天使か悪魔か
よろしくお願いします
ドドドドドドドド!!
俺、ミラ、カトレアのそれぞれの攻撃が大量のモンスターに襲いかかる
「さて、これで8割くらいは倒したんじゃないか?」
「そうね!雑魚な奴らはあらかた終わっちゃったわね」
「残るは強力なモンスターですね」
俺たちは俺たちの攻撃を受けてもまだ残っているモンスターたちを見る、残りは2割か......それでもまだ2000体ぐらい残ってんだよな
「カトレア、カトレアはここで俺たちが討ち漏らしたモンスターを倒してくれ」
「わかったわ、余裕があったらこっちからも撃ってくわ」
カトレアがうなずく
「じゃあミラ、俺とミラはそのままあいつらを潰しに行くぞ」
「わかりました」
俺はミラとともにモンスターの群れに突っ込んでいく
「ミラ、右を頼んだぞ」
「わかりました」
俺はミラと2手にわかれてモンスターを片付けていく
「月光!」
俺は今回の戦いであまり使えてなかった月光を取り出す
「さて、やってくぞ!」
俺はモンスターの群れに突っ込んでいく、すれ違いざまにモンスターを切っていく
「おいおい、こんなものか!」
ドドドドドドッ!!!
俺は片手間にガトリングレールガンも放つ
弾丸に直撃したモンスターは着弾の衝撃とともに弾け飛ぶ、弾丸がわりの鉱物は直線上に並ぶモンスターを全ての撃ち抜いていく
「ははは!たのしくなってきたなぁ!」
ガガガガガガ!!
ガトリングの勢いは止まらない
「ちょっとアレウス!私にも残してよ!」
通信機からカトレアの声が聞こえる
「すまん、すまん。ミラの方はどうなんだ?」
「その質問はミラを見れば答える必要は無いわよ...」
カトレアの声のトーンが下がる
ミラになんかあったのか?
「.........まじですか......」
俺の視界にはミラがいた
しかし俺の頭は上を向いていた
(ミラさん、空飛んでますね...)
「やっぱり見間違いじゃないのか」
ミラは空を飛んでいた、しかし空飛ぶくらいなら俺もできるから俺だって驚かない
俺が驚いたところはミラに「翼」が生えていた
(ミラさんは天使にでもなったのでしょうか?)
いや、エリーナよ。あれは天使じゃない、悪魔......
これ以上はまずいだろうな
「あれは...イージスを羽にしてるみたいだな」
ミラは無数の小盾を繋ぎ合わせて翼を形成していた
いや、もう空いた口が塞がらないとはこのことだ
「カトレア、すまない。俺が悪かった」
「アレウスも見てくれたようね...ミラ張り切り過ぎてて話しかけるのが怖いわ」
まぁなんか鬼気迫る様子だしな、触らぬ神に祟なしだ
「すまない、カトレアもう自由にしていいよ」
ミラが張り切りすぎてめぼしい敵は倒しちゃったしな
「ありがとう!じゃあ早速...!」
バシュウ!!
俺のすぐ隣を閃光が過ぎてゆき、モンスターに突き刺さる
お見事だな、俺も負けてられない
カトレアの参戦により俺らの攻撃の勢いがさらに増していき、1時間くらいたっただろうか気づいたら草原には俺たち3人、地面には魔物の死体の山、それと後ろに控えている兵士達だけだった
「ふぅ、ミラとカトレアお疲れ様」
「お疲れ様です」
「お疲れ!思ったより早く終わったわね」
「あぁそうだな」
俺たちは再び兵士達の陣取っているところに戻り、ドルグ将軍の元へ行く
「ドルグ将軍、終わりました」
「ま、まさか...ほんとにすべて倒してしまったのか」
「えぇ、任せてくださいと言ったでしょう?」
ドルグ将軍は驚いているのかアワアワしている
おじさんのアワアワとか誰得なんだよ
「アレウス」
そして俺の名前が呼ばれる
「陛下!?なぜこのような所に?」
そこにはカイゼルの姿があった
「いやの、お前達の戦いぶりを見てての。どう見てもここまで来ても安全だと思えての」
「そうですか...」
いや、この人絶対俺たちの戦いを近くで見たかっただけでしょ
後ろでクイッケンが苦笑いしてるもん
「カイゼル様、悪いのですがほかの兵士達に終わったことを伝えてもらいたいのですが」
「おぉ、そうだったな!ドルグ頼んだぞ」
「わ、わかりました!」
ドルグが拡声器のような道具を取り出した
「お前達!!モンスターたちは撃退された!!王都は守られたぞ!!!」
ドルグがでかい声を上げる
「ほ、ほんとに終わったのか...」
「あれは夢じゃなかったのか...」
「し、死ななくて済んだのか」
「天使様が...天使様が...!!」
ところどころで安堵した声があがる
それと遠くから見るとミラは天使に見えるのか...まぁ夢を見れるだけ幸せだろう
そしてしばらく小さなざわつきが所々で起こり
ワァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!
勝どきをあげる兵士達、中には涙を流している者達もいる
そりゃあ死ぬこと前提で戦場に送り出されたんだ、涙を流すのも当然だろう
「アレウスよ、本当に助かったぞ」
「いえ、当然のことをしたまでですよ」
「いや、お主には何か勲章を...」
うーん、これは断っておくべきかな...
妥協点は...
「いえ、私にはSランクへの昇格だけで十分ですよ」
「おおそうじゃったな、就任式のときについでにパレードでも開こうぞ」
あれあれ〜?なんか余計大事になっちゃったな
「では、陛下すいませんが」
「おぉ、この先の面倒なことはすべてわしらで済ませよう。後日遣いを送る、それまでゆっくり休んでくれてかまわんぞ」
「ありがとうございます」
はぁ...やっと解放されたよ...
まぁ色々めんどくさいことも増えた気がする、とりあえず問題は解決できたんだ、それだけで十分だよ
「さぁ帰ろうか」
「そうですね」
「私もクタクタよ、早くぐっすり眠りたいわ」
「そうだな」
俺たちは三人笑顔を合わせて、「ワープ」で宿に戻った
そして俺は宿についてすぐに眠りに落ちた
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