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めんどくさがりと幼女


 待ちに待ったテスト。


 我が校のテストは三日。テストの間は午前中で学校が終わる。

 テスト中は終わった人から教室を出て行くことが可能。答案用紙を先生に預け教科書持って自習室に逝ってよし。専ら頭いい奴と投げてる奴が出てくね。俺は絶対行かねー。行って戻ってくるとかイミフー。


 俺のテスト中は六、七割問題を解いたらフリーズする。後は時間が来るまで問題用紙をボーっと見てる。テスト中は本来寝ちゃだめらしい。解答終わってうつ伏せになってると、「終わった奴も見直ししろよー」とか言って起こされる。しかーし、俺のテストスタイルならあら不思議。問題解いてる途中に見えるから声を掛けられません! あなたも是非試してみては? 授業中は黒板、テスト中は問題用紙を常に見てる俺の優等生度が天元突破すぐる。地表をぶち抜いて冒険に行っちゃうよ!






 今日はお休み。テスト? 昨日で終わったよ?


 だーって、特に書く事なーいもん。


 テスト受けて、帰ってダラダラ。×三。


 ハゲのトンチ坊主並みに今日は休むことにした。アイツ一休みがマジなげえよ! 毎日がお休みとかどこのセレブだよ!


 はい覚醒。ウオォォォォォォォォォォォォォォォォ。十一時か。おはよ。






 台所には一枚のメモ用紙が置いてあった。両親はいない。姉は多分まだ寝てる。ゆっくりできる! ビバ休日!


 メモ用紙には丸文字で『お兄ちゃん。買い物おねがい』と書かれていた。丸文字を使うのは女子。母だ。姉? 人語を解せるのかも疑問だよ……。


 俺は微笑みを浮かべた。


「弟にやらせよう」


「……やらねーよ」


 いつの間にか台所に弟が! 俺の背後に立つんじゃねえよ! 命(俺の)が惜しくないの?!


 『お兄ちゃん』の部分を千切ってメモを見せた。


「おはよ。なんか母さんがお前にって」


「母さんとは朝会ったから。空気を吸うように嘘つくなよ……俺はもう出るよ」


 チッ! またおさげにチクられたいのか?


 不穏な気配を察したのか弟が俺に釘を刺す。場所によっては死ぬが?


「……先に言っとくけど兄ちゃんのせいでもあるからね? 今日、急遽デートになったのは……。もう失点重ねられねーよ……本当に振られちまう」


 弟の表情は暗い。本当にデートに行くの?


 時間から見て昼飯を一緒に食ってからか……。映画館は止めとけ。睡魔が襲ってくる、回避は不可だ。


「今、いい映画やってるよ? 女の子に人気の――」


 俺は弟の興味から外れるような映画を教えておいた。弟は、「ありがとう!」と笑顔で出掛けていった。すまないことをしたなぁ……。今日も紅葉がきっと紅い。






 俺はユルユルと出掛けた。スーパーに買い物だ。

 空は澄み切って気温も暖かい、絶好のデート日和だ。さっきの行動は嫉妬から来たんだろうか?


 まさか。有り得ない。……本当にないよ? だって俺、女の子が降ってくる魔法の呪文を知ってるもん。せーの、


「不幸だー」


 俺は空を見上げた。


 ……あれ? おかしいな? 落ちてきた女の子と空賊に入るはずなんだが……。! ベランダだ! ……ああ〜、しまったなぁ。今から帰っても間に合わないだろうなー。


「うぇぇぇぇん」


 視線を戻すと赤い服きた幼女がうずくまって泣いていた。


 ……いや、女の子だけども。はぁ……。俺なんか神様怒らせることしたかな? 合縁奇縁良縁喫煙の大黒天にお詣りに行くかな。布袋だっけ?


 俺は幼女を通り過ぎた。


 当然!


「あっ、おがじぃー! ま、まっでぇ〜。お、がじぃーー!」


 あん?


