晩餐会その1
よろしくお願いします
前回のあらすじ
アレウス「月に変わっておしおきよっ!」
王都の学園襲撃から2週間がたっていた
この2週間色々とあったが、まずは学園襲撃での死者が一人も出なかったことが本当に幸運なことだった。襲撃した集団が最初は好き放題に暴れてくれたおかげもあるっぽい
襲撃してきた人間は全部で5人、ギリギリ原型を保って死体が残ったやつから素性を調べたら大陸で有名な殺戮集団だったということだ
どこかでナルムヨルグに会って力を与えられたと推測できる。ちなみにシルに凍らせた男は俺が海に捨ててきた、今頃海底に沈んでいるか魚型の魔獣の腹の中だろう。それでもシルが生み出した氷だから壊れることがないから寿命が来るまで極寒地獄の中で生き続けることになるだろう
そして俺とシル、ジャンヌは2週間ずっとナルムヨルグの追跡を行っていたが手がかりが見つからず、一旦捜索を諦めることにした
とりあえず陛下と教国に各国に通達をするように頼んであるのでどこかの小国などがナルムヨルグの甘言に騙されることがないように願いたい
そして2週間がたった今と言えば...
「私たちも参加しちゃっていいのかしらね」
俺の隣にたつカトレアがそんなことをつぶやく
「確かに私たちは今回は何も関わっていませんからね」
「こ、こんな偉い方々がいっぱいいるところに私がいていいんでしょうか...」
ちなみに今の言葉ミラとカグヤだ
「まぁいいんじゃないか、というか俺がお前らがいてくれないと困るんだよ」
そう、今王都では晩餐会が開かれている
なんでも聖教国との国交を盛り上げていくためだとか、絶対陛下と教皇は今回の件がそれなりに片付いたら開こうと考えてたよな
イリヤ王国、聖教国の重鎮たちがいろんなところで立食しながら立ち話をしている
俺も俺でさっきから何度かいろんな人たちに挨拶をされている
「まぁ私たちとしては新しいドレスが着れてちょうどいい機会だったわね」
「まぁ俺もそんなことだろうと思って誘ったんだけどな」
グランのところで新しいドレスも作ってもらったとか話してるの聞いてるからちょうどいい機会だと思って誘ったのだ
ちなみにアンとレアはレイラの遊郭で預かってもらっている。ちなみにシルもレイラともっと話していたいということで遊郭に残ってしまった
「お兄...じゃなくてアレウス・アーレンハルト様、お久しぶりです」
「ん?あぁ、これはルーナ様、お久しぶりです」
俺たち4人が適当に話していると聖教国の聖女であるルーナが姿を現した。たしか教皇の意向で聖京から出れるようになったんだったな
ちなみに一応公式の場なのでお互い真面目な会話をする。一応立場的に言えばルーナの方が俺より上だしね
「この度のご活躍誠に素晴らしいと思いました」
「いえいえ、俺は自分が出来ることをやったまでですから」
どうにも堅苦しい会話になってしまうのが少し辛い
「ミラさん、カトレアさん、そしてカグヤさんもお久しぶりです」
ルーナがぺこりと3人に挨拶をする
「あの...もしよろしかったらカグヤさん私と2人でお話してくれませんか?」
「私ですか?」
「いいんじゃないか?あそこだったら普通に話していても聞かれないだろうから」
俺はソファーが並んでいるところを指さして2人に促す。そういえばルーナはカグヤに懐いてたんだよな
「それはいいですね、カグヤさんよろしいですか」
「はい、ルーナちゃ...じゃなくてルーナ様とお話できるなら私も嬉しいです。では行きましょうか」
そう言ってルーナとカグヤは2人で言ってしまう。何人か二人の姿をみて目で追っている男たちがいたから少しでも2人にちょっかいだそうとしたら容赦しないと心の中で誓った
そういえばジャンヌやつはどこにいるんだ?
