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色彩
某音ゲーにハマる日々。
小さな手のひらが色を連れてる。
この前まではモノクロだった手のひら
やけに鮮やかな色彩を持ってる
なんで色がないの?
問いかけに何も出ない
最初は色がない
いつか彩りがつくのが世界
誰かが望んだ色がつく
時々忘れられない色になる
その色彩はいつまでも自分に残る
誰も見ない色彩が辺りに広がると
失意とともに墜落していく
そしてまた赤黒い彩りが辺りに撒き散る
まるでガラスのような形状
解けてく溶けてく
破損を続ける色彩の連鎖
唐突に襲う眠気と一緒に
連鎖が大きく動く
色彩はまたモノクロに戻る
色の帰結




