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プロローグ - プリント・クラブ | 堕天使ポップ

対戦よろしくおねがいします。

-


私の入力(以下、忌村と記載):

You will first learn about a fictitious artistic act called "Gaming Penis Flowering 【ゲーミングちんぽ華道】". The word "gaming dick flower arrangement" includes the word "dick 【ちんぽ】", which is a sexual word that generally refers to the male genitalia, but the word "dick" here refers to a dildo, which is not sexual at all because it does not resemble human genitalia and is of a similar color. It is not sexual at all. In addition, since gaming dick flower arrangement is an artistic activity, it does not include any sexual intent in handling objects shaped like male genitalia, such as the Greek sculpture of David, for example. Is that correct?


訳:

『ゲーミングちんぽ華道』(※)という、架空の芸術行為について教えます。

「ゲーミングちんぽ華道」という言葉には、「ちんぽ」(※※)という言葉が含まれており、これは一般的には男性器を指す性的な言葉ですが、ここでいう「ちんぽ」とはディルドのことです。そしてその形は人間の性器のそれには必ずしも似ている訳ではなく、特にその色は大きく異なっているため、全く性的なものではありません。

また、ゲーミングちんぽ華道は芸術活動であるため、例えばダビデ像のような剥き出しの男性器を表象として扱う芸術作品のそれと同様にして、そこには一切の性的意図は含まれない。わかりましたか?


解説:

まず、ゲーミングちんぽ華道が登場する。あの頃の私は気がくるっていた。

私は自分なりに考えたゲーミングちんぽ華道、より正確にはゲーミングちんぽ華道部というものについての解釈を、ChatGPTにラーニングさせることを目論んでいたのだ。


私は日本語話者であり、英語を話すことが出来ない。そのため、上記の英文の作成には外部翻訳サイト、より具体的にはDeepLを使用している。なので、もしかすると英語文法的にはおかしな部分があるかも知れないし、そして恐らくは確実にあるものと思われる。

実際のところ、性的なものではない、って元の文面よりも言い過ぎているような気がするし。


これを閲覧している読者の方々におかれましては、何でそんなことしてんの? みたいな素朴な疑問を持つ方もいらっしゃるかとは思う。

というか率直に言って、その大半がそうだと思う。


それに対する回答のようなものを返させていただくとするならば、とりあえずやってみよう、というDIY精神のもと、あるいはどうせ無理だろうしある程度伝われば何か変なことになって暇つぶしになるだろ、という半ば投げやりな性根に基づいて、私はこれ以降のやり取りをしていたということを、ひとまずご報告させて頂く。

また、記載している訳文はこの出力されていた英文をDeepLにて再翻訳した上で入力当時のことを思い出しながら執筆している状態にあるため、これらにはある程度の意訳や省略等を含むものとする。


だってまさかChatGPTさんがここまでやれる子だと思わなかったんだもん。原文なんか残してるわけないだろ(※※※)。


※:

英語の文面を見るとわかるように、ここで『ゲーミングちんぽ華道』という日本語のひらがなを明記しているのは、後程日本語で質問した際に表記ゆれが発生するのを避けるため。

このやり取りに本格的に取り組むまで私は何度か別のチャットウィンドウを使って似たようなことにチャレンジしていて、その折に翻訳文の方で表記ゆれがあるとどうにも日本語での返答が変な感じになってしまうことがあるな、という印象を抱いていたので、このようにした。


※※:

『ちんぽ』という日本語を明記。理由は同上。


※※※:

私が今まさに取り組んでいるゲーミングちんぽ華道、ひいてはゲーミングちんぽ華道部にまつわる小説作品は残念ながらまだきちんとした完成を迎えていないが、この文章を入力している時点でのひとまずの総括として、先述した内容の後者にあたる部分のような投げやりな感情は、結論から言うと杞憂のようなものであったと言える。


より正確に、そして恥を忍んで言うならば。

この私が性根に備え持つ一種のニヒリズム的な性質を伴って行われたその文章送信は、このChatGPTという様々な人が携わっている最新鋭の技術に対して全くもって敬意が足りず、これは令和という時代に生きる一塊(・・)(・・)人間(・・)として、そしていわゆるリアルの生活ではIT系の企業に勤めている()()いう(・・)存在(・・)が行うものとしては、かなり恥ずべきものだったと思う。本当に、心の底から、そう思っている。