あいつもここに来てるはずなんだけどさっきから姿を見ない
「アレウス様、ミラ様、カトレア様、お久しぶりです」
「...ん?あ、あぁクリス様...」
そして次はクリスが俺たちの前に現れる
正直クリスとはこの2週間まったく顔を合わせていなかった。ぶち切れた状態の俺を見せてしまったためかなり顔を合わせずらかった。こっちからも話しかけずらいし、クリスからも俺に関わってこないのでぶっちゃけ怖がられてるじゃないかとも思ってるんだけど
「お久しぶりです、あの時は助けていただき本当にありがとうございました」
「いえ、姫様を守ることを当然の務めですので」
話しかけられたって事は別に俺のことを怖がったりしてるとかそういうのじゃないんだろうか?
...いや、目を合わせてもらえないな。やっぱり怖がられてるか
「実は私、ミラ様とカトレア様にお話がありまして」
「話?」
「はい、お2人とも少しこちらへ」
はてな顔のミラとカトレアを引き寄せて3人で内緒話を始める
「実はこんなことがありまして....ゴニョゴニョ...」
「え!それは本当なの?じゃあ...こそこそ...」
「はい、それで...ひそひそ...」
「まぁ、まさかそんなことに。じゃあ...こしょこしょ...」
「「「おぉ〜〜」」」
一体3人で何を話してるんだよ...
というかカトレアとクリスなんて混ぜるな危険みたいなものなんだが...
「なぁ...3人で何を話して」
「「「ご主人様(アレウス(様))は関係のないことですから」」」
「お、おぅ...」
見事にハモッタ3人の返しに俺はおされてしまう
「クリスちゃん、ここじゃなんだから向こうで話しましょう」
「大事な話だからここじゃしっかり話せないわ」
「はい、ミラお姉様、カトレアお姉様よろしくお願いします」
そして俺の知らず知らずのうちに3人が尋常じゃないくらい仲良くなっていた、しかもミラがタメ語になってるとかかなり仲良くなられておりますね...
というかミラとカトレアがお姉様までグレードアップしているし、一体どんな会話があってそんなことになるんだよ
そして3人は俺を残して行ってしまう
うん、何故かひとりになってしまったぞ
「アレウス・アーレント、」
そしてひとりになった俺に誰かが声をかける。知らないどこかの貴族の子女だったら適当に言葉を返して逃げてしまおう
しかし俺のそんな考えはあまりが意味がなかったっぽい
「これはマリー・レインビア様、こんばんわ。足の方は大丈夫ですか?」
「はい、あなたに治してもらったおかげで何も問題はないですわ」
さすがは公爵家の娘だな、学園では見られない気品溢れる振る舞いだ、ダミアン君も一歩に後ろに立ってなかなか様になってるじゃないか
「先日は私と私の執事ダミアンを助けていただき誠にありがとうございます」
「いえ、2人に何もなくてよかったです。それより俺の見苦しい姿を見せてしまい誠に申し訳ございませんでした」
俺は2人に向かって頭を下げる
いくら激情したからといって二人の目の前でためらいもなく男の喉を潰したんだ、本当にひどいものを見させしまった
「いえ、私とダミアンはご忠告通り目をつぶっていましたので。ね、ダミアン?」
「は、はい!怖くてずっと目をつぶってたのでアレウス・アーレンハルト様がいなくなってたのには驚きました!」
たぶんダミアン君は本当に目をつぶっていたんだろうな。そしてマリーは見てはいたが俺を気遣ってくれてるのだろう
「お心遣い感謝します」
「いえ、かまわないのよ。それよりその話し方そろそろやめないかしら?クリスにはタメ口きいてるんでしょ?だったら私もそれでいいわよ?」
「......いいのか?」