 振り向くと、幼女がステテテーと走ってついてき……転んだね。分かってるよ? そこまで鬼じゃないから。


 俺は自転車を停めて幼女に近づいた。


「おい、大丈夫か?」


「お、がじぃっ、ああああん」


 幼女は俺の足に抱き付いた。……こいつ、スーパーの妹か? えー、あいつん家こっから近いのかな。道ですれ違っても話し掛けてきたりせんでくれよー。


 俺は幼女の頭を優しく撫でてやる。


 親に怒られでもしたか? 大丈夫だ。姉じゃなければそんなにダメージ(物理的に)ないぞ。


 泣き止んだ頃を見計らって声を掛けた。


「じゃあ、お兄さん買い物があるから。お家に帰んなさい」


「……わかんない」


 いや、分からんこたなかろ? もっと原住民ポくいくか。うち、帰る。


「ここ、わかんない」


 ……一言つくだけで状況がすげえ変わるね? 待て待て待て待て、状況はクールかつスピーディーに把握すべきだ。どっかの虎も言っていた。


「……おうちは、何処かな?」


「……あのねー、おうち、わかんない」


 幼女のこうげき。幼女は瞳に涙を溜めた。効果はバツグンだ。俺は慌ててフォローした。


「あー、泣くな泣くな。お兄さんがおうちまで連れてってやるから」


「……おうち、かえる?」


「そー。おうち帰るよー」


 よっぽど嬉しかったのか、「おかしっ」と言って抱き付いてきた。呼び名はスルーで。


 こうして俺は、迷子の幼女をゲットした。どうなる?! どうなるの俺?!


 ――タイーホ。


 ですよねー。じゃ、自首してきまーす。


 俺は交番を目指すことにした。






 「だっこ!」


 と言われたのでだっこした。


 最初はどこぞの吸血鬼よろしく自転車のカゴに突っ込もうとしたら、「こわい、こわい〜」と半泣きだったのでそうなった。片手自転車片手幼女である。ま、良いけどね。交番近いし。


 飴幼女は俺の肩に顔をこすりつけるのに夢中だ。二度と「不幸だー」とか言わない。人生の脇役万歳。モブで結構だよモブで。


「ほーら、着いたぞー。――すいませーん、子供拾ったんスけどー」


 奥から警官がでてくる。どうでもいいけど警察ってビビっちゃうよね? 威圧感からかな? しかし俺は物怖じしない。姉で慣れているからね。……さて、どう説明したものか?


「――あー、城崎さん家の子か。また迷子になっちゃったの?」


 警官が幼女に優しく微笑みかけてくる。どうやら常習犯のようだ。なんてこった……。捕まったのは俺の方だったようだ。滑稽。


 しかしこれでお役御免かと思いきや、幼女が俺から離れない。『にげる』を選択。だがにげられない! ボスキャラなの?


「あー。君、この子の知り合い? お兄さんのお友達か何かかな?」


「……クラスメートの妹ですね」


「じゃあ、この子を家まで送ってあげてくれる?」


 何が「じゃあ」なんだよ何が! 大学やり直してこいよ! 待て、地図帳出すな! 俺一言もいいって言ってねーよ!


「今、パトカーが巡回に出ててね、僕もここ空けられないんだよ」


 知らねーよ!


「おかしー。おうちつれてく、ゆった。ここ、ちがう」

 …………大人はみんな嘘つきだからいいんだよ。


 何故か警官に見送られて交番を後にする俺と飴。飴は呑気に手を振っている。飴の家、こっから遠いんですけど……三十分……。こいつめちゃくちゃ根気良く歩いてきたな? そら泣くわ。


 外は危険がいっぱい。今後は家からでないようにしよーっと。






 最近ここ歩いたような……。あ、青のコンビニ。


 そういえば、まだ何も食べてないな。


 ぐううううーー。きゅぅぅぅーー。


「おかし。おなか、へった?」


「飴も減ったんだろ。しっかり腹の音聞こえたぞ?」


「……あめ、かうの?」


 円らな瞳がこっちを見上げてくる。思わずローン組んじゃうよ。


「いや、そんな目せんでも……俺も腹減ったからな。なんか買ってくか」


 コンビニによる。自転車はちゃんと自転車マークの所に停めたよ。


 コンビニの中に入ると飴は降ろしてとせがんだ。タクシーか何かと勘違いしてません?


 一目散にお菓子コーナーに走ってく飴を見送り、パンのコーナーに行く。後でスーパーで買い物するので軽いもんでいいだろうと判断してだ。

 適当に菓子パンと惣菜パンを掴んで持ってく。飴は……。お菓子コーナーで真剣に吟味してた。


「何か好きなの持ってこい」


 近づいてそう言うと目がキラキラしてた。


「いいのー?」


「ああ、いいよー」


 先にレジの近くに行って待つと、ステテテと走ってきたので、商品をレジに置く。


「あい」


 飴が飴を十本持ってきた。……確かに一個って言わなかったもんね? うん、いいよ。最近タカられ癖ついちゃってるね。お父様、お小遣い上げてくれんやろか。


 お会計を済ませ、コンビニを出る。飴にとりあえず一本飴をやる。ダメだ! こんなに食べられないだろ。


 惣菜パンを開けたら、飴がこっちをジッと見てた。


「……半分食うか?」


「うん!」


 ハムとチーズのパンを半分千切って渡した。


「おいしーねー」


 食べる前に言われても……。


 惣菜パンを食べ終わると飴は両手を広げてこっちを見た。だっこですね? わかります。


 だっこして自転車を推すスタイルに戻る。食えないよ。あと菓子パンが。


 飴がガサゴソとビニール袋を探り出した。むむっ。最初に上げた飴をまだ食べ終わってないだろ?


