真の搦め手
よろしくお願いします
俺の目の前いるのは聖剣フラガラッハを宙に浮かべ、聖剣アスカロンをもつタケト
「す、すごい!大剣が空から降ってきたぞぉ!!この戦いは一体どんなことが起きるんだ!」
ワァーーーーー!!
観客は大盛り上がりである
「なぁ聖剣フラガラッハとアスカロンってのはどんなものなんだ?」
俺は女神である、エリーナなら知っているだろうと思い聞いてみる
(そうですね、伝説の通りフラガラッハはその剣をなげれば敵を穿ち、使用者のところに戻ってくる。アスカロンは特殊な性能はありませんが、「竜殺し」と言われるドラゴンをも一撃で引き裂く大剣ですね)
「やはり聖剣の名は伊達じゃないな」
というかこんな真面目なエリーナなんか久しぶりだ
「いけ、フラガラッハ!」
タケトがフラガラッハの名を呼ぶと、フラガラッハがこっちに向かってくる
ブオッ!
空を切る音が俺に迫り、俺は紙一重でよける
「フラガラッハだけじゃないぞ!」
タケトがアスカロンを俺に振るってくる
俺は避けるタイミングを無くされたので
月光で受ける
ミシッ...
アスカロンを受けた月光から不吉な音がなる
「ちっ」
俺は舌打ちをして、牽制に「レールガン」打ち込み、タケトから距離をとる
「聖剣相手じゃ月光はきついかもな」
俺苦々しげに刃先が少し欠けている月光を見つめる
「月光には自動修復の機能はあるが、これ以上使えば粉々にされて修復不可能になるな」
ここまで使ってきた愛刀だ、壊すことは許されない
「かといって、フェイトは使えないしな...」
うーん困ったぞ、俺が持ってる武器は月光かフェイトのみだ
こんな戦いでフェイトなんて使ったら興ざめもいいところだ
「ならあれしかないか」
(何するんですか?)
「見てればわかるって」
俺は魔力を高め雷を操る
そして俺の周りはどんどん黒く染まっていく
「それは砂鉄かい?」
「あぁそうだ、待っててくれるとは優しいね」
まぁ俺が砂鉄集める片手間に「レールガン」撃ちまくっていただけなんだけど
「つ、次はなんだ!アレウス選手の周りをうごめく黒い物体は!アレウス選手もタケト選手に負けずすごいぞぉ!」
ワァーーーーー!!
司会の子が若干興奮しすぎて語彙が少なってるが、観客はそんなのを気にせず盛り上がる
「さぁ第2ラウンドだ」
今度は俺から仕掛けていく
立ちはだかるフラガラッハを「レールガン」で飛ばし、タケトに接近する
俺が手に持つのは砂鉄を固めて作った刀
「そんなので何が出来る!」
ガキンッ!
タケトはアスカロンで俺の砂鉄刀を防ぐ
「ここからだよ」
ズズッ...
アスカロンが俺の砂鉄刀にくい込んでいく
「なに!?」
俺は砂鉄を操りアスカロンをくい込ませ、そして内側で固定する
これぞホントの搦め手ってやつかな
(おもしろいじょーだんですね。)
エリーナな片言だぞ
「腹ががら空きだぞ!」
俺は雷を纏った足でタケトに蹴りつける
ガキッ!
しかし人の身体をけった音とはかけ離れた音がなる
「なに?」
なんとタケトの体は不可視のバリアみたいなもので防がれていた
「舐めるんじゃない!フラガラッハ!」
フラガラッハから、白い光線が放たれる
「おいおい、浮遊型砲台かよ」
俺は「ブレイブユニバース」らしき光線をよけ、距離をとる
観客は俺たちの攻防に何も言えずただ見ているだけだった
「まさか僕に本当に「矛盾」の盾を使わせるとはね」
どうやらあれがやつのユニークスキルの能力か
「じゃあ矛は何なんだ?」
「そうだね、矛は聖剣の使用だよ。聖剣は認められたものにしか使えない!勇者である僕はユニークスキルによりその資格があるんだ!フラガラッハ!」
フラガラッハからさらに「ブレイブユニバース」
「まだだぞ!「ホーリーバースト」!」
タケトからはクラウドを倒した魔法が放たれる
「ちっ、「ワープ」」
俺はギリギリのポイントで「ワープ」によりなんちゃって短距離瞬間移動を行う
「まさかそれはよけるとは!」
タケトは勝ち誇った笑みを浮かべている
「いろいろ厄介になってきたな」
(えぇあの勇者のユニークスキル、かなりやばい気がします)
矛は聖剣による超火力攻撃
盾は俺のドラゴンを一撃で倒す本気の蹴りを防ぐ不可視の盾
どちらも簡単には突破できない
「こりゃ楽しくなってきたな」
そして、戦いは最終局面を迎える
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