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最強の矛と盾

よろしくお願いします

ーミラノバ視点ー


「急遽タケト選手とアレウス選手の決勝戦となります!」


どうやら2人の対戦相手がどちらとも棄権してしまったみたいです




「ミラ、カトレアそういうことだ。さっきの借りをすぐに返せるぞ」


ご主人様が私たちにそう言ってきます


「えぇあんなやつぶっ飛ばしてやりない!」


カトレア、それじゃ足りません


「ご主人様に一生たてつかないくらいにはしないと」



そうです、私の大切なご主人様、そしてカトレアをけなす様な輩は許すことはできません


「お兄ちゃんボコボコにしちゃって!」

「ボコボコです!」


アンとレアほシャドーパンチをしながらご主人様に言います



「あぁ俺もあいつは許せない、目にものを見せてやるよ」


ご主人様が獰猛な笑みを浮かべ私に答えます

はぁ...なんてかっこいいんでしょうか

いつもの優しいご主人様も好きですが、今みたいな強気なご主人様も大好きです

私もこんなご主人様に襲われて見たいものです


「じゃあ俺は控え室に向かうから」

「わかりました、頑張ってください」

「アレウス、応援してるわよ!」

「頑張って!」

「頑張ってです!」


各々ご主人様に言葉をかけ、ご主人様と別れ私達は観客席に向かいます


「さぁさぁ皆さん、こんにちわ!今日も闘技大会を初めて行くよ!試合を始める前にみんなに大事なお知らせだ!」



どうやら今、決勝戦となることが発表されるらしいですね


「今朝方、二人の選手が棄権したため、今日が闘技大会の決勝戦だぁ!!!」


観客席から少しブーイングあります


「しかし気にするなぁ!今日の決勝戦は勇者タケト選手、そして圧倒的な実力を見せているアレウス選手の試合だ!なんとこのふたり今日勝った方がS級への昇格が認められるんだぁ!!」


ワァーーーーー!!


それを聞いた途端観客の歓声が一気に上がります


「今日は急遽決まったが、毎年のように決勝にはイリヤ王国国王カイゼル様に来てもらっております!!」


特別席の方に見るとカイゼル様が席を立ち手を振られておりす

周りに王子様や姫様の姿があります


ワァーーーーー!!


王家の方々は人気があるらしい観客の歓声があがります


「さぁさぁみんなの準備は万端だね?じゃあ今から選手のふたりを呼ぼうか!」


そしてご主人様とあの男が呼ばれます



「さぁ1人目は圧倒的なカリスマ性そしてそれに引けを取らぬ実力を持ったこの男、勇者タケトォ!!!」


司会の合図と共にあの男が現れます


「「「「キャーーー」」」」


観客の女性たちからは黄色い声が上がります

あの男のどこがいいんでしょうか?


「「「ブーブー」」」


カトレア、アン、レアは可愛らしくブーイングをしております


観客たちが少し落ち着くと今度はご主人様の紹介です


「さぁさぁお次はこの男、調べたところによるとこの男は侯爵家の貴族だったようだ!素性も不明しかし実力は圧倒的な毎試合私たちのド肝を抜かすこの男、冒険者アレウス!!」



そしてご主人様の名前を呼ばれ、ご主人様は姿を現します

いつもの黒衣に、いつもの黒刀

ご主人様はいつも通りに本気で戦うみたいです


ご主人様とあの男は何かを言葉を交わし、互いに試合開始位置につきます



「さぁ両者が試合開始位置についた!準備はいいかな?今日勝った方が優勝者でありS級冒険者へのキップをつかむんだ!!イリヤ王国決勝戦.........試合開始ぃ!!!」




ドバァッ!!!!!!!



試合開始とともに衝撃が起こり、2人がいつの間にか試合場の中央でつばぜり合いをしている


ご主人様とあの男の試合が今始まったのです



ーアレウス視点ー


俺はみんなと別れて控え室に入る



「やぁさっきぶりだね」


そこには既にタケトの姿があった


「まさか今日すぐに決勝があるとはね、いやぁあの2人を助けられると思うと嬉しいよ」


タケトはさらにしゃべり続ける、しかし気にしない。俺は何も答えない



「タケト選手、アレウス選手!こちらに来てください」


係りの者に呼ばれて俺たちは、試合場へと向かう

先にタケトが呼ばれてタケト試合場へ行く



(あのアレウスさん、大丈夫ですか?)

