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白い世  作者: 古井雅
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誄の庭

ウォーターガーデンを作るのが夢です(唐突)



その(ばしょ)で 貴方は死にました

いずれ尽れゆくために与えられたモノであるはずなのに 何故こんなに悲しく儚い感覚に陥るのは

僕が弱すぎるからでしょうか それとも貴方という存在がこの世にないからでしょうか。



いつか終わるとしても 真っ赤な体液で染まった庭に人々は生きている

だからこそ嘆き苦しみ こんなに辛いのだ

こんな小さな箱庭でさえも惑わされる人なんて 実に単純なものなのでしょう

惑わされても惑わせても 僕はいつか貴方とともに去り逝くことを待ち続けるでしょう。



その庭には 貴方以外にも様々な残骸が落ちています

そして この庭には僕が殺した残骸が落ちています


ヒトはヒトである以上 残骸を背負って生きていかなければならないのですか。

残骸に押しつぶされる時が 庭から解き放たれるものなのですか。

既にこの世のものではない僕を 残骸は引き上げてくれるのですか。

引き上げてもらえるのならば 僕は貴方の残骸もろとも引き上げます。


だってこことそこは 誄の庭だから。

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