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性格は治らない

よろしくお願いします

「さぁさぁアレウス選手こちらへ、それでは早速優勝インタビューをしたいと思います」


俺はステージに立たされ司会のエヴァ(←さっき初めて知った)からインタビューを受ける


「まず、優勝おめでとうございます。何か一言ありませんか」

「ありがとうございます。そうですね、今は優勝出来て良かったの一言に尽きます」


俺は早口に答える


(あれ?あれあれ?もしかして緊張してるんですか?まっさか〜そんなことありませんよね?あれあれ?でも確かアレウスって人見知りでしたっけ〜??)


くそ、この女神。わかってて言ってやがるな

何も言い返せないのが悔しい


(最近はそういうことがなかったのでもう治ったも思ったんですが、全く治ってないんですね)


当たり前だ、ここ最近は周りが勝手に決めたことに流されているから、緊張もクソもなかったんだよ

それに戦闘中はあまり周りのことが気にならないんだ


「それにしてもアレウス選手の魔法はすごかったですね。アレウス選手は弱冠18歳にしてどうやってその強さを手に入れたのですか?」


まだエヴァの質問は続く


「それは修行あるのみですよ」


俺はどうにかにっこり笑って答える


「やはりそこは秘密なんですね!いやぁ、それにしても私も言葉を失ってしまいました。それではインタビューもこれくらいにして、これからカイゼル国王陛下からの表彰があります!」


エヴァがそう言うとカイゼルが金のトロフィーを持って俺のところへ来る


「それではカイゼル様よろしくお願いします」

「うむ、それではアレウスよ。こちらへ来い」


俺はカイゼルに従いカイゼルの前に立つ

やはり公の場ではとても王様だ


「実に素晴らしい戦いであったぞ。アレウス、お前の栄誉をたたえて優勝者の証としてこのトロフィーをお前に授ける」

「はっ!ありがたく頂戴させたいただきます」


俺はカイゼルからトロフィーを受け取る


「うむ、そして皆のものに伝える!アレウスは此度の優勝により、Sランク冒険者になることが決まった。その就任式は祭りの最終日に行う予定だ、皆のものよ。アレウスを祝福してやってくれ!」


カイゼルがそう言うと会場から拍手が起きる


「ふむ、皆のものも納得のようじゃな。それではアレウスよ、明日の晩餐会楽しみにしてるぞ」


...晩餐会?一体何のことだ?

