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白い世  作者: 古井雅
55/80

雨という漢字って、なんであんなに書きにくいんでしょうね。

開けていく空にふるみぞれ

遠くにあるような気がする

近くにもきっと存在してる


遠くに浮かぶ太陽系(ほし)のような違和感

誰も気にしない違和感

でも誰か気にしてる


解消されない違和感

そこに存在してるのに感じてしまう

誰も言わないなら気がつかない

違和感が招く死にも目を向けない

誰も見ない死もこの世には存在する

雨の中の霙を知らない



窓に張り付くみぞれ

撫ぜるように見てみると水に反射して像を紡ぐ

誰もみないはずの像はどんな気持ちだろう

無碍になるのは忍びない

きっと見る人が見れば綺麗なまぼろし

素敵にみぞれの川にいることを望むなら

人は違和感に目を向ける


水に沈む霙

誰も着目できない霙

見たら誰もいない底の世界

翻る 霙の風


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