表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
45/220

その男は自重を知らない

初の予約投稿です

よろしくお願いします

ーアレウス視点ー


「闘技大会参加者はこちらです、来てくださーい!」


闘技大会の受付嬢が誘導している


「参加者向こうみたいだな、一旦ここで別れようか」


「わかりました、ご武運を」


「頑張ってね、アレウス!」


俺は参加者の用の受付に行って、朝宿にクイッケンさんが届けてくれた手紙を受付嬢に見せる


「あ、特別参加者の方ですね。ではこの魔力探知機に触れてください」


「魔力探知機?」


「魔力探知機っていうのは最近宮廷魔術師のダース様が発明されたものなんですがね、難しいことは私には分かりませんが、個人の魔力を特定するすごいものなんですよ」


「へぇ、ダース様が」


ちょっと後でカトレアに聞く用事が出来たみたいだな


「はい、それと冒険者さんだったらギルドカードもお願いします」


俺は受付嬢にギルドカードを渡す


「はい、ではアレウス様ですね。すごいですね、Aランク冒険者ですか。これなら優勝も目指せますよ。闘技大会の説明は受けますか?」


「あぁ一応頼むよ」


「わかりました」


大会はまず集団戦のバトルロワイヤル制の予選から始まる。最後に残った2名が本戦に進めるという事だ


「それで予選のブロックはA~Gまであって、アレウス様は...Bブロックですね。今日には試合がありますよ。」


そういって受付嬢は俺に参加証を渡してくる


「では説明を続けますね」


本戦は残った16人でのトーナメント制、対戦相手はランダムで決まるらしい


「それと予選では魔法は禁止ですが、本戦からは使っていいです。それと予選ではこちらの貸し出す専用の武器を使ってください。本戦からは自由です」


「わかった、ありがとう」


「では頑張ってください」


俺はそう言ってBブロックの選手用の控え室へ向かう


(なんで本戦では魔法がありなんですか?)


「そんなの簡単だろ、ただの魔術師だったら予選も生き残れない。本戦に残る奴らは残る技術があるからってことだろ、たぶん」


(なるほど〜、予選だと魔法の範囲攻撃すれば大体終わりますもんね)


俺の開幕速攻「プレッシャー」作戦が潰れてしまったわけだが、まぁ別に問題ないだろう


俺が控え室を目指してると


「逃げ出さずにちゃんと来れたじゃないか」


どっかから聞き覚えのあるイラッとする声が聞こえてくる


「当たり前だ、俺の大切な仲間がかかってるんだ逃げるわけないだろ」


俺が振り向いてそう言うと


「はっ、奴隷にしといてよくそんなことを言えるもんだね」


そこにはやはり勇者(笑)タケトがいた


「それで何の用だ?」


「いや特にはね、僕のブロックを伝えようと思って」


いや、用事あるじゃんかよ


「僕のブロックはFだ。君はなんだ?」


「俺はBだよ」


「そうか、なら君と当たるのは決勝か。まぁ君が決勝まで勝ち上がれればの話だけどね」


本戦のあたりはランダムなんだけどねぇ

それよりこいつクソ腹立つな、イライラするな


(落ち着いてください!確かにぶっ飛ばしてやりたい気持ちはわかりますが、今やったらほんとにダメですから!)


「そうだな、まぁお互い頑張ろう」


俺はなんとか冷静を装って答える


「最後に勝つのは僕だ、そしてS級冒険者になってあの2人を君の手から解放する!じゃなあ!」


そういってタケトは行ってしまう

俺はその後もただただイライラがたまり続けるだけであった


ーミラ視点ー


「ふぅ席取れてよかったわね!」

「えぇそうね、ご主人様を間近に見れて嬉しいわ」



私とカトレアはご主人様が闘技大会に出ることになったので観戦に来ています


観客席はもう観客で埋まりきっています



「さぁさぁ!皆さんお待ちかね闘技大会の始まりだぁぁぁぁ!!」


ワァーーーーー!!!


突如女性の声が闘技大会の開幕を宣言する


「すごい盛り上がりね、お祭りって感じね!」


カトレアも周りの空気に影響されテンションが高いです


「司会はギルド受付嬢の私エヴァがお送りします。そして解説は元S級冒険者であり、今は王宮の執事長をやっているクイッケンさんだ!」


「よろしく」


なんとクイッケンさんは元S級冒険者だったのですか



「え、あのおじいちゃんそんな凄かったの?」


これにはカトレアも驚きです


「さぁさぁとりあえず毎年同じルール説明だ!この闘技大会ではA~Gブロックまであるバトルロワイヤル方式による予選からだ!予選で残った2名のみが本戦への切符をつかめるぞぉ!」


ワァーーーーー!!


司会女性の煽りにより観客のボルテージが高まっていく


「そしてこの予選では魔法は禁止だ!己の力だけで予選を勝ち上がれ!さぁさぁ説明はこれくらいにして大会を始めようか、Aブロック出場者カモーン!!」


そういうと闘技場の門から200人ほどの屈強な男たちが出てきます


「ついにはじまるわね!」

「えぇ早くご主人様の番が来て欲しいわね」


「おっと最後に説明を忘れていた。意図的な殺人は禁止だが、事故によるものは本人の責任だ!今年こそは死者の出ない大会にしましょうね!それでは...試合開始!」


ゴーン!鐘の音と共に試合が始まります

そして男たちは己の武器を振るい始めた



ー10分後ー

「はぁなんて退屈なの」


カトレアが開始10分で飽きてしまいました


「まぁ確かにこのレベルだと飽きてしまいますね」


そうなんです、この闘技大会の参加者はレベルが低いのです


「はぁ早くアレウスの番が見たいわ」


ー30分後ー


「やっと終わったわね」

「そうですね」


カトレアが飽きた後も退屈なの試合が続きやっと終わりました


今は土魔法で闘技場の地面を整備しています


「さぁさぁ!闘技場の整備も終わった!お次はBブロックだ!カモーン!!」


ワァーーーー!


