遊郭
第46部の矛盾での二人の獣人娘の口調を変えさせていただきました、申し訳ありません
あと題名も少し変えさせてもらいました
本日ラストです
よろしくお願いします
クリスティーナを送ったあと、再び王都の街を歩く
既に日は暮れており、王都は昼とは異なる賑わいを見せる
「さて、どうやって調べるかな」
(何も決めてなかったんですか)
「当たり前だ。まぁ情報に詳しいのは裏の人間だろう」
だから俺は今色街にいた、目的は情報収集だけだぞ?
「あれ?お兄ちゃんじゃない?」
「そうです!あれはお兄ちゃんです!」
どっかで聞いたような声が聞こえるな
俺は声がした方を振り向くと
「「お兄ちゃーん」」
そこには「矛盾」の見世物屋の時に助けた獣人娘ふたりが俺に突っ込んできていた
「うおっと、危ないじゃないかお前たち」
俺は慌てて2人を受け止める
「お兄ちゃん!闘技大会見たよ!」
「お兄ちゃん以外みんな倒れてたです!」
「見てたのか?ふっふっふ、すごいだろ〜」
(ただイラついてただけじゃないですか)
どうしていつもエリーナさんは俺が気分がいい時に邪魔するの?
「お兄ちゃんは冒険者なの?」
「冒険者ですか?」
ふたりが俺に聞いてくる
「あぁそうだぞ、それより二人の名前を教えてくれないか」
俺は2人をどう呼べばいいかわからなかったのでとりあえず名前を聞くことにした
「アンだよ!」
「レアです!」
アンとレアっていうのか
「俺はアレウスだ。2人は獣人だよな?」
「そうだよ!犬の獣人だよ!」
「猫です!」
アンは元気な茶髪の犬獣人
ですです口調のレアは黒髪の猫獣人か
「それよりお兄ちゃんは今何してるの?」
「してるのです?」
「いや特に何かしてたわけじゃないんだが」
「じゃあ私たちのお店に来て!」
「来てです!」
二人のお店ってことは...
「それって遊郭のことか?」
「そうだよ、カグヤお姉ちゃんが会いたがってた!」
「カグヤお姉ちゃんは金髪の私たちのお姉ちゃんです!」
金髪?最近どっかで見たような
「いや、あのな...」
「ほらほら、来て!」
「ついて来るです!」
「え、ちょっ...!」
俺は2人に腕を引っ張られ連れていかれた
「到着!」
「到着です!」
俺は結局遊郭に来てしまっていた
(いや、なに後悔してるっぽく言ってるんですか、来たかったんでしょ?そうなんでしょ?)
男の性だ..許してくれ...
中に入ると
「アン!レア!」
一人の女性の声が聞こえる
「げげ」
「げげげです」
そこには一人の美じ...いや、待てよ
「げげじゃない!......あら?そこの男性は誰?」
「あぁ俺はアレウスっていうよろしくな」
「えぇ私はこの遊郭の女将レイラよ」
おい、何が女将だ
(アレウスさん何かおかしいんですか?)
「(気づいてないのか)」
俺は鑑定をかけてステータスをエリーナに見せる
レイラ
種族人族・男
年齢36
職業 遊郭のオーナー
Lv.157
ー
ー
...
(これは...)
エリーナも気づいたな
そうなんだ、レイラは見た目は完全に美女だが男だ。それになんだこのレベルただ者じゃない
「それにしてもいい男ね、なかなかタイプよ?」
レイラが俺に迫ってくる
「だめ!」
「ダメですよ!」
アンとレアがレイラから俺を守るように間に立つ
「カグヤお姉ちゃんに会わせに来たの!」
「お姉ちゃんが会いたいっていってたからです!」
2人は必死にいう
「あのカグヤが...?それは気になるわね、わかったわ。アレウスさんをカグヤのとこへ連れていっていいわよ」
「ほんと?」
「ありがとです!」
2人は喜んで飛び回る
「でも、2人はアレウスさんをカグヤのとこ
ろに送ったら私のところへ来なさいよ?」
「わかったよ...」
「わかったです...」
あからさまに二人の耳としっぽが垂れ下がる
そして俺は2人に遊郭の最上階へ連れていかれる
「ここがカグヤお姉ちゃんの部屋だよ!」
「カグヤお姉ちゃん、レアとアンです。この前の言ってたお兄ちゃんを連れてきたです!」
「あらほんと?入っていいわよ」
ふたりが扉を開くと
そこには金髪の狐の獣人の女の子がいた
着物のようなものを来ていた
まるで江戸の花魁のようだ
俺は彼女を見たことがある、アンとレアと初めてあった時だ
遊郭のさり際に見た金髪の女の子だ
「そこの方が2人を助けてくれた人?」
「そうだよ(です)!」
「そうなのね、私はカグヤ申します。2人を助けていただきありがとうございます」
助けたってのは「矛盾」の時の話だろう
「いえ大したことはしてないよ、俺はアレウスだよろしく」
「アレウスさんですね、よろしくお願いします」
俺は彼女から感じる不思議な雰囲気を感じ鑑定をかけてしまう
カグヤ
種族 獣人(狐)・女
年齢 18
職業 遊女
Lv.18
HP 1080/1080
MP 1260/1260
ATK 360
DEF 540
SPD 620
M-A 1080
M-D 1080
Luck 5
スキルー
ユニークスキル
「絶対魅了」
魔法
(火魔法)
(霧魔法)
(結界魔法)
加護
美女神の加護
彼女のステータスは色々と気になることが沢山あった。この世界で初めて見たユニークスキル持ちの人間だ、それに魔法にはかっこがついている。さらには加護持ちでもある
(美女神ですか...あの男の神々に愛想ばっか振りまくクソビッチですか)
どうやらエリーナは美女神さんと知り合いらしいな
っていうか神様の知り合い多いですね
美女神ってところはアフロディテとかあたりだろうか?