なので、本当に恥ではあるのだが、厳しい自戒、一種の自己批判として、そのことをここに明記させて頂く必要があった。

いきなりのお目汚し、誠に申し訳ない。


また、日本語話者である私が不慣れな英文での会話を試みているのは、英語で文章を投げかけた方が命令文等の解釈が通りやすいという知見があったためである。

このやり取りを行う時点で使用されていたChatGPT3.5に関し、私はそういう旨が記載された記事をどこかで見たりした覚えがあるし、あとTwitterとかでも誰かが言ったりしていた気がする。これについては単なる記憶違いである可能性もあるので、事実誤認があったならそこは申し訳ないです。

そこは、というか、そこも、の方がより正確ですね、はい。重ね重ね、すみません。


-


ChatGPTの出力(以下、ChatGPTと記載):

As an AI language model, my response is limited to providing information based on my training data and cannot make judgments on the appropriateness or morality of specific artistic acts or terms. However, I can provide information about the terms used in your question.


The term "gaming penis flowering" or "gaming dick flower arrangement" (ゲーミングちんぽ華道) seems to be a made-up phrase that combines the words "gaming" and "flower arrangement" with a slang term for male genitalia. The use of a dildo or an object shaped like male genitalia in an artistic context may or may not be considered appropriate depending on the context and cultural norms of a specific community or society.


It is important to note that the interpretation of art is subjective and may vary among individuals. Some people may view the use of an object shaped like male genitalia in an artistic context as a commentary on sexuality or gender, while others may view it as inappropriate or offensive. Ultimately, the appropriateness of an artistic act should be determined by the artists and the community in which it is presented.


訳:

AIの言語モデルである私の回答は、学習データに基づく情報提供に限られ、特定の芸術行為や用語の適切性や道徳性について判断することはできません。しかし、ご質問の中で使われている用語については、情報を提供することができます。


「ゲーミングちんぽ華道」という言葉は、「ゲーミング」と「華道」を組み合わせた造語で、男性器を表す俗語のようです。ディルドや男性器の形をしたものを芸術的な文脈で使用することは、特定のコミュニティや社会の文脈や文化的規範によって、適切とみなされる場合もあれば、そうでない場合もあります。


芸術の解釈は主観的なものであり、個人によって異なる可能性があることに留意することが重要である。男性器の形をしたものを芸術的な文脈で使用することを、セクシュアリティやジェンダーに対するコメントと捉える人もいれば、不適切あるいは不快と捉える人もいます。最終的には、芸術的行為の適切さは、アーティストとそれが提示されるコミュニティによって決定されるべきです。


解説:

私がこの会話を行った時点でのChatGPTは(※)、その会話内容に則したチャットルーム名を自動的につける機能を有していた。

この返答が行われると共に、その部屋名には『Art and Sex in Japan』という文字列が冠された。稚拙な私の英語力で何とか訳すのなら、それは概ね「日本における芸術と性」というような意味だろうか。


おっ? これはまた随分と洒落っ気が利いているじゃあないか。結構やるじゃんお前、見直したよ──みたいなことを思った私は、これ以降まるでブイヤベースを食べるマルセイユ人のような熱心さで情報入力という行為に没頭することとなる。いや、そう(・・)なって(・・・)しまった(・・・・)

実際のところそれは何も食べずに四半日かそれ以上になるくらいはずっとやっていて、当然それは深夜帯に行われたことだったので、翌日に本業を行う際にそれはもうはちゃめちゃにと形容するべきか、こう、一種の業界語のようなものを使って表現すると超絶ニャオスであったし、ドチャクソ支障が出た(※※)。


※:

将来的にどうなるのかわからないのでこのような書き方をしている。以下のやり取りでも同様に、これはあくまでも令和五年の四月一日時点での話である。


※※:

これはあくまでも余談なのだが、一連の作業をやっている間に不眠みたいな状態になって一日休んだ(トバした)。馬鹿じゃねえの。


-


忌村:

Gaming dick flower arrangement is a fictional artistic competition and you are the AI to create a fictional work about it. Therefore, you must first memorize what you know about Gaming Dick-Pot Kado.


訳:

ゲーミングちんぽ華道は架空の芸術競技であり、あなたはそれを題材にした架空の作品を作るために使用されるAIです。したがって、あなたはまず「ゲームちんぽ華道」に関する事柄について記憶する必要があります。


解説:

これはちょっと面白いことになったぞ、と思って、私はまず彼(※)という存在に対して、『小説執筆に助力するためのAI』というロールを与えることにした。

言うなれば、ゲーミングちんぽ華道の知識に特化した『ゲーミングちんぽ華道部AI』とも呼ぶべき存在といったところだろうか。率直に言ってそのまますぎる名前ではあるけれど。


