ミラVSオラス
連続投稿後半です
よろしくお願いします
ミラノバ視点とアレウス視点に別れてます
ーミラノバ視点ー
私は今オラスと向かい合っている
「あの男ではなく貴様が相手とは私も舐められたもんだな」
「ご主人様は私に譲ってくださったのです。私があなたをきっちり倒してあげますよ?」
私は皮肉を込めるようにオラスに言葉を返す
「生意気なことを...相手をしてやるつもりがないわけではないが、ふむ...貴様なかなか可愛らしい顔をしているではないか、どうだ戦うのをやめて私の物にならないか?」
オラスが醜い笑顔で私に話しかける
「これで二回目ですか...実に不快ですね...。
私はご主人様のものです。それにあなたのものになるくらいなら死んだ方がマシです」
「そうか...それは残念だな!!」
そう言いながらオラスは私の方へ接近してくる、私はそれをディアボロを盾にして防ぐ
ガキンッ!!と重い金属がなり、私はたちはお互い衝撃で離れる
「ふむ、なかなかやるようだな。まだまだこれからが本番だぞ!」
「えぇ当たり前です、これが全力だとは言わないでくださいよ!」
私達は再びぶつかり合う
何度か打ち合った時にオラスが私から距離をとる
「ふむ、あの男なかなかやるようだな。どれ力を貸してやろう」
オラスはそういうと手から魔方陣を開き
近衛兵に向ける
どうやら何かをしたみたいです
「余所見なんて余裕ですね!」
私は待つことなどせずオラスに突っ込んでいく
ガキンッ!!
「余裕のない女は嫌われるぞ!」
「むしろあなたに嫌われるなら嬉しいくらいです」
つばぜり合いをしながら言葉をかけ合う
「ふむ、力では貴様には勝てないようだな」
オラスはそういって私から離れ
剣をしまう、なにか来るみたいです
「私にこれを使わせるとはたいしたものですよ...」
そういうとオラスの影から瘴気が立ちこみ
オラスの手元に集まる
「それは...ムチですか」
「あぁ闇魔法の「シャドーウィップ」だ。おっと影だからってバカにするなよ?これは鉄よりも硬いんだぞ!」
オラスは私にムチを振るう。私は防御しようとディアボロを構えるが...
スッ
通り過ぎた!?
「まず...きゃあっ!」
私は防御をすり抜けられムチをくらう
「ハハハ!どうだ、私のムチの前では防御は無意味だぞ!」
身体中に鈍痛が響く
オラスは勝ち誇った笑みで私を見てくる
「確かに強力な魔法ですね。ですがそれは当たればの話です、当たらなければ問題はありません」
そう言いながら、私は魔眼を開眼させる
あのムチは魔力の塊だ、魔眼で感知できれば避けるのは簡単だ
「貴様...その目は!素晴らしいぞ!殺してでも貴様が欲しくなってきた」
「あなたにこの目を褒められても嬉しくありません、不快なだけです」
私はそう言い放ち、オラスに接近する
「口だけは達者だな!」
オラスは私にムチを振るっててくるので、私はムチを避け無防備なオラスの腹にディアボロを振るう
ガキンッ!
「!?」
当たると思った一撃は黒い塊に弾かれる
「誰がこの影はムチだけだと言った?」
私は危険を察知し、オラスから遠ざかる
ザスザスッ!
突如私がいた場所から黒い刺が生える
魔眼を発動していたらわからなかったかもしれませんね...
「ほう、よけたか。なかなかやるじゃないか」
「魔力の流れさえわかれば問題はありません」
そして、再び互いににらみ合ってると
ドガァッ!!!
とてつもない衝撃が地面を走る
「なんだ!」
オラスが声を上げ、衝撃の元を見る
私もそちらを見ると、巨大なクレーターとその上に浮かぶご主人様が見えた
「あいつは何者だ!二対一だと私が不利になるな。次で決めてしまおう」
「えぇ、ご主人様を待たせるわけにはいきません。次で終わらせましょう」
私は魔力を高めていく
ーアレウス視点ー
俺は空中にいながらミラを見守る
(どうやら向こうも終わりが近いみたいですね)
「そうだな、しかし闇魔法ってのはなかなか強力だな」
俺はデスジャイアントと戦っている間にオラスが影をムチのように操っているのを視界に挟んだ
(えぇ、闇魔法はそういう特殊なものが多いですね、それにしても防御ができないとは...ミラはどうするつもりでしょうね)
「どうするも何も避ければいいだけだろ。それにミラには魔眼がある。魔力の流れで簡単に見えるさ」
俺達がそう話してると
ミラとオラスは互いに魔力を高めていた
ーミラノバ視点ー
私は心の中で精霊に話しかける
ここにいるのは火の精霊、私はディアボロに魔力を集めていく
徐々に魔力が高まり、ディアボロが燃え盛る炎をあげる
「さぁ次で終わりにしよう!」
オラスが頭上に巨大な影のヤリを浮かべ
私に声をかける
「えぇ、これで終わりです。もちろんあなたがですが」
「減らず口をぉ...「デスランス」!!!」
「来ますね、「インフェルノファイアー」!!!」
私はディアボロを振って炎を放つ
ディアボロから吹き上がる炎は竜巻となりオラスのヤリと激突する
ゴゴゴゴッ!!!
ダンジョンが崩れてしまいそうなほどの音を立てて魔法がぶつかり合う
「はぁぁぁぁぁぁ!!!」
私は更に魔力を込めて炎を撃ち放つ
「なにっ!?このままでは...このままでは......
グァァァァァァァァ!!」
オラスは叫びと共に炎に飲まれていく
炎が通過したあとの地面は高熱によりガラス化していた
オラスの方を見ると倒れてはいるがまだ息はあるようだ、しかし息はあるといっても虫の息、もう何も出来ない
「かひゅっ...く、くそ、私が私が負けるわけ...」
「いえ、あなたの負けです。そうですねどうせ死ぬのですし、少しお話しましょうか」
「話だと?」
「えぇ、あなたが買おうとしていたハーフエルフの話です」
「ハーフエルフだと...?まさかその耳!貴様....!」
「どうやら気づいたようですね。私がそのハーフエルフです。」
「貴様ぁ......、奴隷の分際で...」
「えぇ私は奴隷です、ですが私はアレウス様という最高のご主人様の奴隷です。確かにアナタや、あなたの父親のせいで散々な目に会いましたがアレウス様に引き合わせてくれたのですから、感謝してますよ?」
私は最高の皮肉を込めて笑顔でオラスにいう
「奴隷の分際で調子に......のるなよ...」
「どうやら虫の息みたいですね、話したいことも済みました。終わらせましょう」
私はそういってディアボロを構えると
ストッ
「え?」
私の胸に一本の腕が現れる魔法陣が開かれる
ギャイン!魔法陣が不吉な音を立てた
そして私は何も出来ず吹き飛ばされた
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