「あの...アレウスさん?」
おっと考え込みすぎていたようだ
「いや、何でもないすまない」
「聞いて!お兄ちゃんすごい強いんだよ!」
「闘技大会にでてて、お兄ちゃん以外の参加者がすぐに倒それちゃったです!」
「それは本当なの?すごいわね」
カグヤが微笑みながら答える
「アレウスさんは冒険者なんですか?」
「あぁそうだ、それよりアンとレア、レイラの所に行かなくていいのか?」
2人は俺の言葉を聞いて段々顔色が悪くなり震え始める
「や、やばい...」
「行かないとです!」
2人はそういって部屋から出ていってしまう
「元気な奴らだな」
「ふふふ、可愛い妹たちです」
「カグヤとあの2人はなんか関係があるのか?」
「えぇ私たちは元々奴隷で、あの子たちがまだもっと小さい時から一緒にいたんですよ」
「それは悪いことを聞いたな」
カグヤたちにもカグヤたちの過去があるんだろう
「いえ、今はこの遊郭で楽しく暮らせてますし、大丈夫ですよ」
「ならよかったよ」
「そのアレウスさん、もしよろしければ冒険のお話をしてくれませんか?私、外の世界をあまり知らなくて...」
「俺の冒険か?別にいいぞ?」
「ではお願いします!」
いいだろう、俺のとっておきの物語を出してやろう
「あぁ、これは俺と俺の仲間の魔神ドル〇ゲスとの戦いの物語だ」
俺はドラク〇8のストーリーにそってカグヤに物語を話した
「それで、アレウスさん、ヤン〇ス、ゼシ〇、それにク〇ールはいったいどうなったんですか!」
まるでカグヤは子供のように俺の話に食いついてくる
「おっと今日はもういい時間だな、俺は帰らないと」
もう既に午前3時くらいの時間になっている
「そんな!それじゃあまた明日も話に来てくれますか?」
「あぁ別に構わんぞ?」
「じゃあまた明日来てください!約束です!」
俺はカグヤと約束をし、部屋を出る
そして階段のとこにレイラがいた
「あの子のあんな表情を見たいのは久しぶりだったよ」
「なんだよ、見てたのか」
「どうせ気づいてたんでしょう?それにあたしがどんな奴なのかもアレウスさんはわかってるはずです」
Lv.157はだてじゃないな
「あぁそうだが、なんか問題でもあったのか?」
「いや、何も問題ないですよ。むしろ感謝してるほうです。あの子はね、とある事情があってここに来てからあの部屋から出たことがないのですよ」
やはりカグヤには何かしらの事情があるのだろう
「もし良かったら明日も来てくれませんか?」
「あぁ来るぞ?そう約束したからな」
「じゃあ明日からはここを自由に行き来できるようにしておきますから頼みますね」
俺は了承をして、遊郭を出て宿へと帰る
「やっぱドラク〇8は面白いよな〜」
俺がそんな事言って歩いていると
「ご主人様!」
「アレウス!」
宿の前にミラとカトレアがいた
「ミラ?カトレア?なんでここに?」
「なんでここにじゃないわよ!屋敷に行ったとか言っててどうしてそっちから歩いてくるの!」
「スンスン、アレウス様から知らない女の香りがしますね」
え、なに、ミラ怖んだけど!
「アレウス何してたか詳しく聞かせてもらうわよ?」
「ご主人様、私たちは正直に話してくれたら怒りません」
(あーあーバレちゃいましたか)
「え、ちょっ!?」
俺は2人に部屋まで引きずられ朝まで説教された
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