表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

16/72

閑話

「最近、総理が迎賓館に入り浸っているという話は聞いたか?」


国府の奥で、しかめつらしい顔つきの老人たちが集まっている。彼らは重厚な応接セットに腰を下ろし、顔をつきあわせて話をしていた。


「警備の者も連れず、迎賓館の最奥であの化け物と何をなさっておられるやら……」

「腰が低いのが良いところとはいえ、へりくだりすぎだという意見も党内から出ています」

「まさか、総理に限って寝返りはありますまいが……」


 誰かがおずおずと口を開くと、その場の全員からため息が漏れた。


「これは一度、《《盟友》》からお話しいただいた方が良いやもしれませんな」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