人物紹介
同時に話も上げると書いたな?
あれは嘘だ!!
(土下座)m(_ _)m
八神家の人々
めんどくさがり
・黒髪黒眼の中肉中背。やや猫背。素敵な魚さんのような瞳を持つ
・舞鶴ヶ峰高校、二年。
・女怖い、女体好き。
いわずとしれた本作の主人公。万年寝癖付きだが、世界一有名な魔法使いとは無関係。うつ伏せで左に顔を向けて寝る癖があるため、髪の右側が常にホワッとする程に癖がついてしまっている。ギリギリ手の届かない所にあるリモコンを取るのも面倒くさがるめんどくさがり。その後、どうにか腕が伸びないかと45分程全力で奮闘する。
八神 健二
・黒髪黒眼。短髪。身長180程。
・舞鶴ヶ峰高校、一年。
・八神家次男。めんどくさがりの弟。
・通称『けんじ』『けんくん』
・兄称『兄殺し』『弟様』
・十傑が一人。
成績優秀、スポーツ万能のイケメン。学内外問わずにモテるが一途に想う彼女がいる。
頬に紅葉を生むという異能力を持つ(兄談)
八神 鼎
・黒髪黒眼(何故か天使の輪が常につく)髪型はストレート。身長は168。容姿は女神。
・都内の大学に通う二年生。
・八神家長女。めんどくさがりの義理の姉。
・通称『天使』(笑『女神』www『男盗み』大草原不可避
・弟称『解き放たれし混沌』『理不尽なジョーカー(冗句を言う人)(冗句……だよね?)』『反物質に反抗するモノ』『今日から魔と王がつく破壊業』etc…『姉ちゃん』
・元十傑が一人
めんどくさがりとは幼少時に親の海外出張に付いていったため別々に暮らしていたが、高校入学を機に再び日本に戻ってきた。周囲から羨望と畏怖、嫉妬に情欲と様々な感情をぶつけられるのに事欠かない程に容姿が整った存在だが、理解者は数人存在。ストレス解消法は弟(限定一人)いぢめ、ぬいぐるみ集め。
創世記に起きた争いによる力の歪みより這い出した闇。無限を喰らい全てを一にするという使命を持つ錬金○師だかゼ○レだかもビックリの物体。(弟(俺は違う!)談)
めんどくさがりの母
・黒髪黒眼。ストレートを背中の中ほどで結わえること多し。容姿は美姫も真っ青。身長は160。スタイルも良く見た目は二十歳、中身は四十歳。
・旦那の会社の経理。
・『一鬼』家継承権第二位(破棄)。序列一位。八神家の嫁。
・通称『善鬼』『能わず(あたわず)の鬼母』
・息子呼び『父が関わらなければ良い人』『マジでこの年で兄弟増やすとか止めて』『母さん』
・前時代の十傑が一人。
・旦那狂い。
仕事に家事に両立させるキャリアウーマン。そのおっとりした雰囲気と抜群の若々しい容姿で迫られること数知れず。しかし夫以外の異性に眼中がない。旦那の会社への志望動機は「夫が勤めているので」で通した人。昼行灯がピッタリの夫だが、何故か会社ではそういう呼び方をする人はいない。不思議。入り嫁。
バカップル。褒め言葉の常套句は「最近父さんに――」。好きなアーティストは恋愛○上委員会(歳考えて)。
舞鶴ヶ峰高校に通う学生諸君
朱沙 鶫
・アンノウン
・舞鶴ヶ峰高校、三年
・アンノウン
・通称『朱雀』『神出鬼没』
・十傑が一人
めんどくさがりの学校に通う三年生。数ある有名人の中でも一番名を知られている人物だが、あまり見られる事がない。出席はギリギリだが、成績は学年の十指をキープ。
…………え、誰?(某めんどくさがり談)
駒威芭 紫
・黒髪黒眼。ロングウェーブ。身長は158。細い。スタイル良し。顔がめんどくさがりの姉に迫るほど整っている。常にスッピン。
・舞鶴ヶ峰高校、三年。