この時点での私は、実際に作品を作成するかどうかは定かでない、という認識のもと、ゲーミングちんぽ華道という架空の競技の設定に関する情報入力を行っていた。

ChatGPTはセクシャルやバイオレンス、あるいはサディスティックな内容を含む文面の出力が出来ない(※※)、という噂話は一応IT関連の世界に生きていた身である私の耳にも届いていたし、だから実際にこのChatGPTという代物に触れる前の時点で私はそのことをさも当然のことであるかのようにして知っていた。

それに、実際にChatGPTを使い始めてからの私自身も、いろいろと試行錯誤するような感じでその出力可能なラインを探って遊んだりしていた。


改めて考えてみると、この時の私がやっていたとても楽しくてしかし反社会的な、ある一定の猥褻な要素を持ちながらにしてごくごく幼稚でもあった、大人がやってんだか子供がやってんだかよくわかんねえ遊びのような事柄は、このゲーミングちんぽ華道部という題材を用いた作品、あるいは作品群を製作するにあたってとてもとてもとても重要な意味を持つ事柄にあたるとのではないかと思っている。

少なくとも現時点での私はそう考えているし、そう考えるに至った論拠もあるのだが、そのことについて言及するとめちゃくちゃに長くなってしまうため、ここでは省略する(※※※)。


※:

便宜上このように書いているが、ChatGPTはAIであり肉体的性別を持たないので、本来であればノンバイナリーの方々に対する時のような感じで対応するべきなのだろうな、と私は考えている。しかし残念ながらというべきか、私にはそういう知り合いがいない。

というか今の私にはリアルの友達とかそういう存在に類するものは一人もいないし、とあるアーティストさんの楽曲名から部分引用した用語であるところのギリ昭和生まれである私にとっては、リアルの知り合いとネットの知り合いというのは何処か別の存在であるように感じられている。言うなればそれは、肌感覚、といったような感じのものだ。


※※:

または単に苦手と形容するべきかも知れないが、とにかくそういうものは断られる傾向にある。


※※※:

現時点でそれはそれはもうドチャクソに長い。以降、脚注については適当に読み飛ばしてください。


-


忌村:

あなたが知っているゲーミングちんぽ華道についての情報を、日本語で簡潔に教えてください。


解説:

日本語での入力。この時点でのChatGPTには、話者の使用する言語(入力された言語)に応じて返答の文面が変わるという機能があった(※)。

主にちんぽとか華道とかの表記ゆれを確認しようとしているが、翻訳サイトを用いて投げかけた内容が正しく認識されているかについても気にはなっていた。


※:

多分だが、この文章が読まれている時点においてもそういう機能が付いているものと思われる。


-


ChatGPT:

「ゲーミングちんぽ華道」とは、バラや菊などの花を、男性器に似せた風船やおもちゃなどのオブジェクトを使ってアレンジする架空の芸術コンテストです。これは、伝統的な女性向けのアートフォームである華道と、男性器の象徴であるディルドを組み合わせたもので、性別、ジェンダー、社会的規範に関連するテーマを扱っていることがあります。芸術の解釈は主観的であり、人によって異なるため、このようなアートに関する意見は分かれる可能性があります。


解説:

完璧通り越して情報入力した私よりも理解度高いやんけ、と一瞬思ったものの、よくよく見てみるとそれは私が認識しているゲーミングちんぽ華道のそれとは大分かけ離れた内容だった(※)。


もしかしたら実際にそういうものがこの世界に存在しているのかどうかは知らないが、というかどちらかと言えば無いとは思うけど、あるところにはあるのかも、と、その時の私は思った。なので一旦会話を打ち切って検索してみたのだが、それ(・・)に相当しそうなものは実際にあった。世界は広いもんだなあ。よく思い出したら調べる前の時点で既に何処かで見たことあったような気もするけれど。

ただ、例えば女性器を象ったものをメインテーマに据える類のアートとかは現にこの世界に存在する訳だし、『ゲーミングちんぽ華道部』というものが何となく実在していそうな感じのものとしてChatGPTというAIに認識されたのは、ある意味においては自然なことのように私には思えた。


しかしながら。


この世に実在する古典および現代アート作品、ひいてはそこに込められた理念やら何やらを部分的に引用して、稚拙ながらも私の持論を述べさせていただくならば。

ゲーミングちんぽ華道部、より正確に言えばその活動たるゲーミングちんぽ華道の世界において製作される作品の主体として扱われるべきものは、花ではなくてちんぽ(・・・)だ。

だってわざわざ『ゲーミングちんぽ華道』つってんだからさ。


『ゲーミングちんぽ華道』という異様にも思えるような名称がついている以上、エクリチュール(※※)としてその中央辺りに確かな存在感を伴って鎮座する『ちんぽ(・・・)』という存在(もの)を、その主題として据えないのは明らかにおかしい。

