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帰結する物語
この前年が明けていたんですがもう年明けそうなんですよね。
来年もきっと趣味で投稿は続けます。
集結した物語たちを空に撒き散らす
始まりへと帰結すれば呼吸できる
誰もまだ知らない物語たちの呼吸音
「さよなら」の物語はそこにない
「また明日」の物語は満たされている
気づかないことが大切
綴られ続ける本のように誰も妨げない
地中に蠢く木々の死体のように
言いたくなる気持ちは沈めていく
私はきっとあなたを知らないまま
続編の物語へと進むでしょう
綴るのはきっと誰でもない他人
うつらうつら変化する気持ちの景色のなか
いつまであなたを知らないでいられる
どこまであなたを知っていられる
私はあなたを知っていいのですか
そう、私は知らない「だれか」に尋ねること。