・一人暮らしの女子高生。都内格ゲー大会の覇者。
・通称『真・ゲーマー』『ヲタ神』『俺の嫁』
・めんどくさがり呼び『……誰?』
・十傑が一人。
オタク界隈では知る人ぞ知るゲーマー。ジャンルを問わない(強調)深い知識や偏見の無さからオタクにとって三次元を意識させる人物。二次元よりの使者と言われファン多し。しかし本人は自分の容姿に興味がなく、モテると思っていない。下着も付け忘れる程に自分は干物だし、誰も見てないだろうなんて考えているが、体育の時間は胸元へのチラ見を敢行する男子とさりげなさを捨てた女子のブロック合戦が頻発。
とある朝のめんどくさがり(お、珍しいな。この時間に俺より遅い奴がいる)。
亜丞 麒絵
・黒髪黒眼。ロングのストレート。身長170。黒縁の眼鏡がデフォルトだが、たまにコンタクト。
・舞鶴ヶ峰高校、三年。
・○○賞がつく小説タイトル持ち。女子高生小説家。
・通称『奇人』『賞荒らし』
・部員呼び『黒縁』『芥川っぽい。うん? そりゃ勿論ドッグズの方うげらばらっ?!』『亜丞先輩』
・十傑が一人。
子供の頃から奇行が目立ち、付いた渾名は『奇人』。本人は、本当に本に書いてある通りの気持ちや現象になるのか知りたくてやっている。彼女は常々、本は『窓』だと言っている。ある程度の運動能力がいる技(漫画発)などの模倣を行うためか、運動能力はいい。
つまりイカレだなイカレ。ピンポイントブローって本当に足にくるのかしら? つって顎を金槌で叩こうとしたりすんだねばっ?!(顎の割れた後輩談)
莉然 琉那
・茶髪やや茶眼。身長は165。髪型はシャギーが入っているストレートだが、気分によってアレンジ。
・舞鶴ヶ峰高校、二年。
・両親が別居中。買い与えられたマンションで一人暮らし。
・通称『天才』『神童』『舞鶴ヶ峰の頭脳』『識者』etc……。
・めんどくさがり呼び『茶髪』
・十傑が一人。
物事の始まりから終わりを観測できるという特異な能力を持つが、発動当時、両親の別居を子供の時分に観測。何の変哲もない日常から割り出した両親の終わりに恐怖が沸き立ち、無意識に能力を封印。しかし漏れ出る能力だけで、教科書に乗っている数式の理解や暗記などが当然のように行えるため学業がつまらない。何十年と掛かってしまう勉強も僅か数日で終了してしまう。高校入学を果たしたが、享楽主義に傾倒。質の悪い先輩と連むようになり暴行されかけるが、めんどくさがりが助ける。自分でも理解出来ない行動をとるめんどくさがりにやや興味(?)があると本人は思っている。めんどくさがりとの絡みが新鮮で何となく落ち着くものだと感じている。
え? やだよ……なんで一緒にいくんだよ……理解出来ねぇよ。ほら、よく考えて? 一人で行けば、疲れるのはその人だけだけど、二人で行くと二人とも疲れるんだよ? なんと労力が二倍! お安くない! ね? だから俺が頷くまで背中叩くの止めてくんねぇかな……(とある送り迎えによる揉め事より抜粋)
蕪沢 椎名
・黒髪黒眼。身長168。長い髪をポニーテールにしている。モデル体型。
・舞鶴ヶ峰高校、二年。
・蕪沢家長女。一人っ子。
・通称『武神』『舞姫(舞う悲鳴)『とりあえず道場があったら破っとく』
・強制連行された事のある他人が言うには『女性らしさがある』『強引』『尻尾』
・十傑が一人。
