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応援歌

作者: 寶田光

貴方には愛される価値がある。

誰が認めなくても、私が貴方を愛してる。

だからどうか、生きる事を諦めないで。


これは彼女からの応援歌。


辛いだけだと嘆くときも、忘れないでいて。

それでも、生きる事は素晴らしいと。

命の輝き、歩き続ける強さ、前を見据える瞳の、その鋭さと美しさを。

努力は必ず報われる。

貴方の意志の剣は、あらゆる障害を切り拓く。

貴方の前に敵は無く、貴方の後に悔いは無い。

終わらない旅を続ける貴方を、私はいつでも待っているから。


月の女神、いつか私を終わらせる者。


私には、いつでも会える。

けれど、貴方の今は今しかない。

今を生きる貴方を私が愛する。

生きる事は殺す事だと、もう誰も殺したくはないのだと。

涙を流す、貴方だからこそ愛おしい。

全てを殺せる貴方なのに、貴方は誰よりも誰かを生かす。

この世の始まり、原初の人よ、この私がいる限り・・・


「アダム、アンタの幸せは私が守る!」

「・・・カッコいいなぁ、リリス・・・」


大変な事になった。これは本当にとんでもない試練だ。

そう思って、生まれたばかりの赤子は泣くのだとかなんとか。

しかし、私の妻は、生まれた時から笑っていた。

生まれて良かったと、この私と会えて幸せだと、最高の笑顔だった。

だから、自然と私も、笑えるようになったのだ。

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