 飴は菓子パンを取り出した。

 ビリビリと破いてチョコを練り込んだクロッワッサンを取り出す。ゴミはちゃんとビニールに戻した。

 自分で食うかと思いきや、俺に向けて、


「あーん」


「…………」


「あーんん!」


 パクついた。

 大袈裟にムシャリムシャリと食いついたら、何が面白かったのか、キャッキャッ笑っていた。残した一口分は自分で食べていた。


「あまいねー」


 今の行為が?







 公園に通りかかった所で飴が、


「ここ、わかる!」


 と言ってきた。


「……うち近いのか?」


「おうち! むこう!」


 飴は公園の奥を指していた。地図だと大きく回るルートだったが、公園を突っ切って時間短縮できるならありがたい。ここでバイバイしてもいいのだが、国家権力から直々に依頼されたのだからやり遂げよう。別に後が怖いわけじゃないよ?



 公園の半ばぐらいで群れて遊んでいたガキの集団が、指を指して近寄ってきた。おいおい、人を指すんじゃねえよ。


「りっかちゃん、もどってきた」「ひとさらいだ!」「だっこ、いいな〜」「やっつけろ!」「りっかちゃん!」「なにしてるの〜?」


 ガキに囲まれた! 逃げ場がない!


 ワラワラと近寄ってくるガキ共に飴(りっかちゃん?)は嬉しそうに手を振る。


 やめろ! 俺に登るんじゃない! 自転車を蹴るな! だっこは無理だ、両手が塞がっているだろ? 髪を引っ張るな! ハゲる! ケツ触ってんのはどいつだ?!


 俺はりっかを降ろすと一人一個飴を振る舞った。ほ〜ら、飴上げるからあっちいきなー。モチロンりっかにも一個やった。


「……君、何してんの?」


 飴配ってんだよ。


 振り向くと、生け垣の上から茶色い髪が覗いていた。どうやってこっち見てんの? 心眼?


「茶髪か」


「はぁ?! 言っとくけどこれ地毛だから!」


 見たまま言っただけなのだが、もうめんどくさいのでスルーで。


「ほら、飴は渡したんだ、むこうで遊べ! 大丈夫だりっか、ちゃんと家に送るまでここにいるから」


「ねぇ、聞いてる」


「ダメだって。疲れてっから。だっこもしないー。ほら、むこう行け」


「もう!」


 茶髪がグルリと回ってきた。


 なんだよー。なんの用だよー。帰れよー。嫌なら俺が帰るよー。


 茶髪はラフな私服姿でコンビニのビニール袋を下げていた。直帰しろよ。


「何やってんの! って聞いてんの!」


 眼科に行きな。エセ心眼。


「子供に餌付けして、俺に近づかないようお願いしてたんだ」


「は?」


 チッ。ド低脳め。


「飴やって向こうで遊ぶよう言ってたんだよ」


 茶髪と話しだして、つまらなくなったのか子供達は向こうに移動した。最後まで残っていたりっかに「遊んできな?」と言い含める。


「……子供と遊んであげたりするんだ。……この公園よくくんの?」


 説明がめんどくさかった俺は飴を取り出して言った。


「ほら、お食べ」


 返礼は顔面へのストンピングだった。


 悔いはない。ピンクか、良い趣味してるぜ!






 子供達が遊んでいるのを、俺と茶髪は木で出来たベンチに座りながら見てた。茶髪は飴をくわえてる。


 っんだよ! こいつよぉ。じゃあ、蹴んなよなー。しっかり報酬は貰ったけどさー。俺、今日善行しか働いてないよ? 神様はなんで俺の肉体をイジメるの? 弟? 彼の顔を紅葉で飾りつけるのは悪い事ではあるまい。


 俺の不満光線にダメージを受けたのか。茶髪が鋭い視線で返してくる。威力十倍。


「なにか?」


「いや、可愛いなと思って。顔の造形といい体型といい美の極致だな。髪なんか日輪の輝きを帯びて茶色く見えるよ」


「じ! げ!」


 少しむくれているが、鋭い視線は収まり顔もほんのり赤い。計算通り。


 俺が新世界の神(成り損ね)よろしく笑みを浮かべていると、茶髪が躊躇いがちに聞いてきた。



「……君さー、い、い今、……何年生?」


 躊躇うことですか?