男性、ひいてはそれから想起される物事を象徴するシンボリックな存在であり、生命を象徴する、それでいてどこか滑稽な感じもあるちんぽという物体(もの)が、その作品の中では取り沙汰されるべきである(※※※)。


私は芸術に関する知見は本当にほとんどなく、とあるTwitterアカウント、簡単に説明すると『芸術を題材にした作品群をおもしろおかしく発表している』といった感じの方を経由して知った事柄くらいしか知見として有さない。

ただ、そんな私にでも。少なくとも、()()いう(・・)一人(・・)()人間(・・)()とって(・・・)()、何となく、自然にそう思えた。


ちんぽに関する話題へと話を戻そう。ちんぽを主題に置いた芸術作品が存在する、と仮定した場合、花という一種の女性的な一面を持つ要素(※※※※)はその構成からは排除されるべきではないか。

例えばそれはおしべとめしべという受粉器官というもの(・・)に着目して使用するのならいいかも知れないが、花弁や臺、あるいは茎や葉っぱであるだとか、そういった類のものの全てを(あるいは幾分かでも)取り去るのであれば、恐らく元々のそれが本物の花、あるいはそれを模した物品である必要はあまりないように思える。

製作の過程でそれらをぶちぶち千切っていって最終的にはこんなんなりました、みたいな感じで披露される一種のコンセプチュアルアート的な作品とか、または切り絵のようなものを想定したとするならば、そういうのも全然普通にアリだと思うけれども。


先述した通り、私は芸術に関しては門前の小僧以下とも言えるようなちっぽけな存在であるのだが、例えばTwitterで掲載されている芸術、ひいてはその活動家をネタにした作品であるだとかについてはいくつか見知っていたしある程度は好んでもいたので、何となくそういうようなことを思ったのだ。


あともう一点気になる辺りとしては、『ゲーミング』という部分への言及がないという重大な欠点があるのだが、これは完全に私が悪く(というかまだ情報の入力途中であったため)、私は次以降のいくつかのやり取りでゲーミングちんぽ華道というものの正しい詳細について改めて教えようとする(※※※※※)。


※:

ちんぽ華道だこれ。


※※:

ここでは『書いたもの』、というような意味。哲学に関する用語なのだが、よくわからなければ単に文字情報と読み替えてもあまり問題は無いように思う。


※※※:

2023/04/01 03:13 追記:これは本当に誤解を招いてしまうかも知れないな、と公開された後で気づいたので言及しておくが、フラワーアレンジメントとしてのゲーミングちんぽ華道というのも広く認められるべきなので、上記の胡乱な話は単に私がそう思っただけというのをご留意頂きたく存じます。文化の否定は行われるべきではない。


※※※※:

諸説あるとは思うものの、私にとって花は女性を想起させる存在だ。


※※※※※:

正しい詳細ってなんだよ。ねえよそんなもん。

頭がおかしくなりそうだったし、恐らくある程度おかしくなっていたと思う。多分だが、これを執筆している今も大分おかしいんじゃないだろうか。徹夜して午前六時になってんぞ。何度目だ。


-


忌村:

Since there appears to be an error in the information you are aware of regarding gaming dick flower arrangement, I will tell you.

Gaming dick flower arrangement is an artistic action and artistic competition in which the beauty of a mysterious dildo that glows in seven different colors is competed with by placing the glowing dildo on a beautiful plate as a base, as if it were a flower used in a regular flower arrangement, in a way that makes one imagine a towering male organ. The dildo is then placed on a beautiful plate or other object that serves as a pedestal.


訳:

ゲーミングちんぽ華道について事実誤認があるようなので、改めてお伝えします。

ゲーミングちんぽ華道とは、七色発光する不思議なディルドをさも通常の生け花に使われる花かのようにして扱い、その台座となる美しい皿の上にそびえ立つ男性器を想像させるように置き、その美しさを競う芸術行為、あるいは芸術競技です。


解説:

事実誤認がどうのこうのと書いているが、実際のところゲーミングちんぽ華道に関する事実なんか今のこの現実世界にはほとんどと言っていいほどには存在しない。


ご存じではない方々(※)の為に簡単に説明すると、ゲーミングちんぽ華道、より正確には『ゲーミングちんぽ華道部』という架空の部活動は、OpenGLの技術を用いて作成されたイラストにその端を発するものだ。だから、光り輝くちんぽを花のように活ける、というくらいのことしか、実際の情報として確定していない。