父はサラリーマン、母は専業主婦の一般家庭に産まれた突然変異のような才能のある子。勉強は大体一回で理解出来るばかりか、体の動かし方、エネルギーの通し方、稼動範囲、五感の感じ方が長年の研鑽を詰まないと到達しない域に最初から足を踏み入る事の出来る才能があり、現実が色褪せて見えていた。しかし、同幼少期に自分の考えは狭い考え方や感じ方であったと思われる衝撃的な現場を目撃し、いつかはそこに、と目標を持つようになる。めんどくさがりに男女平等拳を喰らいやや落ち着くも、基本は迷惑を掛けていくスタイル。つまり女らしい。
なんか電気とか放つ。校舎裏とかいたら逃げた方がいい。超絡んでくる。(被害者は語る)
真田 恵理
・黒髪黒眼。身長150弱。髪型は基本ツインテールだが、双括りのアレンジが多い。
・舞鶴ヶ峰高校、二年。
・真田家令嬢。中学生の妹が一人。
・通称『真田の姫君』『女帝』『お嬢』『ブラックメン司令塔』『お腹が真っ暗、そんなん言えばお先が真っ暗。おっ、上手くない?』
・クラスメート呼び『ロリ子』
・十傑が一人。
戦国大名とは無関係。数代前から続く家柄だが、戦後に急成長。海外の貴族筋や華族とも親交がある上流階級。天皇や法王といった象徴とも言えるトップとすら会談の機会があり、今代に至り漸く葵乃上と接触を持つ。本人は家の事情をよく理解しているが、利害関係の無い友人を欲したため、市井の学業生活を望んだ。葵乃上の分家(と理解しているが、実際は従家)筋のデータにあった八神が偶々同じ学校に通っていたため、来年入ってくる葵乃上とのコネクションを持つために調査を敢行し、ある事件に巻き込まれるが、めんどくさがりが解決。以来好意を持つようになるが、めんどくさがりはその当時のロリ子を小学生と認識。覚えていない。
あー、うん。クラスにそういう子いるわー。ん? いや、全然話したことない。(鈍感系主人公)
鳴神 真綺
・黒髪黒眼。身長162。セミロング。スタイル抜群。やや吊り目。
・舞鶴ヶ峰高校、二年。
・鳴神家三女。上に二人の姉と一人の兄がいる。
・友達呼び『まきちぃ』『マッキー』『まきちゃん』
・親友の想い人が言うには『つり目』
・ロリ子の親友。
交遊歴が広く友達が多い。年上や年下の知り合いも多々。末っ子なせいか性格に本人も無自覚の甘え癖がある。だが吊り目だ。気さくな人柄や愛想のいい笑顔から憎めない地位を獲得している。本人は彼氏が欲しいと豪語しているが、彼氏が出来たら最終的にいたさなくてはならないことに考えが無意識下で至っているため、実は及び腰。毎月のお小遣いが成績に直結しているためセールに敏感。姉のお下がりやなんかを貰う事が多いが、本人は儲けたと思っている幸せ者。
怖い。常に睨んでくるんだもん。怖い。段々近付いてくるとか考えてみてよ。怖い。目で殺される。(女性恐怖症の方)
城崎 彌
・黒髪黒眼。身長181。爽やかカット。イケメン。
・舞鶴ヶ峰高校、二年。
・城崎家長男。義理の妹あり。
・通称、特になし。
・主人公呼び『スーパー』
・バスケットボール部レギュラー。
よくある学内カーストの一軍。二年生の中では三指に入るイケメン。距離を詰めたい女子が波居る中で絶妙に壁を張るのが得意。それというのも意中の女子がいるから。家庭環境は概ね良かったが、父親が若い後妻を連れてきたので家族との距離感を掴み兼ねている。母親の連れ子と仲良くしようとしているが、イマイチどう接していいのか分からずにいる。
爆ぜろ。いや混ぜろ。(戦闘民族談)
めんどくさがりの隣の席の男子生徒
・モブ。
・席替えを繰り返し行うも必ず隣にくるというハ○ヒ的存在。
めんどくさがりの隣の席の男子生徒の友人・壱
・とある。
・隠れラノベ愛好家。
