絵画が塗りつぶされる

裏に綴られた絵画とは違う光景が浮かぶ

満ち溢れる寂寥が強く強く噎せ返る

また暮れ始めるキャンパスの色彩

延々に繰り返される日没のサイクル


どこまで見ていられるかわからず

私はそっと口を噤んだ

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