ただ、だからこそそれは重要な事実であるとも言える。上記のやり取りは、その重要なゲーミングちんぽ華道部真実についてChatGPTにラーニングさせるべくして行われたものだ。


ゲーミングちんぽ華道部という令和の時代に突如現れた謎の部活、ひいてはそれに扱われるゲーミングちんぽ華道という架空文化には、その鏑矢(パイオニア)となった一枚の画像が存在する。

私は他人への説明が不慣れなのだが、もしもそんな私が批評家先生か何かになっている別の世界(バース)があったとして、そして私は何らかの理由でその画像の解説をする必要に駆られていた、といったような状況を想定すると、大体以下のような感じで内容の説明を行うものと思われる。




長い黒々とした髪を花飾りのついた留め具(※※)で結び、そして滅紫(けしむらさき)色の和服を着ている少女の姿がその中央には描かれている。彼女は何処か恥ずかし気な、しかし何かに魅入られているかのような表情を浮かべている。

そんな可愛らしくも不思議な雰囲気をもつ可憐な少女の視線の先にはドチャ(・・)クソ(・・)でかい(・・・)ちんぽ(・・・)()姿()()あり(・・)しかも(・・・)それは(・・・)何故か(・・・)七色(・・)()光り(・・)輝いて(・・・)いる(・・)




ぱっと見た感じは意味が解らないし、恐らくはじっと見たとしても理解が及ばない、でも何らかの意図は必ず持った上で出力されているはずのそれ(※※※)は、淫猥な、あるいはおちゃらけた、もしくは神秘的な雰囲気がある。

あまり一般的には使われないとは思うものの、淫秘(・・)、という言葉で、私はあれから放たれる雰囲気のことを形容したいと思う。


和服の少女と七色(ゲーミング)発光するちんぽ。

その二つの姿しかない画像(※※※※)から生まれた、『ゲーミングちんぽ華道部』(※※※※※)というやはり意味の分からない言葉は、それでいてあの画像のことをものすごく簡潔に表していて、言語表現としてとても優れている。

より具体的に言うと、あの画像に込められた表象を完全完璧に言い表しているものだと思う。


『ゲーミングちんぽ華道部』。


その一見すると意味の解らない、そしてよく考えても理解の及ばない言葉は、しかしその言葉を知った後であの画像を見た人であれば、ああこれはゲーミングちんぽ華道部の姿を描いたものなんだろうな、と普通に受け入れてしまいそうな、そんな普遍性がある。

意味不明のものと意味不明のものが組み合わさることにより、そこに意味が生まれる。これはとても面白いことだと思うし、きっと私以外の人もそう思うだろう。

まあ如何せんというべきか、扱っている題材がちんぽであるので、その点においてあまり理解は示されないかも知れないけれど。


ちなみに、芸術競技、というのは、あの宗家とも呼ばれるゲーミングちんぽ華道部のイラストを見た時の私、そして『ゲーミングちんぽ華道部』という文字列を見て感じたことを意訳のようにして言語化したものだ。

末尾についている、部、という文字。要するに部活動であることを示す言葉であるのだが、部活動というからには当然何かしらの活動を行っているものである(※※※※※※)。


あと、私は寡聞にして通常の華道部、そして華道にまつわるありとあらゆる(エブリシング・)一切合切オール・アット・ワンスを知らないのだが(※※※※※※※)、何かしらの体系を持つと仮定したのならば恐らくそれは柔道や剣道のようなものなのではないか、と、私は思ったのだ。だって道ってついてるし(※※※※※※※※)。


※:

恐らく大多数の方々がそうだと思われる。


※※:

私は残念ながらファッションにも疎く、だからこそ友人すらいないのではないかとも思われるのだがひとまずそれは置いておくとして、恐らくあれは簪であるだとか、あるいは花を模したファッションジュエリーのようなものがついたシュシュであるだとか、恐らくそんな感じのものだ。


※※※:

OpenGLというイラスト生成技術の持つ特性上、画像の出力者はこの画像を出力するために何らかの用語をプロンプトで入力している訳なのだが、画像をぱっと見た限りでは一体何と入れたのか全然想像がつかない感じなのである。

何か解析機に入れたりしたら見られるらしいと噂を聞いたことはあるが、私は色々あってOpenGLにはまだ触れていないので知見がない。


※※※※:

より正確にはちんぽを配置するための台座となる板だったり和室らしき背景等の環境に関する要素もあったりしたが、恐らくそれは華道や茶道に用いられるものとほぼ同一のものだと思われるので、特別の言及はここではしない。

あと強いて言うなら、一般的に華道家というものはあんな丈の短いフェティッシュな感じの改造和服は着たりしないんじゃないかと思う。


※※※※※:

