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白い世  作者: 古井雅
77/80

真昼の断末魔(こえ)

昼過ぎは頭が最高におかしいです。人がぶっ壊れる時も昼だと思っています。例えば欲しくもないもの買っちゃったり。



部屋の片隅の観葉植物

枯れかけた葉がフローリングに触れる

乱立した建物の隙間を縫って

鳥が心地よさそうに泳いでる


全くもっていつもの日曜日

違いについて言及しない

暮れることのない昼間が続くように

紺碧の薔薇が血液とともに流れ落ちる時間

それとほぼ同時に混じる足音


新緑に微睡む朝

辺りに存在しない枯れ木の断末魔

鏗鏘と鳴り響く生命の声が引きずり込む

夢と現実の境へと

終わりなき一日の始まり


窓の外に見える炎の渦

目に見えるものだけ信じない

そんな考えもいいだろうに

いつまでも屍でいることを望む

自分の吐息が誰かを焼きつくしてしまう

触れるだけでは持たない光


いつの日か壊すことしか頭になかった

君を

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