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嘆く剣
なんやかんや言って続くものです。終われる気がします(ヽ´ω`)
小さな鳥籠 その中をひたすら迷い続ける剣
キノコ雲のような断末魔の残る水槽に 嘆く銃撃の痕跡
額縁から見上げる地獄の地 あの日の喧騒はまだそこに
彷徨い続けているのでしょうか
散りゆく者たちは いつも歯車
延々と続く耿耿とした光の道 それはきっと終わりなき道
独立した歯車は なんで迷子みたいに見えるのだろう
まるで体液で染まったかのような夕暮れに いつもと違った心境
沾うことのない飢餓に 背を向ける起動音
巡ることのない血 空気を取り込もない肺
思考ことのない心 嘆くことのない口
歩むことのない手 踏み込むことのない脚
今宵の悼みは 果て無きひかり




