表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
白い世  作者: 古井雅
15/80

水鏡

寒いからやる気が無くなるのか。いやお風呂にだけは欠かさず入っているのが少しだけ滑稽に感じてしまう毎日です。一徹しても上手く眠れなくて悲しい(´・ω・`)


温いバスタブに混ざった濁り 手にとって浮かべてみる

人間の残骸と思って 手のひらでそれを握りつぶしてみる

特に嘆きすらないミズカガミに 自分の顔をうつしてから

それを思いっきり叩く 手のひらが少し痛いけどそれに安心してたり


今生きてる袂にある死体の山 これを体現(みる)たびに死にたくなるのは何故

死体が自らの躰を形成していることに気がついたからなのかな

それとも 死体が自らのの躰を形成していることを強く悼むからなのかな

どちらにしても死にたくなるっていう感覚が 大問題


擦りむけた傷跡の痂皮(あしあと)を そっと剥がして楽しむ

痛みっていう痛みはないけど じんわりする痒みとかある

ぶっ叩いたミズカガミに揺れ動く表面 それを物語るような赤色

その赤い手のひらが 嬉しくなる


残虐な僕を許してくれるヒト それがこの子

何も話すことなく黙している きっとこれから先も君は黙ってる

滴り落ちるような水音に耳を傾けてみて 少しだけ儚い気持ちとか抱いてる

僕もこれから先ずっと 君を好きで居ると思うから

委ねてもいいでしょうか? 貴方のその風音で


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