あのつまらない試合でも観客たちのテンションが落ちることはなくどんどん上がっていく様子です

そして門から参加者たちが入ってきます


「ミラ!見て、アレウスがいるわ!アレウスー!!」


カトレアが身を乗り出してアレウス様に手を振ります

しかし何かがおかしいです


「アレウスが気づいてくれない...」


「それはおかしいですね」


ご主人様だったら気づいてくれるはずです、やはり何がおかしいです


「さぁさぁBブロック試合開始ぃ!」


ゴーン!再び鐘がなります

参加者たちが闘いを始めますが


「うるせぇ!!!!」


ご主人様の空気を痺れさせるような声が響き



バタッ、バタッ、バタッ


参加者たちが全員倒れたいきます

あ、1人だけ残ってみたいです


「アレウス?」


私もご主人様が気になりご主人様の方を見ると


「なんかやっちゃったって顔してるわね」


「またなんかやらかしちゃったんでしょう」


そうご主人様がさっきとは違い焦った顔をしていました


ーアレウス視点ー


「Bブロック参加者の人は来てくださーい!」


大会の係のものが呼びかける

しかし俺はそれどころじゃなかった


「あー、あのクソ勇者考えるだけでイライラするぜ」


俺はずっとタケトから会った後ずっとイライラしていた


(ちょっと!アレウスさん?みんな行っちゃってますよ!)


「もう試合か」


俺も闘技場の入口へいく、その間も俺のイライラはとどまることを知らず


闘技大会の試合場に上がった後もイライラは続いていた


「試合開始ぃ!」


ゴーン、鐘の音が鳴り響く

しかし俺はその場から動かない


「おいおい、何してんだ坊ちゃん!動かなかったら死んじまうぜぇ!」


一人の男が俺に襲いかかってくる


「あぁ?うるせぇ!!!!」


俺がイラつきのあまり声を上げると



バタッ

俺に襲いかかってきた男が倒れる


「あれ?」


バタッ、バタッ、バタッ

試合場にいた参加者が俺を除いてほぼ倒れていく


「え?え?」


俺は状況が理解出来ていなかった


(あーあー、みんなアレウスさんの殺気にあてられて気絶しちゃってますね)


え?もしかして俺のせい?


(イラつきのあまり殺気を飛ばしすぎましたね)



「(やっちまったぁぁぁぁぁぁぁ)」


俺は心の中で叫ぶ


そして会場は静寂に包まれている

そして試合場には気まずい顔を浮かべる俺がただ1人だけたっている


「いったい、いったい何が起きたんですか?」


解説の女がこの場を代表するかのように声を出す


「殺気だな」

「殺気ですか?クイッケンさん」


あれ、あの執事何でこんなところにいるの?


「えぇ殺気で全員気絶させたんでしょうね。さすがアレウスさんです、S級候補なだけある」

「S級候補ぉ!?すごい、すごいですよ!みなさん!アレウスはとても強いひとだったぁ!」


ワァーーーーー!!

彼女の言葉に観客が再び歓声を上げる


「うおっ!なんだこれは」

あまりの大きさに俺はびっくりしてしまった


「アレウスー!!」

カトレアがこっちに手を振り返して試合場をあとにする


ミラとカトレアの方へ向かおうとすると

さっきから周りの人によく見られる


(目立ってますね)

「あぁやっちゃったみたいだな」

俺は今度こそは自重しようと誓っていると


「アレウスー!こっちこっち!」

カトレアが俺に気づいて俺を呼ぶ


俺は二人の間に座った


「アレウス!なんで試合開始前に私のこと無視したの!呼んだのに!」

「え、そうだったのか?」

「え、ほんとに気づいてなかったの?」


やばい、全然気づいてなかった...

(アレウスさんイライラしてたせいで周りのことが見えてませんでしたね)


「ご主人様、大丈夫ですか?様子がおかしかったようですが」

ミラが心配しながら俺に聞いてくる


「あぁ控え室に行く前な勇者タケトに会ってな」


俺はタケトにあった時のことを話す


「あいつ...ほんとに腹立つわね」

「あのクソ虫は1回死んだ方がいいでしょうね」


ミラさん、怖いですよ?


「あぁ俺もかなりイライラしてた、もしあいつと当たることがあったらボコボコにしてやるだけだ」

「やっちゃいなさい!」

「ふふふ、ご主人様に楯突いたことを後悔させてやります」


だから、ミラ怖いって

それに戦うのは俺だからね?


残りの試合は三人で見ることにした


「そういえばカトレア、昔魔力探知機みたいなものを作らなかったか?」

「魔力探知機...あー、なんかそんなものを村にいた頃作ったような...それがどうしたの?」

「いや、何でもない気にするな」

どうやら少しダースには探りを入れるべきだろうな


残りの試合はCブロックとDブロックの二つの試合が行われた

本線で勝ち上がったものたちはだいたいBランク上位冒険者レベルだろう

俺の試合もかろうじて1人だけたっていたらしい

俺たちは会場をあとにして少し祭りを見て回り宿に戻った


お読みいただきありがとうございます

ついに50話突破です

ご意見、ご感想があったらどんどん言ってください!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