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大切なガラクタ
玩具って時折なんであんなにのめり込めるんでしょう。よくわかりません。
人が大切にするものってガラクタばかり
でも大切にする人にとってはクリスタル
キラキラ輝いて自分に寄り添ってくれる水晶
価値の存在しない宝物の定義なんて人それぞれ
一時しか留まらない宝物が人の支え
僕の支は 幻のような筋書き
形にならないガラクタというクリスタルは色々な形
時には体液になって目からあふれる涙になるでしょう。
時には丑の刻に流れ落ちる流星になって無重力の中に漂うでしょう。
時には太陽柱の粒子のように自在に空を泳ぐでしょう。
それでも皆同じガラクタのようなクリスタル
見えないし役にも立たない大切な水晶は
脳梁の中を不気味に犇めき合うことでしょう。
気持ちと交差するニューロンに重ねた想い出は
水晶のようなガラクタ。




