通信機
本日ラストです、短めです
よろしくお願いします
俺とミラはカトレアを連れてグランの所へ来ていた
「グラン、昨日言ったとおり工房を借りに来たぞ!」
「おう、坊主!それにミラ嬢も、それでもう一人いるのが新しい仲間だな?」
「あぁカトレアっていう」
「カトレアです。今日はよろしくお願いします」
カトレアが丁寧にお辞儀をする
「おう、よろしくな。ワシはグランだ。工房の方には妻のアンナもいるから、後で紹介する」
「じゃあグラン、工房の方に案内してくれるか?」
「おう、ついて来い」
そして俺たちがついていき、廊下の奥に工房があった
「あら、あんた。ミラちゃんじゃない!いらっしゃい、それにアレウスも」
「どうもご無沙汰しています」
装備の件以来アンナはミラにベタ惚れだ
「あら、新しい子がいるわね」
「アレウスとミラの新しく仲間になりました、カトレアと言います」
「よろしくね、カトレアちゃん、私はアンナよ」
カトレアとアンナが挨拶をかわす
「それで坊主まずはどうする?」
「そうだな、まず初めにカトレアの装備を頼もうかと思うんだが」
「私の装備?」
「あぁそうだ、俺たちといると少なからず戦闘がある可能性が高いからな」
それにカトレアだけ作らないって言うのもダメだろうし
「わかったわ、私もちょうど武器が欲しいと思っていたし」
「ならちょうどいいな、グラン頼めるか
?」
「あぁ任せとけ、カトレア嬢どんな武器をを使うんだ?」
グランがカトレアに聞く
「私は弓を使うわ。作ってもらえるかしら」
「あぁわかったよ、最高の弓を作ってやるわい。防具の方はアンナに言ってくれ」
「カトレアちゃん、どんな防具がいいか教えて、あ、もちろんアレウスには秘密よ」
なんで俺には秘密なんだよ
「ふふふ、確かにその方が面白そうね」
「じゃあこっちに来て、デザインするから」
そう言って2人で奥の方へ言ってしまう
「それで次はどうするんだ?」
グランが俺に聞く
「そうだな、もう工房は使わせて欲しいがその前に彼女の才能を見せてやろう」
俺はグランにカトレアが書いた車の設計図を見せる
「これは...!カトレア嬢が?」
「あぁそうだぞ」
「これはすごい...。まだ完成とはいっていないがここまで考えあげるとは。彼女は確かに天才だな」
うんうん、そうだろう。うちのカトレアは天才なんだ。ちなみにその天才を見つけたのは俺だぞ!
(何ひとりで自慢してるんですか...)
おっと気分がよくなって少し強気になってしまったな
「これでカトレアの才能は分かっただろう。出来れば彼女の魔道具作成に力になってくれ」
「あぁ逆にこっちからお願いしたいくらいだ」
そう話しているとカトレアとアンナが戻ってくる
「カトレア戻ってきたか」
「えぇデザインも全てしてもらったわ。ふふふ、楽しみにしててね?」
カトレアがイタズラな笑みで俺にいう
「あぁ楽しみにしてるよ。それで魔道具作成についてなんだが」
「えぇそうね、どんなものを作るか決めるところからはじめましょう」
そして俺はカトレアそしてグランと話し合いを始めた
ミラとアンナは2人でお菓子を作ってくるらしい仲がいいふたりだ
「俺がまず作ってもらいたいのは通信機だ」
「通信機?なんだそれは?」
グランが俺に聞いてくる
「あぁ通信機っていうのは簡単に言えば小型の連絡装置だ。ある程度離れていても会話できるようになるものだ」
「アレウスがいってるのはケータイ?とかトランシーバー?みたいなもののこと?」
カトレアが俺の中の知識からどうやら調べたらしいな
「あぁそれのことだ」
「何のことだ?」
グランは知らないから俺達の会話が理解出来ていない
「ちょっと待ってて」
そういうとカトレアは紙に何かを書き出す
「出来た!グランさんこれを見てみて」
そういってカトレアは書いた紙をグランに見せる
「なるほど...!こういうことか、確かにこれがあるといろいろ便利だな」
「グラン俺にもちょっと見せてくれ」
俺がカトレアの紙を見せてもらうと
そこには簡単であるが小型通信機の設計図が書かれていた
あの一瞬で考えてここまで書くのか、カトレアは本物の天才だな
「えぇそれで作ることは可能なんだけど、かなり純度の高い魔石が欲しいわね」
魔石か...俺はふとあることを思いついた
「魔石といえば、こんな魔石があるんだが」
俺は一つの魔石を取り出す
「これは...!坊主、これをどこで見つけた」
「あぁこれはグランドゴーレムを倒した時にドロップしたものだよ」
そう俺が取り出したのはなんかとんでもない魔力を含んだグランドゴーレムの魔石だ。
使う機会がないから俺はずっとその存在を忘れたいた
「これがあの伝説の...」
え、そんな伝説のものなの?正直グランドゴーレムなら今のミラでもワンパンだよ?
(アレウスさんの常識で話さないでください...)
エリーナに常識の話までされちゃったよ
「まぁそれは置いといて、どうだこれなら作ることは可能か?」
「え、えぇこれなら多分作れそうだわ。なんだかとても楽しみになってきたわ!」
そうして俺たちの魔道具製作がはじまった
お読みいただきありがとうございます
ご意見、ご感想があったらどんどん言ってください