「二年」


「あ、タメじゃん。うっそ。君なんて知らなーい」


 君がしらな〜いのは知ってる。逆に知ってたら怖いわ。なんで接点ゼロの奴知ってなきゃならんねん。


「君さ、メチャクチャ強いよねー。あん時はパニックだったけど、落ち着いたら……ね? だからそんな強い人いたのかなーって」



 いやぁ。家庭内じゃ最低辺ですけどね。最弱は父さん固定。弟は四回転。姉はビッグバン。あ、ダメだ全然強くないよ。調子乗らない、これ自然の摂理。……まぁ、四六時中喧嘩してるわけじゃないから、もしかしたら強い奴なんて結構いるかもよ? それこそ喧嘩せずに一生終える奴が弱いとは限らないし。


「うちの高校は格闘技の選択あるからなー。多分いっぱいいんじゃね?」


「……なんか、そんなレベルじゃなかったような? まぁ蕪沢とかいるし? そういうこともなくもない……」


 茶髪が俺の部屋であった人達がそうですよ。意外にポコポコいるんだよ。いや怖い! お外歩けない! でも部屋はもっと怖い! ほんとタスケテ。


 そこで何かに気づいた茶髪がハッと顔を上げる。


「君! かっ、蕪沢に『お願い』してるクチ?! そのために鍛えてる?!」


 貴様が何を言ってるのかわからん。国語って知ってるー? 覚えておけば凄く便利!


 一瞬レクチャーを考えたが、茶髪は真剣な様だったので普通に返した。


「いみふー」


「なんでよ?!」


 肩をすくめて両手を広げる、外国人ばりのリアクションをかましたら、平手が飛んできた。なんでよ?!


「も、いいわ! 大体違うのはわかったし……」


 も、いい。人の反応じゃないッスね。

 将来の魔王(姉)の誕生を阻止すべくコンコンと説教をしようとしたら、茶髪が立ち上がった。ちょっ! 聞いてけよ! このままじゃうちの姉が大魔王様になっちまう?! 若い肉体を別に保存するレベル。人類に明日はないね。


「じゃー、帰る。バイバイ。……またね?」


 茶髪が手をフリフリして公園を後にした。明日はないんだよ。


 話が終わったのを見計らってりっかが駆けてくる。


「もういいのか?」


「……うん。かえるー……」


 元気ないなと思ったら、瞼がトロンとしていた。眠たいの?


 よく考えたら、一時間近く歩いて飯食って遊んで、そら疲れるわなー。

 俺はりっかをだっこすると、公園を抜け出した。りっかは友達に手を振っていた。


 少し歩くと、『城崎』の表札があった。


「おーい、着いたぞ。ここか? お前ん家」


「……うん。ここ、おうちー……」


 限界ギリギリでしたね。


 俺はりっかを降ろすと最後の飴を握らせてやった。りっかは眠い目を擦らせながら玄関に向かった。


 自転車に乗った俺にりっかが手を振りながら言う。


「……おかしー。ありがとー」


 ……どっちの意味だ?


 気にするなと手を振り返し、りっかが家の中に入るのを見送った。


 買い物に行かねば。まだ休日は残ってる。






 恒例の、姉ちゃんターイム。じゃ、ないよ?


 家でダラダラゲームをしながら、弟の帰りを待っていた。フリースロー連続で決め続けるとか無理だよ……。


 夜の紅葉を愛でつつ、酒(炭酸)と肴(お菓子)を楽しむのはいいよね。誰が言ったんだ! 他人の不幸が蜜だと! 表彰したい。


 弟が帰ってきた。

 フラストレーションマックスなのか、珍しくドタドタと階段を駆け上がり、いの一番に俺の部屋へ。遅かったじゃないか! 朝帰り(笑)かと思ったよ!


 俺はいそいそと座椅子に座り、テーブルを手元に。さ、紅葉狩り紅葉狩り。


「兄ちゃん!」


 私のことかね?


「ありがとう!」


 ……………………なぬ?


 弟は満面の笑みを咲かせていた。…………その顔に紅葉はなかった。


 なんでも俺が適当に選んだ映画が『当たり』で人は少ないし面白いし、終わった後に感想を言い合い、すっかりわだかまりは無くなったそうだ。少し興奮したまま街を歩き映画のワンシーンを真似たりして、時間が立つのも忘れて楽しんだそうだ。真似るなよ、船が沈むぞ?


「これお土産! 凄い面白かったよ! 今から凄い人気でると思う!」


「まぁな。もっと褒めろ」


 そう言いつつも、お土産を奪うと弟の背中を押して部屋を叩きだした。




 弟は彼女と楽しくデート。

 俺は幼女と自転車で散歩。


 格差が無くなれば世界は平和になるのに。俺はおさげちゃんにまた働いて貰う事を決めた。世界平和のためだ! 私欲じゃない!

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