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白い世  作者: 古井雅
76/80

少なめの星

時々すごく綺麗に星が見える時があります。本当に時々。


曇りなく輝く光のつぶたち

数える気もないのに指をさした


沈黙の輝きを見せた流動光

すべて壊すような輝きが蠢き始める

存在を許さない倫理(かちかん)に抗おうとする

そのたびに僕は星になるように祈った

何も浮かばない黒色の鏡の中をもがくように


誰も蠢きの光を見ようとしない

吹き消せば消えてしまう輝きと同一視

消えてしまった灯火は存在すらない

必死に蠢き続けても地に落ちる火に価値はない


焼きつくす無数の黒炎は昇華を許さない

醜い異形の炎が星々を崩落させていく

誰も 誰も 誰も

落ちる 落ちる 落ちる


焼け爛れた星が降りる

今度こそ焼きつくさんとする光たちが

煌々と自らの醜い表面を晒す

焼きつくされた自尊心(きもち)に光の再臨


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