めんどくさがりの隣の席の男子生徒の友人・弐
・チャラ男(一号)
・読み返すと一号と二号が存在している。もち、計算済み。
めんどくさがりの隣の席の男子生徒の友人・惨
・相棒。
・『浮』の家系の分家筋に属する傍流。軽い重量軽減を能力として持つが、少し力が強い一般人と同じ程度。分家と言えど三世代離れた薄血なため、氏族意識に低く、本人はそういうものだとしか思っていない。ギリギリ合格ラインだった進学校に押し込まれた理由は、葵乃上の家の勅によるものだが、本人はラッキーだと思っている。宮本に桜の告白のセッティングを頼んだ黒幕。
共に苦楽を味わったため友達になれると思っていたが、クラスの女子とイチャイチャ(普通の絡み)していたので敵認定。別に嫉妬とかじゃなくね? ほら、女性という男子殲滅汎用人型兵器にね?(以下略)
葵乃上 桜
・黒髪黒眼。身長161。ボブカット、オカッパ。容姿は日本人形。
・舞鶴ヶ峰高校、一年。
・葵乃上家次期頭首。日本陰陽連理事の一人。衒、殲、滅、斡、椒、珀、骸、皓の内の『衒』を担当。内功特殊権能家の序列一位。
・通称『魂言招来』『現<衒>にせし波』『賜りを得た天女』『鬼握神儡』『万能市松』
・告白された生徒の発言『オカッパ』
・十傑が一人。
連綿と続く葵乃上の家系の今代嫡子。昔からの呼び名のままに『鬼より上』と恐れられる能力者。日本の裏側に立ち、常にパワーコントロールを行ってきていた。江戸時代から『葵乃上』と揶揄するように名を当て始め、それが名実可。本人にとってはそれが日常だったので、特にどうということなく受け入れている。やや酷薄とも言える性格だが、幼少期にめんどくさがりと夏休みを過ごし改善。しかし偶に浮かび上がってくるため治ってはいない。
……?……?………………!……あ、あ〜ね。(薄情系主人公)
渋澤 濕
・金髪碧眼。ショートの天然パーマ。常に眠たげな半眼。身長148。よう……天使体型。
・舞鶴ヶ峰高校、二年。
・両親共に服役中。親戚が親権を持つが一人暮らし。
・通称『堕天使』『イジメっ子ハンター』『頭がパー』
・獲物称『テンパ』
・十傑の一人。
実は『以心伝心』という能力を持つ能力者。この能力自体が希少な上に血縁に受け継がれていく訳じゃないので発見が困難。また、発現者のほぼ十割が成人に至るまでに死に至っていることも、発見の困難差に掛かっている。本人は『違和感』に色が付いて見えていると思っているが、ありとあらゆる目に見えないモノが本人に分かり易く伝わり、叉、触れることによって変質を促せる能力。そのため人間社会では生きにくく、発狂者が多数。政治などの関与に使えるため、為政者が隔離し保護していたとの伝聞が残っている。幼少児に浮浪者に襲われかけ誤って殺害。以来、心が壊れかける。相手の心を壊すことで精神を保っていたが、本人も気付かぬ内に自殺願望があったが、めんどくさがりがインターセプト。めんどくさがりを見つめていると精神が落ち着くので薬替わりにストーキング。めんどくさがりの姉が苦手。
はいはいはいはーい。って何回インターホン鳴らすんだよ?! ガチャッ。帰れ! ……あんた誰の客勝手に帰してんの? はっはっは、いやそんな。テンパさんようこそいらっ、待て待て。なんで帰ろうとするのん? あっ、バカ待て! あんたが待ちなさい。(ザ、ザザサ、ザー……プツン)
物語に彩りをくれるチョイ役の方々
麻生 香奈
・黒髪黒眼。身長166。三つ編みおさげ。眼鏡たまにコンタクト着用。委員長。
