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書類

よろしくお願いします

「きつい......」


アーニャさん代官になってもらった次の日

俺は今屋敷の自室で書類の山と戦っている


なんでそうなったとか言うと



「アーニャさん、俺も領主として何かしたいんだけど、俺に出来ることない?」


と聞いたところ

この書類の山に目を通してくれと言われた


アーニャさん、なかなかいい笑顔で結構えげつないことをしてきた

あと人絶対Sだよね


ちなみにダレル公爵たちは昨日のうちに帰っていった

ヘンリエッタ夫人が「ここに残るわ」と言って一悶着あったが、今度公爵領に行きますと約束をして納得してもらった


あれは近いうちにいかないと絶対やばいパターンだよ


(アレウスさん...そろそろ休憩にしませんか?)


「俺も休憩したいけど、これ結構大事な書類っぽいからしっかり目は通しておきたいんだよ」


俺は再び書類に目を通す


アーニャさんに渡された書類にはこの街の財政や租税の割合、人口割合や職種割合など

領地の運営に重要なことが多くか書かれていた


「そろそろ来るかな...」


そして俺は少し前に人を呼んでいた


コンコンッ


「アレウス、カトレアよ。入っていいかしら?」


「あぁいいぞ、入ってくれ」


俺はカトレアにある依頼をするために工房にこもっていたカトレアを呼んでいた


カトレアが部屋に入ってきて、ソファに座る


「それで私に作って欲しいものがあるんでしょ?」


「あぁカトレアには「タイムカード」を作って欲しいんだ」


そう、俺が作って欲しいのは「タイムカード」だ、少し前時代のものかもしれないが、この世界じゃ最先端だろう


俺はとりあえず、役所の雇用環境を変えたいと思っている


これからはボーナス制度や週休1日制度とかの導入を考えている、そのような環境を作るために俺は「タイムカード」を利用することを考えた


「「タイムカード」か...そうね...ギルトカードを応用すればすぐ作れそうね」


「本当か?」


さすがはカトレアだ、俺もギルドカードを利用することは考えていたがすぐに作れると言うとは思ってなかった


「それで何枚作ればいいかしら?」


「そうだな、200枚くらい頼めるか?」


役所の職員は100名だから、それくらいで今はいいだろう


「そうね...それなら一ヶ月くらいで終わりそうね」


カトレアは顎に手を当てて答える


それよりも一ヶ月でできるのか、最低でも2.3ヶ月くらいかかると思っていた



「一ヶ月で作れるのか?」


「えぇ、最初の1枚さえできればあとは鋳造で作れるから、一ヶ月あれば200枚作れそうよ」


「わかった、頼んだよ」


「えぇ任せときなさい!」


そういってカトレアは豊かな胸を張って俺にそう答えて部屋を出ていく


「さて、「タイムカード」はこれでいいとして......」


俺は再び書類に目を通し、書類の読み進めていると


バタバタバタバタッ......バンッ!!


カトレアが去って少し立つとドアが再び勢いよく開く


「お兄ちゃん!」

「お兄ちゃんです!」


「アンとレアか勉強は終わったのか?」


「終わったよ!」

「だから遊ぼうです!」


アンとレアはまだ6歳なので、午前中はカグヤに勉強を教えてもらうことを義務づけている

気づいたら時刻は昼になっていた


「はぁ...はぁ...すいません、アレウス様。お仕事の邪魔してしまって...」


アンとレアの後を走って追ってきたのか、カグヤが息を切らして部屋にやってくる


「いや、そんなことはない。それより3人とも昼ごはんは食べたのか?」


「いえ、私たちもまだですよ。ミラさんがそろそろできると言ってました」


「そうか、なら一緒に食べるか」



そうして俺たちはダイニングへと向かい昼飯を食べた


その後少しアンとレアと遊び、再び自室に戻って書類を読み進める


そしてすべて読み終えると気づいたら夜中を回っていた


(アレウスさん、私もう疲れましたよ...)


「あぁすまんな、とりあえず今日中には終わらせたかったんだよ」


(終わったんですから、早くお風呂行きましょうよ!)


「わかった、わかった」


俺はエリーナに適当に答える


エリーナ自分が入るわけでもないのに風呂好きって結構おかしいよね


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「ご主人様、失礼します」


そして俺が風呂から上がり部屋で寛いでいるとミラが部屋にやってきた


「紅茶をお持ちしました」


「あぁありがとう、しかし疲れたな」


俺は机の上に積まれている書類の山を見て、しみじみと呟く


「まさか、ご主人様が自分からやり出すとは思ってませんでしたよ」


「まぁ、なんていうかそういう気分になったんだよ」


「ふふふ、気分ですか」


「そうだな、それより1人でこの屋敷の管理って大変じゃないのか?」


「いえ、今はアンとレア、それにカグヤにも手伝ってもらってますからそこまで忙しくないですよ?」


アンとレアは教育の一環としてミラのお手伝いをさせているけど、カグヤまで手伝ってくれてたのか


「そうか、ならいいんだよ」


「ふふふ、アンとレアが自分のメイド服を欲しがってましたよ?」


「本当か?それなら近いうちにグランたちのところに顔を出そうかな、俺やカグヤのも作ってもらいたいし」


「そうですね、ついでに孤児院の方にも顔を出したらどうですか?」


「そうだったな、孤児院の資金とかも俺の管理になるから。一応相談とかしておきたいな」


「そうですね、それでは私はこれで」


「あぁおやすみ」


そういってミラが部屋を出ていく


一緒に寝てもよかったんだけどなぁ...

全く期待してなかったとは言えない


(アレウスさんも男の子ですよね)


「悪かったな、まだ18なんだ、仕方ないだろ」


俺はエリーナにそう答えて、ベッドに横になる


「アピエダには近いうちに行きたいな」


俺は静かにそう呟く


でも、行く前に色々とこっちの問題を片付けないといけない

書類を読んでて色んなことがわかったんだけど、解決しなきゃいけことが結構あったんだ



「さて、明日からまた少し忙しくなるかな」


俺はそう言って瞳を閉じた

お読みいただきありがとうございます


すいません、これから更新ペースが遅れるかもしれません、よろしくお願いします

ご意見、ご感想があったらどんどん言ってください!

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