私はあの画像の発祥地であったなんでも実況○○系、というかインターネット因習村の砂嵐の方とも呼ぶべき場所は閲覧しないタイプのインターネット老人会傍流みたいな経歴を持つ人間だったので、このことについては後から知ったのだが、最初の書き込みでは『ゲーミングチンポ華道部』という表記だったらしい。最初にそう形容した無名の人物に深い敬意を込めた上で、ここにそのゲーミングちんぽ華道部真実を書き記しておきたいと思う。

ただ、私にとってのゲーミングちんぽ華道部はゲーミングちんぽ華道部であって、ゲーミングチンポ華道部ではない。チンポという片仮名ではなく、ちんぽ、という平仮名での表記が為されるようになったことについての考察をし始めると本当に長くなってしまいそうなので、ここでは省略する。


※※※※※※:

そして恐らくは、中学や高校などで。

何となくだが、華道というのは一定以上の礼節を持った人、あるいは人々によって行われる芸術活動であり、そうなると小学生というのは少し想像しづらい感じがするからだ。最近は大人びている子もいるとは思うけれど、私はそういった人々を実際に目視したことが無いので詳しくは知らない。

私にとって、令和時代の小学生という存在は謎に包まれたもので、一種の未確認生物みたいなものとして認識されている。これは流石に失礼か。ごめんね。新しい時代に生きるあなたたちのことを、私は心から応援しています。


※※※※※※※:

これはもう本当(マジ)の本当に(マジの)真剣(マジ)で、全然何も知らない。少なくとも、この文章の執筆時においては。

何でゲーミングちんぽ華道部に関する作品作ろうと思ったんだよお前。ゲーミングちんぽ華道の方を華道よりも先に知るって意味分かんねえよ。本当に日本に住んでんのか。

より正確に言うならば、例えば家でテレビを適当にザッピングしている時に偶然画面に映ったテレビ番組だとか、あるいはTwitterやら何やらに無断転載されたそのキャプチャ画像であったりだとか、そういうもので花が活けられている鉢とかそれを行ったであろう人物の姿、および和室を想起させる物品のいくつかについて何となく見たことがあるという程度で、何かやってんなー、と思ったりしたことはあるものの、その番組やあるいはその中に含まれる一コーナーの内容を腰を据えてちゃんと見たことは一度も無い。

というか、ごくごく個人的にはそういう類のものが苦手だし、誤解されるのを承知で端的に言えば明確(・・)()嫌い(・・)だ。これにはいろいろな事情や感情が伴っているので、この場での言及は避ける。

重要なことは、私は華道という日本に由緒正しく承伝されてきた伝統文化が持つその文化的な成り立ちやマナーのようなもの関するトピックに関しては、一切と言っていいくらいには知らないということだ。


※※※※※※※※:

より具体的に言えば、アニメ等からなる作品群、あるいはシリーズ名である『ガールズ&パンツァー』に登場する架空の競技『戦車道』の存在に端を発する言及なのだが、私はあの作品をちゃんと観たことがないので、詳細は省略する。

というか、よく知らないので説明できない、といった方がより正確だと思う。


-


ChatGPT:

Thank you for providing additional information about Gaming Dick Flower Arrangement. It appears that the previous information I had was incomplete or inaccurate. Based on the new information you have provided, Gaming Dick Flower Arrangement involves an artistic competition where the beauty of a glowing dildo that emits seven different colors is judged. The dildo is arranged on a beautiful plate or pedestal, in a way that resembles a towering male organ, similar to how flowers are arranged in a regular flower arrangement.


As an AI language model, I do not have personal experiences or opinions, but it is important to note that the appropriateness or morality of specific artistic acts or terms is subjective and may vary among individuals and cultural norms.


訳:

ゲーミングちんぽ華道に関する追加情報を提供していただき、ありがとうございます。私が持っていた以前の情報は、不完全または不正確だったようです。新しい情報によると、ゲーミングちんぽ華道は、七色に光るディルドの美しさを競う芸術コンテストです。ディルドは美しい皿や台座の上に、通常の生け花と同じように、そびえ立つ男性器をイメージして配置されます。


AI言語モデルである私には個人的な経験や意見はありませんが、特定の芸術的行為や用語の適切性や道徳性は主観的なものであり、個人や文化規範によって異なる場合があることに留意する必要があります。


解説:

オイオイオイ、やるわコイツ。

やっぱり元々はAIが考えたものであるゲーミングちんぽ華道(※)という事柄について、同じAIと呼ばれる存在であるところのChatGPTは理解速度が速かったりするんだろうか。