「当たり前よ、私はあなたのことを友人だと思っているわ。あなたもそう思っているならそうして欲しいわね」
「......わかった、普通にしゃべらせてもらおうか。ダミアン君もそれでいいからな?」
「えぇ!そんなの恐れ多いですよ!」
ダミアンくんに言葉をかけると本当に恐縮ですって感じで縮こまってしまう
「そうか...じゃあそうしてくれないならダミアン君がこの前俺に話してくれたマリーには話せないことをここで言おうかな」
「えぇ!そんな!!」
「マリー知ってたか、ダミアン君な...」
「ストップストップ!わかった、わかったからやめてくれよアレウス君!!」
ダミアン君が俺とマリーの間に割って入り無理やり俺の言葉を遮り
「あー、残念だったよ。話したかったんだけどな」
「あの英雄のアレウス・アーレンハルトがこんな意地悪な人だったなんて思わなかったよ!」
「それはすまんな。がっかりしたか?」
「......いや、逆に親しみやすくて僕はもっとすごいと思ったよ」
いやー、ダミアン君は俺のファン過ぎてもう恥ずかしいね
「ねぇ、ところでダミアン、私に話せない秘密って何かしら?」
「ひ、ひぃっ!?違うんだよマリー、ねぇアレウス君、助けて、ねぇ!」
「お幸せに〜」
俺は2人に手を振ってその場から逃げる
いやーなかなかお似合いなカップルですな、ダミアン君もマリーを守るために男を見せたし二人の仲は順調なようでなによりだ
早くいじれるぐらいの関係になって欲しいものだ
とりあえず2人ともいい友人になれたみたいだし、この関係は大事にしておきたいものですな
んー...あとこのホールに俺の知り合いは...
俺が知り合いがいないか確認しているとちょうど運良く知り合いがいたようだ
「やぁ、アレウス君、久しぶりだね」
「はい、アレックス王子殿下お久しぶりです。留学中にわざわざこちらに?」
「あぁ君に妹を助けてもらったお礼を言わなきゃいけないと思ってね、あとはちょっとした息継ぎみたいなものさ」
ちょうど他国に勉強していた次期イリヤ王国国王となるアレックス王子殿下が晩餐会に出席していた、そして隣には見知らぬ女性がたっていた
「アレウス君には初めて紹介するね、彼女は僕の婚約者のリリシラ・ホールヘイムだ」
「そうでしたか、お初お目にかかります。アーレンハルト侯爵家アレウス・アーレンハルトと申します」
「はい、アレックスからお話は聞いております。私の義妹となるクリスティーナを助けてくれてありがとうございました」
「いえ、この国の貴族である以上当然の務めでございます」
まさかアレックス王子に婚約者がいたとはなぁ、美男美女でお似合いのカップルじゃないかっ!
「彼女はホールヘイム国の第二王女でね、僕は今ホールヘイムで王政の勉強をさせてもらってるんだ」
「国と言っても小国ですからあまり気になさらないでくださいね」
うへー、本物の王子様とお姫様のカップルですか。いや、もう本当にすごいですね
「数ヵ月後には婚約披露会があるから君も参加してくれ、招待状を出すよ」
「それはありがとうございます、楽しみにしときます」
そして俺は仲の良い王族カップルに挨拶をして、その場を離れる
一応ホールを見渡してみるがもう話してない知り合いはいないし、ミラもカトレアもカグヤもまだ楽しそうに話しているので俺は他の貴族たちに話しかけられないようにテラスの方に移動することにした
「おっ、なんだよ先客がいるじゃないか。こんな所にいたのかジャンヌ」
「あら、アレウス・アーレンハルトじゃない。あまり久しぶりって感じはしないわね」
そう、テラスにはジャンヌという先客がいた。見ないと思ったらこいつもしかしてずっとここにいたんじゃないか?