俺が考えていると


「それではアレウスよ、これからも鍛錬に励むが良い」


そう言ってカイゼルは行ってしまう


「それでは皆さん!最後にアレウス選手、そして出場者全員に惜しみない拍手を!」


そしてまた再び拍手が起こる


「それではこれで今年の闘技大会を終了します。みんな!来年もまた来てね!」


エヴァがそう告げて闘技大会は終了を告げた


俺はミラたちと合流した


「ご主人様、今日この後はどうされますか?」

「んー、そうだな。とりあえず俺は宿でゆっくりしたいかな」


とりあえず今日はほんとにゆっくりしたいんだ


「ねーねー、今日は来てくれないの?」

「来てくれないのです?」


アンとレアが俺をゆすって聞いてくる


「そうだな、カトレアはカグヤと会いたいんだよな?」

「ええ、会って話してみたいわ」

「そうか、じゃあ今日の夜遊郭に行くよ」


俺が2人にそう告げると


「やったー!」

「やったーです!」


2人は俺の腕を持ってぶんぶん振り回して喜ぶ

俺は正直それに耐え切る気力もなかったのでされるがままに揺らされる


「じゃあお兄ちゃん、私たちは帰るね!」

「バイバイです!」


そう言って2人は言ってしまった


「まったく、送ってやろうと思ったのに」

「ふふ、あの2人は元気ですね」

「私もあんな妹が欲しかったわ!」


俺たちはそんなことを話しながら宿に帰った



そして俺たちが宿でくつろいでいると


コンコンッ、ドアをノックする音がする


「私が出てきます」


そう言ってミラが確認に行くと、しばらくして誰かを連れて戻ってくる


「クイッケンさんでしたか、どうしました」


そこには王城執事のクイッケンがいた


「はい、陛下から明日の晩餐会のご招待です。闘技大会の優秀者は毎年参加する決まりになってます」


あぁカイゼルが言っていたのはこのことだったのか


「わかりました、ありがたく招待させてもらいます」


俺はクイッケンから招待状を受け取る


「それにしても見事な戦いでしたね。くくく、私も1戦交えてみたいものです」


クイッケンが楽しそうに笑う

あー、この人がバトルジャンキーなの忘れてたよ


「おっと私はこの後も用事がありますので、それでは失礼」


そう言ってクイッケンは帰ってしまう


「アレウス、晩餐会って耳にしたけど」

「あぁ明日の夜、王城であるから来て欲しいんだってさ」

「やった!パーティーね!行ってみたいわ!」


カトレアはどうやら行く気満々みたいだな


「ご主人様、それなら晩餐会用の服装を用意しなければなりませんね」

「あぁそうだな、明日にもでも3人でデートついでに買いに行こう」


俺たちの服装は明らかにパーティーに行ける格好ではない

俺たちの正装と言えば、黒ローブ、メイド服、白衣...完全に個人の趣味が溢れていた


「わかりました、では明日はそうしましょう」

「そうだな、それじゃあ少し早いが遊郭の方へ行くか」

「はやく、カグヤにあってみたいわ!」


そうして俺たちは遊郭へ向かう


「あら、アレウスさんたちいらっしゃい」


遊郭に行くとレイラが俺たちを迎えてくれた


「あぁ今日もカグヤたちに会いにな、もちろん、少し遊郭の方に寄付させてもらうがな」


「ふふふ、当然ですよ。それより闘技大会優勝おめでとうございます。まさかそれほど強いとは」


どうやらレイラは既に知っているようだな、まぁアンとレアが話したんだろう


「そっちの子がカトレアね、ミラから話は聞いてわ、いろいろ話しましょう。」


「私もミラから聞いてるわ。レイラに相談するととてもいいって、だから少し話を聞いてもらいたいわ」



その後俺たちは席を案内され、お酒を嗜みながら食事をとる

ミラとカトレアはずっとレイラと話している

俺?俺は幼女と一緒にご飯を楽しんでるのさ


「お兄ちゃん、アーン」

「アーンです」

「はい、アーン」


2人のおもちゃになりながら俺は食事をしていた


その後5人でカグヤのところへ向かう



「カグヤ、アレウスだ。今日も来たぞ」

「アレウスさん!ちょっとお待ちを」


いつもように俺が挨拶をして、カグヤが扉をあける


「お待ちしておりました!......そちらの女性はカトレアさんでしょうか?」

「そうよ!私がカトレアよ、よろしくね。ミラからあなたのことは聞いてるわ」

「えぇ私もミラから話を聞いてます」

「ならちょっと3人で話しましょ」


そう言ってミラ、カトレア、カグヤの3人でソファの方へ行ってしまう


俺はアンとレアとともに残された


「また今日も遊ぶか?」


俺はとりあえず2人に聞いてみた


「うん!」

「です!」



どうやら遊ぶ気満々みたいだな、よーし今日も張り切っちゃうぞ!


(なんでそんなにテンション高いですかね...)


べ、別に誤魔化してるとかじゃないからな!



その後アンとレアとドラク〇ごっこをしていると

ミラたちの会話が済んだのか、こちらの方へやってくる


「ふふふ、やっぱりカグヤとは気が合うわね」

「そうね、ミラから聞いてましたけど私もカトレアとも気が合いますね」


どうやらカグヤはカトレアとも仲が良くなったみたいだな

どうしてこんなに仲良くなるんだ?共通の話題でもあるんだろうか


(何なアレウスさんは全然気が付かないんでしょうね)


そんなん俺に言われたってわからないよ


その後はカグヤに優勝おめでとうと言われたり、アンもレアによる俺の決勝戦の再現を見たりなどして過ごし、アンとレアが寝てしまったので

そこでお開きとなった


「はー、楽しかったわね!」


カトレアが背伸びをしながら笑って声を上げる


「そうだな、カトレアも気に入ってくれてよかったよ」

「えぇカグヤもレイラも話せてとても良かったわ!」


気に入ってくれたなら俺も嬉しいよ


そうして俺たちは3人で仲良く手を繋ぎなから宿へと帰った



ー王都のとある場所ー


アレウスたちが遊郭で過ごしていた時刻と同時刻の話である



「僕は...僕は...勇者なんだぞ...」


一人の男が打ちひしがれて何かをつぶやく


「どうして僕が...」

「それはお前が弱いからだよ」

「誰だ!」


その男の前にもう一人男が現れる


「もう一度いうお前が弱いからだ」

「僕が弱いだって...?」

「あぁそうだ、お前は弱い。だから...力が欲しくないか...?」


男が提案する


「力だと...」

「あぁ力だ。もう誰にも負けることのない強大な力だ」

「僕は...僕は...」


男が戸惑う


「どうした、あの男をぶちのめしたくないのか」

「あの男...アレウス...!」


男は顔に憎悪を浮かべる


「僕は...アレウスを殺してやりたい、そのためだったら何だってする...だから...だから僕に力をくれ!」


男はその返答にニヤリと笑った

アレウスの人見知り設定を忘れられてる気がしたのでここで出すことにしました


お読み頂きありがとうございます

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