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勇者X

二話連続投稿です

よろしくお願いします

王都に来て次の日俺たちは冒険者ギルドの本部へ向かっていた


「うーん、やっぱりおかしいわね...」


「どうしたの?カトレア?」


カトレアがさっきからずっとうんうん唸っていたので、ミラが気になって心配している


「私の勘違いかもしれないけど、さっきから私が村にいた時に設計したものそっくりなものをよく見かけるのよ」


「それは本当か?」


「えぇでも誰かが発明したってこともあるかもしれないし、私の勘違いな気もするわ」


「そうか、ならいいんだが」



そんなことを話しているとギルド本部へつく


「これはでかいな」


「そうですね、さすが本部ですね」


「すごいわね、これドア自動よ!どんな作りになっているのかしら?」


各々建物を見て口にする

その後中に入って受付嬢にドーラの手紙を渡す


「Aランクのアレウスだ、この手紙をギルドマスターに渡してくれれ話が伝わるから頼めるか?」


「わかりました、少しお待ちください」


しばらくすると、受付嬢が戻ってくる


「グランドマスターがお呼びです。ですがアレウスさん1人で来て欲しいと」


「俺1人でか?」


「えぇ申し訳ありませんが、私も理由は知りません」


彼女は連絡係みたいなのものだからな、彼女を責める理由はないだろ


「わかった。ミラ、カトレアちょっと待っててくれるか?長くなるようだったら通信機で連絡する」


「わかりました」


「わかったわ!ミラ、建物を見て回りましょ!」



そういって俺は二人と別れる


「では付いてきてください」


「あぁ頼む」



俺たちは階段で最上階まで上がる


「エレベーターの魔道具でも作ろうかな...」


俺はそんなに独り言を愚痴りながら階段を上る


「つきました、グランドマスター、アレウスさんをお連れしました」


「あぁ入ってくれ」


受付嬢が扉を開け、部屋に入ると1人の老人がいた


「君がドーラがS級に推薦した、魔神を倒した英雄くんかい?」


「英雄かどうかはしらんが、多分俺だな」


俺はとりあえずあまり触りのない答えを返す


「そうか、まぁとりあえず座ってくれ。」


老人は受付嬢を部屋から出し、俺と向かい合って座っている


「私は冒険者ギルドの総長ブルクハルトという」


「俺はアレウスだ、よろしく」


「ドーラの手紙に書いてあった通り、なかなか肝が座っているな。私は昔彼女と一緒に冒険をしていてね、古くからの知り合いなんだよ」


なんとこの人もドーラの知り合いか


ドーラが元S級なのは知っているがホントにとんでもない婆さんだな


「すまんな、口調を直した方がいいか?」


「いや、気にしないでくれ。それより本題に入ろう、君のSランクへの昇格の話なんだが」


「なんか問題があったんだろ?」


俺が知っているのはそれだけだった、全くあの婆さんもうちょっと説明入れてくれよ


「あぁそれがな、私自身は君をS級にするのに文句はないんだがな、それが王宮魔術師であるダースから異論が入ってな」


「王宮魔術師?」


「あぁ名前はさっきも言ったがダースっていうんだがな、魔法の実力もあり、最近奇抜な魔法道具を発明してな、王からの信頼も厚いんだ」


王宮魔術師...それに奇抜な魔法道具か...

カトレアがさっき言ってたことも気になる

何かつながりがありそうだな


「それでそのダースとやらが異論を挟んできたのか?」


「あぁそうなんだ。「そんなどこの奴かもしれない馬の骨よりもっと他になるべき者がいる」とな」


「それで俺はいったいどうすればいいんだ?」


「あぁすまないが、君には1回王城に行ってもらって王様に会ってもらおうと思ってるんだ」


なんだかトラブルの香りしかしないな


(アレウスさんはトラブル製造機ですからね)


うるさいな、君の運命神の運命はトラブルって読むんですか?


「あぁわかった、俺はもともと王城に用があったから構わんぞ」


「それはよかった。それより気をつけて欲しいことがある」


「なんで?」


「正直私から見てダースは怪しい男だ、気をつけてくれ。あと...」


「あと?」


「あぁ今王都には勇者がいるんだがね、少し性格に難があってね、あまり関わらないことをおすすめするよ」


なんとこの街には勇者がいたのか


(おそらく今代の転生された勇者の1人でしょうね)


「あぁわかった、忠告ありがとう。気をつけるよ」


「頼んだぞ、王様に会ったらまた私のところへ来てくれ」


俺はブルクハイトに了承をして、部屋を出て

長ったらしい階段を今度は降りて、ミラとカトレアを探しに行く


「ん、なんだ騒ぎか...?」


ギルドのホールで何やら騒がしい声がする


「あのすいません、もう失礼します」


「いいじゃないか、この僕のパーティに入ってくれないか?」


「やめてくれないかしら?私たちにはもう仲間がいるって言ってるでしょ?」


「あれはミラとカトレアか?」


ミラとカトレアがどうやらほかの冒険者に絡まれてるみたいだ



「ミラ、カトレアどうしたんだ?」


「あ、ご主人様」


「アレウスちょうどいいとこに来たわね!」


「ん?君はいったい誰だ」


いや、それを聞きたいのは俺だっていうのに


「ミラ、これはどういう状況だ」


「実は...」


ミラとカトレアは俺と別れたあとギルドを少し見てまわり、その後ホールで俺が来るのを待っていたらしい


その時にこの男が二人に話しかけ、仲間にならないかとしつこく言ってきたらしい


これは所謂テンプレ展開だな。2人はここでは浮くほどの美人だ、そうなってもおかしくないだろう


「事情はわかった。悪いが2人は俺の仲間であり大切な家族だ、あきらめてくれ」


「見たところ2人には奴隷紋があるみたいだね。どうせ君が無理やりそう言わせているんだろう?それにしても君僕のことを知らないのかい?」


いや、全く知りませんが?


「悪いが知らないな」


「僕は勇者タケト。そこの2人は勇者である僕のパーティーにいるのがふさわしい」


なんとコイツがブルクハイトが言ってた勇者か、忠告を受けてからすぐに関わってしまった


(まさか本当にトラブル製造機だとは...)


くそ、俺も何も言い返せない


「いや、それを決めるのはお前じゃないだろう?ふたりが決めることだ」


「私はご主人様に一生ついていきます」


「私もよ!アレウスの隣にずっといたいわ!」


2人は俺を挟むように俺の腕に抱きついてくる


「どうやら結果はわかったようだな」

「どうせ無理やり言わせてるんだろう、僕はふたりをお前から解放してやる!」


勇者タケトはそんな捨て台詞を吐いて行ってしまう


「あれがほんとに勇者なのか?」


(どうやら本物みたいです、私が聞いた名前と一致しています)


あんな性格おかしいヤツを勇者に選ぶとか神様たちの基準はよく分からないな


「まったく!何なのよあいつは」


「ご主人様がタイミングよく来てくれたよかったです、しつこくて困ってました」


「いや、何もなくてよかったよ。二人だけにしてしまった俺の責任でもあるからな」


ふたりは強いのであまり心配していなかったがこういったイレギュラーは起こるんだ


これからは気をつけなくちゃな


「じゃあ明日からのお祭りで一緒にデートしましょう!三人でデートすればさっきみたいな事を起きないでしょう?」


「あぁ俺は構わないぞ。ミラもそれでいか?」


「えぇ私もそれを望んでいましたから」


「なら今から王様に会ってきて明日からは祭りを楽しもうか」


そして俺たちは王城に向かった

お読みいただきありがとうございます

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