遊郭自慢の遊女
気づいたら十万PV超えてました!ありがとうございます
よろしくお願いします
俺は王都の街を歩き遊郭を目指した
「それにしてもなんでわざわざ招待状なんて送ってきたんだ?」
俺は送られてきた招待状をひらひらさせながら、そんなことを考えていた
そしてしばらくすると遊郭につく
「「「「「「いらっしゃませ」」」」」」
「おぉう!?」
なんと俺が遊郭につくと全員で迎えに来た
なんだ?今日はそういう日なのだろうか?
そしてレイラが前に出てくる
「いらっしゃいませ、アレウス様」
「レイラか、招待状をもらったからな、何の招待なんだ?」
「街を救ってくれた英雄に対する少しばかりの感謝の気持ちでございます。今日は心ゆくまで楽しんでいってください」
なんとそういうことだったのか、そんなことをわざわざしなくてもよかったのに
「そういうことか、それなら今日はお世話になろう。」
「ふふふ、それは良かったです。それではこちらへどうぞ」
断るのも無粋ってものだろう、今日のところはお世話になろう。
俺はレイラ連れられいつもの席に着く
今日はほかの客は誰もいない
「貸切とは悪いな、そこまでしてくれなくても良かったのに」
「いえ、これは私たちが決めたことですから。まもなく料理のほうが来ますので、こちらのお酒をご堪能ください」
レイラはそういってグラスに酒を注ぐ
そして、しばらくたち料理の方が運ばれてくる
「お兄ちゃ...うぅん!アレウス様お料理の方をお持ちしました」
「しましたです」
そこには頑張って料理を運んでくるアンとレアだった
「アン、レアありがとう」
俺はテーブルに料理を置いた2人の頭をなでる
「えへへ〜」「えへへです」
2人は気持ちよさそうに顔をほころばせる
「アン、レアお客様に甘えすぎるのはよくありませんよ?」
レイラがそう言うと2人はたちまち真面目な顔になる
「し、失礼します!」「失礼しますです!」
2人はとてとてと行ってしまう
なんだか悪いことをしてしまったかもしれない
「改めまして、アレウス様、この街をそして私たちの家族カグヤを助けてくれて誠にありがとうございます」
レイラが丁寧にお辞儀をする
そういえばカグヤの姿を見ないな、どこにいるんだろうか
「いや、街を救ったのは行きがかり上の話だ。そこにカグヤがいただけだ」
「いえ、アレウス様はカグヤを本当の意味で救ってくれました。彼女を見えない檻の中ならカグヤを救い出してくれました」
そういってレイラは顔を伏せる
「顔を上げてくれレイラ」
俺はレイラの肩をとり、顔をあげさせる
「アレウス様...」
そういってレイラは俺の手に自分の手を重ねる
「レイラ...」
俺は真面目な顔をしていう
「......レイラ、セクハラをするならやめろ」
ほんと雰囲気ぶち壊しだろ、レイラの野郎俺の手に手を重ねてきたと思ったら、ものすごい勢いでなぞってきやがった...
こいつこんなに綺麗なのにオカマなんだよな...
「あら、ふふふ、いつもの癖ですいませんね」
そういってレイラは笑って手をどける
「まったくそういうのは本当にやめてくれ」
「ふふふ、善処します」
善処しますね......これ絶対直さないやつだよね?そうだよね?
その後はレイラやアン、レアにお酒をついでもらったりしながら食事をとった
しかしカグヤの姿は一度も見なかった
「ふぅ...かなり食べたな、楽しませてもらったよ」
俺は水を飲んで一息つく
「それは良かったです、しけしまだこれで終わりではありませんよ?」
「何だって?」
まだなにかあるのか?食事も酒もひとしきり楽しんだが
「アレウス様?ここは遊郭ですよ?食事やお酒を楽しむだけのところではありません」
そういってレイラが立ち上がる
どういうことなんだ?
「お兄ちゃん、これをつけて」
「つけてです」
そういってアンとレアが俺にアイマスクを渡す
俺は2人に言われるがままアイマスクをつける
「レッツゴー!」
「レッツゴーです!」
俺は2人に腕を引かれる
こいつら俺に何も言わずに階段登らせてきたよ...
「とっていいよ!」
「とってです!」
俺がアイマスクをとると、この部屋は...?
「ふふふ、アレウス様、この部屋には我が遊郭自慢の遊女が控えております」
ん?遊女?まさか俺がその遊女とどうぞ楽しんでくださいってことですか?
「それでは私たちはいきますので」
そういってレイラはアンとレアを連れて言ってしまう
「どうしたものか...」
部屋の前でひとり残された俺、これはもう入るしかないのか
「まぁ必ずしもするってわけじゃないんだ、少しお話するだけでもいいだろう」
俺がそう言って扉を開くと
「アレウス様、ようこそいらっしゃいました」
「...!?なんで...?」
「今夜はアレウス様のお相手させていただきます、カグヤでございます」
その部屋の中には俺がよく知る狐の女の子がいた
お読みいただきありがとうございますら
プライベートが少し忙しくなっているので更新頻度が少し落ちます、申し訳ありません
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同時連載「擬人化ハーレム〜「かわいいは正義」なんだ〜」も良かったら読んでください!
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