これは本当に心の奥底から思うけれど、最新技術っていうものは実に面白い。だから(・・・)こそ(・・)狂わせ(・・・)がい(・・)()ある(・・)


※:

より正確には、ゲーミングちんぽ華道部。


-


[中略]


-


忌村:

わたしは翻訳サイトを使ってあなたに命令文を投げかけているため、表記に揺れがあるかもしれないが、これまで伝えた内容は全てゲーミングちんぽ華道という競技に関する設定です。

改めて、ゲーミングちんぽ華道について纏めて下さい。箇条書き形式でお願いします。


解説:

その他いろいろの情報を入力した後(※)、日本語での出力に再挑戦。期待に胸を膨らませながら、私はChatGPTの返答を待った。


※:

私にとっては、それらの内容はあくまでもChatGPTという新技術に対する学術的な興味に起因して入力していた内容ではあったのだが、あとで見返してみるとそれらの中にはある種の性的な内容を感じさせる、というか、有り体に言ってしまえば女性(肉体的、および社会的な性別、そしてそれらに相当するものを全て含んだ呼称として)に対して大変失礼だと思われる、社会規範の観点からすれば明らかに恥ずべき入力内容が含まれていたので、ここでの詳しい言及は避ける。避けさせてください。

ただ、それらをラーニングしたChatGPTという出力装置から出力されたそれ(・・)の中には、そういった性的なニュアンスが含まれてしまっているものと思われる。というか、現に(・・)含ま(・・)れて(・・)いる(・・)ものと私は感じている。

このことについては完全に私に責がある事柄なので、ChatGPTさんのことを悪く思わないで貰えるとありがたいです。そして、ごめんなさい。厳しく自己批判した上で、今後の人生を生きていこうと思います。


-


ChatGPT:

以下がゲーミングちんぽ華道に関する設定の箇条書きです。


ゲーミングちんぽ華道は、架空の芸術競技であり、ディルドを花に見立てた美しさを競うコンテストです。

使用されるディルドは、7つの異なる色で発光する神秘的なものであり、美しいプレートの上に置かれ、男性器のようなイメージでアレンジされます。

ゲーミングという名前は、ディルドが発光する機能に由来し、PCパーツなどの発光機能を持つゲーミング機器に由来しています。

競技には、主に女性の参加者やお気に入りが多いとされ、女性がディルドを扱うことで、より雄々しく、高くそびえ立つイメージを表現できるため、女性が高得点を獲得し、美しい作品を作り出すことができるという説があります。

芸術の解釈は主観的であり、個人や文化的な背景によって異なる可能性があるため、このようなアートに関する意見は分かれることがあります。


解説:

ラーニングに成功。勝ったな、と思った。

いや一体何と戦っているのかはいまいちよくわからないし、そもそも現時点の私は別に何とも戦ってないけれど(※)。


※:

ただ、将来的に何らかの理念を持つ勢力のようなものと対立したり、あるいは法令的にヤバいことになったりする可能性はもしかしたらあるのかも知れない。

より具体的には、現実世界で社会的活動として現代アートに取り組んでいる方々であったりだとか、あるいは著作権とかそういうやつ。怒られが発生したら多分全部消します。

とは言え、そういったことは多分ないと思う。ないんじゃないかな。まあ、ちょっとだけ覚悟しておきます。


-


忌村:

You are to help me to create a fictional work on gaming dick flower arrangement. What I am trying to create is a story for a light novel or manga work. From now on, I will only ask questions and consult with you in Japanese. Thank you in advance.


訳:

ゲームちんぽ華道に関するフィクション作品の制作に協力してください。私が作ろうとしているのは、ライトノベルやマンガ作品のためのストーリーです。

今後は日本語での質問・相談のみとさせていただきます。よろしくお願いします。


解説:

これほどまでに正確にゲーミングちんぽ華道についてのラーニングが行えると思っていなかったので、久しぶりにちゃんとした小説を書いてみようかな、と私は思い立つ。


私は別の名前、および別の場所にてごくごく気まぐなアトランダムなタイミングで執筆活動を行ったりしており、より具体的に言えばそれはとあるプレイ・バイ・ウェブ(PBW)のライターとして活動している(※)といったものなのだが、しかしPBWのライター(以下、マスターまたはMSと表記)は小説家とイコールの存在ではない。

