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プロローグ
見上げると青い空があった。
だが、いつもの空ではない。
二つの太陽が俺を見下ろし、夢じゃないぞ言いたげに、見たこともない羽の生えた蛇が空を飛ぶ。
草原だったところは黒く焦げ、焼けた肉の匂いが立ち込める。
焼け野原には紅い双眼の黒髪の青年と蒼い双眼の銀白の毛並みの九つの尾をもった少女が立つ。
「いやちょっと待てよ。ここどこ?」
「こっちが聞きたいですよ。」
黒き鬼神と白き獣姫
その名がとどろくのはちょっと後のお話。
見上げると青い空があった。
だが、いつもの空ではない。
二つの太陽が俺を見下ろし、夢じゃないぞ言いたげに、見たこともない羽の生えた蛇が空を飛ぶ。
草原だったところは黒く焦げ、焼けた肉の匂いが立ち込める。
焼け野原には紅い双眼の黒髪の青年と蒼い双眼の銀白の毛並みの九つの尾をもった少女が立つ。
「いやちょっと待てよ。ここどこ?」
「こっちが聞きたいですよ。」
黒き鬼神と白き獣姫
その名がとどろくのはちょっと後のお話。
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