「あなたはこの何にしに来たのかしら?」
「ん?あぁただ涼みに来たんだよ。あとやることなくなったから逃げてきたとも言えるな。お前はなんでだ?」
「私はこういうの苦手なのよ」
「そうか、せっかくドレス着てるのにもったいない話だな」
ジャンヌは綺麗な黒髪に合わせた黒いドレスをしていた身長が高くスタイルがいいからモデルみたいだな、ミラやカトレアにひけをとらないくらいだ
「あなたはなんだかこういうのに慣れてる感じね」
「まぁ数こなしてたらな、嫌でも慣れるさ」
とは言っても今でも知らない貴族に声はかけられたりするならめんどけさい、変な言質を取られないように気をつけていないといけないのが本当にめんどくさい
そしてジャンヌが夜空を見上げながらふとこんなことを俺に聞いてきた
「ねぇ、あなたは何のために戦ってるの?」
「何のために?」
「えぇあなたは世界の平和にためになんて目的のために戦ってはないでしょう?」
「確かにそうだな...なんていうか偶然かな、最初はハーフエルフの女の子を助けるために魔神と戦い、そして次は赤毛の天才、そして金髪の獣人を助けるために魔神と戦うことになったんだよ。強いていえば偶然なんだよ、そして今回も頼まれたから不義理はできないからって感じだな」
「そう......ねぇやっぱりあなたは転生者じゃないのかしら?」
ジャンヌが俺に視線をぶつけてまっすぐ聞いてくる
「...あぁそうだよ、俺はお前と同じ世界から来た」
「やっぱりそうなのね、なんで隠してたの?」
「最初の頃はお前を少し警戒してたんだよ。最初にあった勇者様にあまり好感が持てなくてね、そのせいで少し偏見があったんだよ」
「タケトね...あいつは私も好感がもてなかった。なんていうかいけすかない人だったわね」
俺はジャンヌの言葉に驚きながらも「そうだな」と笑って返した
そしたしばらくの沈黙のあと、ジャンヌが再び口をあける
「私は5歳の時、この世界に連れてこられたのよ」
「......5歳?」
「えぇなんでも強い魂を持ってるから勇者としてこの世界を救ってくれってね、今でもあの時のことはよく覚えてるわ」
5歳って...こっちの世界で2倍も生きてることになるよな
「私は何も知らない状態でこの世界に召喚されたわ、人いない荒野にたった1人でね。本当に怖かったわよ、何もよくわからないのに勝手に連れてこられて、特別の力があると言っても力の使い方もよくわからないし教えてくれる人だってまったくいなかったんだから」
5歳で勝手に異世界の野に放たれたとなったら、そりゃ怖いよな。俺はエリーナがおまけみたいにひっついてきたから何もわからなくてもなんとかなったけど
(ちょっと!おまけってなんですか!)
おまけ女神はちょっと黙ってようね?おまけなんだからさ?
「正直この世界を恨んでさえいたわ、そして私を召喚した女神もね。そんな時に出会ったのが今の教皇様、私のお父様なのよ。その時はまだ今みたいに位が高くなくて、街を慰問してる時に私を見つけたのよ。そして私を保護し、私を養子として引き取り親のように育ててくれたわ」
「なるほどな」
「あら、同情の言葉をかけてくれないの?」
「正直五歳でこの世界にたった一人で連れてこられたお前の恐怖とかは俺はわからないからな、同情したらお前に悪いだろ?お前に何がわかるんだって思われたくないし」
ジャンヌが俺の言葉を聞いて驚いたような、いや驚いた顔をしている
「まさかあなたからそんな言葉が出てくるとは思わなかったわね」
「おい、それは失礼だぞ」
「ふふふ、それは悪かったわね。まぁそれより私の話の続きね、私はお父様に引き取られあとは聖ダイス教国で育ったのよ、そして与えられた力を使ってどんどん強くなったわ。気づけばお父様は教皇になってたし私はこの歳で聖騎士団の団長よ」
ジャンヌが困ったわと言った感じで俺に伝えてくる
「はっきり言って何のために戦ってるかわからないわ、私の中にまだこの世界を恨んでいる心がある気がするのよね」
「だからさっき俺にあんな質問をしたのか?」
「そうね、あなたに聞いてみれば答えが見つかるかもと思ったから」
さっきから変に浮かない顔してるなと思ったらそんなことを考えてたんだな。まぁお真面目さんなジャンヌらしいと言えばらしいけど
「別に目的なんていらないんじゃないか?俺に守りたいものがあるようにお前にだって守りたいものがあるだろ?それを守るためについでに世界を救えばいいんだよ」
「世界をついで扱いするのね」
「まぁな、俺は俺と俺のまわりが平和であればそれでいいんだよ、だから俺の関係の無いところで勝手に暴れてくれるなら俺はほっておくさ。お前も難しく考えすぎるなって自分の守りたいもののために戦ってついでに魔神と戦えばいいんだよ」
我ながらすごい無責任な言葉だか、実際俺はそう思ってるからね
「それで本当にいいのかしら...?」
「いいんだよ、俺たちに偶然強い力があったから戦うことになった。それでいいんだよ難しい事は考えるなって」
ジャンヌは難しく考えすぎてるんだよ
世界の平和とかなんだとかね、もう別にいいわけよ。俺の家が守れれば俺はそれでいいわけよ
「あと俺が転生者って話をばらしたから話すけど俺が魔神と戦ってるのは俺をふざけた理由でこの世界に天才させたアホな女神の尻拭いのために俺は魔神と戦ってるんだ。俺を勝手に転生させた罰らしい」
「そんなおバカさんな女神様がいるのかしら?」
「それが残念なことにいるんだよなぁ」
(ちょっと!!誰が残念ですか!!ジャンヌさんも笑っちゃってるじゃないですか!!)