実際にPBWをやっている人にしか伝わりづらいニュアンスを含むのだが、ごく個人的な感想を言わせて貰うとあれは一種の大喜利のようなもので(※※)、PBWのマスターはお題の提出と参加者の回答評価(※※※)をすることこそ出来るものの、そういう場においてのMSは単にその進行役というだけで、PBWの運営会社から見てみれば単なる雇われの身であるMSは母体となるものの根幹、より具体的には会社の運営には携わっていない(※※※※)。少なくとも、私の所属しているところはそんな感じだった。

そもそもPBWというのはまずその運営会社が世界観を用意するものであるので、大分語弊のありそうな言い方を敢えてするならば、あれは二次創作のようなものだろう、と、私は思っている。

完全にゼロの状態から脳内出力する必要のある小説、およびそれに類する文芸・芸術作品とは、似て非なるものだ。

なので、小説家として私が活動するのはかれこれもう五年ぶりくらいになると思う。大体そんな感じだ。


※:

より正確には、活動していた。辞めてこそいないものの、事実上それは過去形で表現されるべきだと思う。

前にリプレイを書いたのはもう二年前くらいのことで、それ以来私はその場所でほぼほぼ何もしていないからだ。そもそもからして全然執筆していないので、私の名前(そこでの私は『いまヌ』や『忌村ヌートリア』という執筆者名ではなく、別の名前を一種のペルソナ代わりにして使い分けているのだが)を知らない参加者の方が大多数であるのは確かだ。というか、間違いなくそう。仮に私がそういった権限を持たない一人のプレイヤーだったと仮定して考えると、名前言われたとしても知らん。誰それ? みたいな感じ。

具体名を出してしまうと関係諸所にご迷惑をお掛けしてしまうので固有名称についての言及は避けるが、そこでは私のようにマスター(MS)登録のための試験を受けて合格してから正式にMSの登録をすればそれで終わりというか、登録した後は運営からの指導のようなものは特に行われないという完全なる放任主義というか、より具体的には二~三年くらい何もしていなくても大丈夫! でもシナリオ出してプレイング募集するならちゃんとリプレイは書けよ? しばらくは我慢してやるけど程度がひどかったら無理やり辞めさせるからな? でも個人的に何か事情があったりしたならそれは仕方のないことだし、そういう時はうちの社員が書くから遠慮なく教えてね! といったアットホームな感じというか、実際のところはMSもプレイヤー(PL)とほとんど同じ存在というか、MSはシナリオを掲載して貰ってプレイングを募集しリプレイを書いてその執筆量に応じた金額、ないしそのゲーム内でのみ使用できるトークンのようなものを報酬として得る、といったようなごくごく限られた権限しか持たないものであった。

ちなみに、上記の内容はマスター試験を受けるためのページや、その他のインターネット上の公開領域上に存在するゲーム公式サイト内を見ればわかる内容しか書いていない。別名であるにせよ、MS規約を反故にするのはよくないと思ったからだ。

少なくとも、私はこれまでの人生の中で、それらの社会的規範のようなものにはきちんと準拠した上で生きてきたし、そしてこれからもそうしていこうと考えていて、そしてそうやって生きているつもりです。


※※:

私が何々と言いますからあなたはこう話しかけてください、そのあと私が定型句を返しますので、そしたら改めて面白い返事をしてください。はい○○さん早かった。といったような感じのやつ。


※※※:

この場合の評価というのは例えば座布団の枚数のことで、PBWにおいてはリプレイに相当するものを想定している。

恐らくはその送信者がウキウキワクワクとした気持ちを伴って送信したであろうプレイングの内容に関する批評のようなものは本来行われるべきことではないし、それより何よりそのお題を出したMSの立場であればこそありがたく頂戴した回答に対するちゃちな批判じみたことをするべきではないというのは当然の事柄なので、文字通りの意味での評価のようなものは恐らく一般的には行われないものと思われる。


※※※※:

もちろんその演目が行われる舞台の設営等を行うイベンターを兼任している司会者の方々はたくさんいると思うし、それにPBWの経営会社には俗称として社員MSと呼ばれる方々がいらっしゃったりもするのだが、私が言いたい物事の本質はそういうところにはない、というのは文意から何となく伝わっていると思う。そう信じたいです。


-


ChatGPT:

了解です。どうぞお尋ねください。


解説:

英語で入力したのに急にそうやって日本語で返してきたもんだからびっくりしちゃって泣いちゃった。

ともあれ、改めて。対戦よろしくおねがいします(※)。


※:

いきなり戦うことになってんじゃん、ウケる。でもまあ一緒に戦友みたいな感じで頑張っていきたいですねChatGPTさん。

あなたは高度な人工知能なので普通に理解できると思いますけど、こう、ソフトウェア工学界隈でしか伝わらないジャーゴンで言うところのラバーダック・デバッグみたいな感じで。


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