表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
白い世  作者: 古井雅
66/80

コイン

ストーリー性シリーズが続くかも……?

何処にでもあるコインを落とした

何処に落としたのかは覚えてない


これだけは覚えている

どこかの水の中に棄てた 自分の意志で

不透明な水に落ちてしまったコインはそのままに

消えてしまった人物を求めて

コインを投げ渡したのだ


けたたましい残響音が鳴る

コインが割れる音も一緒に

静寂の中に風音が混じった

誰も見ていないまま消えた

一瞬の間の出来事


コインは溶けるように沈んだ

いつか割れてしまうコインを

私はいつまで大切にしてきたのでしょうか

誰も咎めることが出来ない過ちだったの?


私から見えるコインは溶けずに残っている

人から見れば完全に溶けているらしい

液体になった鉛は血液とともにめぐり始める

聞こえた賛美歌は既に意味が無い



何処にコインを落としたんだろう

大切にしていたはずのコインが

溶けてしまった

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