本当残念すぎてお兄さん泣いてしまいそうです、うぅ...
「ふふ、あなたと話したらなんだか私が悩んでたことが馬鹿らしく思えてきたわ」
「そりゃ悪かったな、まぁ変に悩むよりはいいんじゃないか?」
「それもそうね、私もこれからあまり難しいことを考えないようにするわ」
うんうん、さっきよりいい顔になってるじゃないですか
(違いますよ、アレウスさんから悪影響を受けてしまったんですよ)
うるさいぞ残念女神
「私は少し中に戻るわね、早く退散しないとあなたのところの女の子に怒られてしまいそうだわ」
「ん?あー......」
テラスへの入口に目をやるとミラ、カトレア、カグヤ、そしてクリスにステフやルーナまでいるんだけど...
ていうか俺が目を向けたらなんで逃げちゃうんだよお前らは
「どうしてお姫様がいるのもわからないし、うちの聖女様もいるのかもわからないんだけど...」
「いや、俺に聞かれてもな...」
うん、本当何してるのかなあの子たち
「はぁ...もういいわ、あなたとそういう関係だと勘違いされても困るわけだし」
「そりゃ悪かったな、まぁパーティーを楽しんでこい。お前のお父様はずいぶんはっちゃけてたぞ?」
「はぁ...病み上がりなんだからほどほどにと言ったんだけど...止めてくるわね」
そう言ってジャンヌがテラスから中へと戻っていく
「...なぁエリーナちょっといいか」
(はいはい、なんでしょうか?)
「今度あの白い部屋にいったらリリアーナ様を連れてくる事はできるか?」
(えぇできますよ、私も少しジャンヌさんのことについて気になったので話を聞いてみるのがいいかもしれませんね)
どうやらジャンヌの話をきいてエリーナも思ったところがあったみたいだな
まぁその事はまたその時に考えればいい話だよな
「さて、どうするかな...」
中に戻ってもジャンヌと何を話してたんだとカトレア辺りに問い詰められそうだから、まだこのテラスでぼーっとしてようかな
これからどうするかを考えていきたいし
とりあえずはエリナたちを連れて領地に戻ることだよな、そして本格的に学校と共同研究のプロジェクトを開始するかな
それまでにもっと領民を集めないといけないし、人員もたくさん確保したいところだよな
ナルムヨルグの捜索は各国で協力してやってくれると言ってたしわざわざ俺が出なくてもよくなったからこっからまたゆっくり領地経営に励むとするかな
「うへー...まだまだやるのとはいっぱいあるんだよなぁ」
「あら、やることとは何の話ですか?」
「ステフ...」
1人で考え事をしている俺の前にステフが現れたのだった
お読みいただきありがとうございます
真打ステフの登場で今回は終わらせていただきます
次回はステフとクリスでいろいろちょっとやって
第4章は区切りにしようかと思います




