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白い世  作者: 古井雅
71/80

出発の鞄

眠い時って一番捗る気がします。


忘れられない言葉

忘れてきてしまった言葉

違いはさほどない

痛みは強く残っていく

幸せは薄らいでいく


記憶に残るのは痛みと

ほんのかすかな幸せのみ

悲しい記憶は素敵な装飾

辛い記憶は苦いお薬


常に残る痛みは体に蠢き

おいてきた鞄には幸せだけ

小さな匣に詰め込んだ光景


全部持ってでかけた冬の朝

無人の電車からみる月

物言わない棺桶のなかに放り込む

光る灰が天へと登っていく

すべての記憶をのせて

人から無に帰る僕の旅立ちを

君は見てくれている?


見ていなくても躊躇わない

すべて記憶は僕のそばに

灰となって僕を包んでくれた

最終地点(あなた)

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