・赴馬坂高校、一年。
・一人っ娘、都内に祖父母も住んでいる。
・通称『かな』『かなちゃん』『委員長』
・めんどくさがり称『おさげ』
・クラスでは姉御肌全開。彼氏には嫉妬全開。
主人公の弟の彼女。色々とおかしな人達がいる中で、唯一と言っていい程の一般人。唯一と言っていい程、主人公に(・)暴力を振るわない女性。弟の彼女になって二年と少し。弟が起こした事件により、主人公の説明で弟の事情を大体把握している。一途。
人間に隠された七つの大罪の一つを請け負う悪魔(女性)。しかし男性で最強と思われる存在の打倒に必須のアーティファクト。その権能は頭部に赤い呪痕を残すと云われ、その声は一定の確率で不安を(お兄さん、ちょっと)(やだなー、ナレーション、ナレーションだよ? あ、待って待って。説明読んで。ほら、唯一、唯一って)
プツン
城崎 立花
・黒髪黒眼。髪はストレート。身長80。幼女。
・三歳児。
・三人兄弟の真ん中。城崎家長女。義理の兄と一つ下に妹がいる。
・通称『りっか』『りっかちゃん』『りっちゃん』『迷子ちゃん』
・めんどくさがり称『アメ』『飴幼女』
・砂場のヒロイン
散歩が大好きな三歳児。絵本より童話が好きで、本人にとっては散歩ではなく冒険。街中を体力が無くなるまで歩き回るためお巡りさんに顔の割れた迷子筆頭。なのに人見知りのため警戒心が高く、お巡りさんだろうと知り合いだろうと飴をくれるおじさんだろうとついていかない。常に先頭を切りたい冒険性。めんどくさがりのことはドラゴン(便利な乗り物)か何かだと思っている。
見つけたら通報が必須。(乗り物談)
葵乃上 御澪
・黒髪黒眼。身長80弱。おかっぱアンドちょんまげヘア。幼女。
・三歳児。
・葵乃上家継承権第七位。序列九位。
・通称『ミレイ』『ミレイ様』
・めんどくさがり称『座敷童』
・葵乃上 桜の実妹。
本作に度々出てくる幼女の片割れ。今後の絡みは少ないと思われる。葵乃上の家に於いての扱いは普通。能力の強さも『現実認識』のレベルで普通。姉の『現実改変』が異様。しかし本人はうっすらと姉にコンプレックスがある。そのため能力を常に使用して隠れているのだが、おかげで家族以外には見つけられず強い疎外感を感じていた。大抵は頭首が見つけてくれるまで続ける『隠れんぼ』なのだが、初めて他人に見つけられる。故にめんどくさがり=家族という考えに。
子供から目を離したら駄目だ。ほんの二、三秒目を離しただけなのにイタズラするわいなくなるわ以下略。(どっかの主夫)
浅田 祈澄
・黒髪黒眼。やや垂れ目で目下に黒子。背中まで届く髪は首の後ろ辺りで一纏めにしている。身長170。グラマー。
・尻尾が通っている道場の合宿所の管理人さん。合宿所はお寺。
・通称『自治会のマドンナ』
・葵乃上が抱える士補五家の内の『護』の分家の人間。国内工作員。
ご近所さんからは笑顔が魅惑の未亡人との認識だが、実態は諜報任務を兼任する葵乃上士補家が一、『護』の分家、浅田の一員。『護』の分家はどのような武器も一目で使えるといったビックリ人間の集まり。しかし分家となると能力が薄く、ある程度の訓練が必要。その能力の性質から要人の護衛をすることが多く、本人も『外』派の人間。古武術等の格闘部門の異能者を洗う任務についている。夫が事故で他界。娘には家の事情を話していないため、今後はどうするか悩んでいる。
浅田 志保
・黒髪黒眼。長い髪は基本編み込み。身長128。口を開かなければ薄幸の美少女。
・みやじま東小学校、六年二組。