「ん?あぁ大丈夫ださっきので学んだからな、俺は冷静だよ」


さっきはアンとレアに助けられたからな、同じようなミスはもうしないさ


(それならよかったです、しかしあの男むかつきますね)

「むかつくどころじゃないね、圧倒的に実力差を見せてやる」


俺は静かに心の中で激しい闘志をたぎらせていく


「月光...」


俺は愛刀・月光を召喚し、自分の名前が呼ばれたので試合場に出る



試合場は今日決勝だと急にわかったのに、いつもとは比べ物にならないほどの歓声

そして、特別席には王様や、王子、姫がいた



「こりゃすごい盛り上がりだ」


俺は素直に驚いていた



「やぁ逃げずに来れたじゃないか」


タケトがまたしても俺に話しかけてくる


「安心しないよ、この試合で君は負けてあの2人は僕のものだり。すぐに僕の虜になるさ」


タケトは考えただけでも吐き気がするようなことを言う



「おい、タケト」

「ん、なんだい?」

「ボコボコにしてやるよ」



俺はそれだけ言って試合開始位置にいく


(逆に今のは小物っぽいですね)

「...」



いや、まぁ俺もちょっとは思ったよ?

でもなんか言い返しとかないと気分悪かったんだよ!



お互い試合開始位置につき、試合開始の合図を待つ


「さぁ両者が試合開始位置についた!準備はいいかな?今日勝った方が優勝者でありS級冒険者へのキップをつかむんだ!!イリヤ王国決勝戦.........試合開始ぃ!!!」



ドバァッ!!!!!!!

試合開始と同時に俺とタケトはお互い仕掛ける



ギギギギ......


刀と剣を押し付け合う音が響く


「やるじゃないか!」


タケトは余裕の身を浮かべた


「じゃあこれはどうかな?「ブレイブユニバース」!」



タケトのもう片方の手から白い光流が放たれる


俺はそれを後退してよける


「はっ!これも避けるか!」


さらにお互い仕掛けていく

タケトは魔法を駆使しながら俺に聖剣フラガラッハを振るう

俺はひとつひとつの攻撃を避け、そして月光で受けていく


「このスピードにはついてこれるか...」


俺はもう一段階スピードを上げることにした


スッ......


起こった音とは真逆に俺は神速でタケトの背中をとり、月光ふるう


グリンッ

突如タケトがもつフラガラッハの手が奇妙に動き俺の月光をうける



ガキンッ!



「っ!?」

「無駄だよ、「ブレイブユニバース」!」


俺は再びタケトの魔法を避けるために後方へ退避する


「すごいね、僕「ユニークスキル」を使わせるなんて」


こいつもユニークスキル持ちか



「僕のユニークスキルはね「矛盾(アンバランス)」。僕は勇者だからね、最強の矛と盾を持っているんだよ!!」


突如さっきとは比べ物にならない速さと力で俺に襲う



ガキンッ!


俺は月光で防ぎ、タケトのユニークスキルについて考える


(なかなかやっかな能力ですね)

「(あぁさっきの防ぎ方から考えると防御は自動的に行われるんだ、そして攻撃の方はどうなんだろうな)」


さっきの奇妙な腕の動きはタケトのユニークスキルによるものだったらしい

やつは最強の矛と盾と言っていた、何かさらに隠しているんだろう



「どうしたどうした!」

「さっきから防ぐ、逃げるの一方じゃないか!もっと攻めてくれないと!」



タケトの攻撃は激しさを増す


「このままじゃ埒があかない」


俺はさらにスピードを上げ今度はこっちから攻める



超神速で移動を続け、やつに攻撃を繰り出す


グインッ!


またしても背中をとった攻撃は奇妙な動きで止められる


「ちっ、これは月光だけじゃ無理だな」


俺は刀だけによる攻撃は諦め、魔法を使うことにする

とりあえず俺は小手調べにに空間倉庫から磁力をもつ鉱物を取り出す


「「レールガン」」


ドパンッ!!

空気がしびれるほどの音をならし、閃光とともに超音速の弾丸が放たれる


ガキィン!!!


しかしそれはフラガラッハによって防がれる


「ははっ!レールガンとは考えたじゃないか!もしかして君も向こうの世界の人間じゃないのか!!」


どうやれタケトは俺が同じ転生人だと気づいたらしい



「僕も今からは本気を出させてもらうよ、「フラガラッハ」!」


いや、俺はまだ全然本気じゃないんだけど?

(そういうのはいいですから...)



そしてタケトのフラガラッハは宙を浮かび、タケトの周りを浮遊する



「そして...こい!「アスカロン」!」


タケトがそう言い放つと空から一本の大剣が落ちてくる


ズドンッ!


タケトの前に一本の大剣が地面にささる


「え、なにあれかっこよ」


俺は剣の召喚方法にただただ感動していた

さすが聖剣といったところである


タケトはアスカロンを持ち上げ俺の方を向く



「さぁ、これが僕の本気だ!君は一体どこまで耐えられるかな!」




そして、俺とタケトの戦いは新たな局面に達していた。

お読み頂きありがとうございます

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