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ミラ無双、再び

ミラさんまたしても無双です


修正報告です

王都動乱が始まったのは夜であるということを話に織り込みました

ーミラ視点ー


「えぇ無理はしないでね」


カトレアが私にはそう言ってきたので私はそれに頷いて答え


モンスターたちのところへ突っ込んでいく



「グモッ!グモモッ!!」


ゾンビのような気味の悪いモンスターたちが不快な鳴き声をあげ、私の方へ突っ込んでくる



「はぁぁぁぁぁ!」


ズパァ!!!


私は先頭で突っ込んできた猪のようなモンスターをすれ違いざまに両断する


「カトレアなら大丈夫かもしれませんが、こんなところで時間を使ってわけにいかないんです。すぐに倒してあげますよ」



私はモンスターたちの中心に突っ込んでいき、近くにいるもの達からどんどん倒していく



そしてすべてを切り倒し終わると



ぬちゃっ...ぬちゃ...ぬちゃぬちゃ...


「っ!?」


既にHPはゼロとなっていたモンスターの肉片たちが動き出し、どんどんくっつき元の形に戻っていく


「これは...!」


どうやらただのモンスターではないみたいです


「グモモ、グモォ」


元の形まで戻ったモンスターは再び気持ちの悪い鳴き声を上げて動き出す



「どうしましょうかね...」


同じ倒し方をしても意味がないでしょう、ここはひとまず...


私は窓の方向へ走っていき

パリンッ!



私は建物に被害が及ばないように王城の庭へと飛び出る



「グモモモォォォ!」


モンスターたちも私の後を追って庭へと出てくる



「グモォォォ!!」


そしてそのまま私の方へと突っ込んでくる


「はぁぁぁぁぁ!!」


ザュシュッ!! グチャ...!


肉をすりつぶしたような気持ち悪い音が鳴り

再びモンスターは肉塊とかす


「とりあえず、このまま...!」



ザシュッ! ズパァッ! グシャッ!



私はどんどんモンスターを肉塊へと変えていく


「よし、これですべてですね」


すべてのモンスターを切り倒し、時間を作る


ディアボロに魔力を高めていく

ここにいる精霊は風の精霊、私は風の精霊の力を借りて魔法を作り上げていく



ぬちゃ...ぬちゃぬちゃ......グチュ...ベチョ...



ひき肉のようになったモンスターの塊が動き始め今度は一まとまりになっていく



すべての肉塊は人にまとまり大きな山を作り上げ、だんだんと形になっていく

そして、すべての肉塊が集まり巨大な泥状の巨大なオークのようなモンスターが生まれる



「グルモォォォォォォォォ!!」


巨大なモンスターの叫び声が王都の街に響く




「...これは余計な混乱を招いてしまうかもしれませんね、すぐに終わらせましょう」



私は魔力を高めるのを続けながら、ディアボロの先にモンスターへと向ける


「的を大きくしてくれたのは助かりました、これで終わりです」


私は最後にもう1度魔力を高め魔法を放つ


死の暴風(デスディザスター)!」



そう言い放つと巨大な竜巻が起こり、巨大なモンスターを飲み込む



竜巻の中では無数のカマイタチが発生すし、モンスターを微塵切りにしていく


「塵も残さないほどに切り刻まれなさい」


私がそういったように竜巻はとどまることはなく、モンスターを元に戻れないほどに

砂粒より小さく切り刻んでいく



そして竜巻の内部には物体はすべて粒子にかえっていた

すべてを粒子に変えた竜巻は徐々に勢いが衰え、消える


もうそこには何も残ってはいない

残るのは静寂のみ


「終わりました」


私は一息をつき、カトレアの加勢に戻ろうとすると


ピシャーーーーーン!!


空からとてつもない雷鳴が轟く


「ご主人様...」


あれは間違いなくご主人様の魔法です

ご主人様のことが気になりますが今はカトレアの加勢に行かなくては


私は再びパーティーホールへと戻る




お読み頂きありがとうございます

度々視点が変わってきますがよろしくお願いします

ご意見、ご感想があったらどんどん言ってください!

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