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液体
夜空見上げれば 水たまりのような星々
自らが大きくなったような錯覚と一緒に訪れる
妙な心地よさに 愛しさ
蒔かれた水飛沫をかき集めて 混ざる心模様
その水へと飛び込むことができるなら そっと泡沫に混じることも出来たのに
いつまでもまとわりつく感情がやけに鬱陶しい 罧にいるような感覚といつまでも一緒
僕は不安定な水場にしか留まることが出来ず、貴方は留まることを知らずに過ぎ去る
その曖昧な泡沫は、いつになれば液体で満たされるのでしょうか
今も、昔も、そしてこの先も、その部分が満たされることはありません。




