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ハムスター

作者: 歌川 詩季

 これ、使ったことないです。

 ベルトコンベアをからまわりさせるように

 動く床を逆走する


 外を走るにも

 トラックを周回じゃあ退屈だし

 街を走るなら景色を楽しめはするうえに

 起伏や 直線 曲がり角が

 アクセントをくわえてくれることだろうけど

 天候やひとの目を気にかけるのもめんどうだ


 だったら お気に入りの音楽や海外ドラマをかけながら

 室内にこもったまま走る

 インドアランナーも悪くない


 好きなときに好きなだけ走ればいいし

 好きなタイミングで切り上げられるのは

 じぶんを追い込まなきゃなときにはかえって

 甘えをゆるしてしまうデメリットに

 なりかねないものの


 ジムでもあるまいし

 マシーンを2台ならべておける

 スペースなんてのはないから

 だれかとならんで走ることはできないにしろ

 ぼくはというと じつは

 けっして孤独なランナーでもなかったりする


 部屋のすみに置かれたケージには

 ちいさな相棒が

 備えつけのころがらない車輪を

 からまわりさせるように走って

 こんなぼくに

 つきあってくれることがあるからだ


 まぁ あいつの気が向けばね


 だから ときどき 走り終わったあと

 ぼくもあいつにつきあって

 いっしょにヒマワリの種を(かじ)ることもある


 まぁ ぼくの気が向けばね

 実際のコースインプットすれば、起伏や曲がりを再現してくれるマシーンもつくれるんでしょうね。

 めっちゃ高価そう!

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