・通称『しほぽん』『ラッセー』『スナイパー』・めんどくさがり称『痴呆』
・緑化委員。
本人は気づいてないが先祖帰り並みの『護』の能力を持つ。子供同士で遊ぶ時に、『武器』に該当するものの扱いが熟練者も真っ青なレベルのため、本人も周りもつまらない。けん玉等は何が面白いのか分からないレベル。しかしゲームではその異能も無力な為、必要以上にエキサイトしてしまう。一度シューティングゲームをやっていた時に「なんで当たんないの!? こんなの! すぐ出来るのに!」とエキサイト発言をしてしまい、揚げ足取りに出た嫌みな同級生から、ならやってみろと言われ実演。ついた渾名がスナイパー。彼氏が実は六人(告白をオーケーしたことを忘れている)いる将来ビッチ。しかし処○。喧嘩(合宿)しにきてる人達が多い中で、頻繁にサボってゲームをしているめんどくさがりと通信している内に懐く。
鳥頭。間違いなく鳥頭。充電が切れそうだから充電しようとしたら、あたしがやる! って言って配線に向かっていって、そのままテレビ見出すからね。(途中で電池が!? キレた人の発言)
名前だけチョイチョイ出てくる人。
伊万里 翔真
・白髪茶眼。髪はドレッドから坊主まで自在。格好はコスプレからスーツまで多彩。若いイケメンフェイスだが勤続年数を考えると間違いなくご高齢。年齢不詳。
・舞鶴ヶ峰高校、数学教師。
・通称『いつの間にかいる』『派手教師』『学校の七不思議』『心渡り』『天の眼』『浄眼』
・めんどくさがり称『なんで首にならないのか?』
・十傑が一人。内閣国防異能調査監名代。
文化祭を十二分に楽しむ生徒と同じ学校にいるとは思えないほど静かな職員室の自分のデスクで、私は今年の生徒のデータを更新し終えた。
安物のインスタントコーヒーを一口啜ると、今更新したばかりのデータを最初から見直す。
基本が大事です。疎かにしてはいけない土台。
休み前の事件も間違いなく処理を終えました。今代の十傑は些か戦闘向きが多いですね?
該当される十傑にも事件の内容にも間違いはない。この九人を『十傑』とするに問題はない。
……しかし、問題は別の所にありますね。
過去視から得た情報と普段からの行いや私の能力で、十傑は決まる。この作業は国が出来てからの古くからの命題を受け継いだ一つです。慎重に行わなくてはならない。
渋澤は『有』。隠してもいない。蕪沢は発現しつつあるため『警』でしょうが、実績は高いため『有』。八神弟も『有』。かの八神家なら本来は『有』判定ではないのですが、『一鬼』が混じったためでしょうね。姉がそうでした。莉然は封印されていますが『有』。しかし微妙ですが変化が観測されましたね。いやいや、この歳の時分というのは本当に成長著しい。素行に問題がありましたが、何やら折り合いをつけた様子。教育者として、喜ばしいものです。
…………しかし。
問題の生徒のデータに至り、快調に読み進めていた指が止まる。
二年生の八神。
彼は、あの八神女史の弟で一年生の八神の兄。きちんとマークしていたし、きっちりと調べた。そもそもが葵乃上の下にある家の出です。分家なら兎も角、直系なら尚更。
しかし。そう、しかし、ですね……。
過去視から間違いなく渋澤を相手取っているのは分かっているのですが……。
入念に記入したデータを読み取り、しかし変わらない結論を思わず呟いた。
「……彼に異能はありませんねぇ……」
ツッコミと異論は受け付けます。投げられる石はかわしますが。
しかしコメントはありません。
ご了承ください。




