学校…そして…
こんにちは!!
この投稿が初めてとなるものです!
至らぬ点が多々あると思いますが暖かい目でみていただければうれしいです!
ここ直したらいいよ!この場所おかしいよ!などというところありましたら教えてもらえると嬉しいです!
「あきーおはよ!」
また朝がやってくる。
そう、この「おはよ」が俺にとっての朝を知らせる目覚ましのようなものだった。
「おはよ…あおい」
「元気ないよ??どしたの…」
「え…元気だよ」
「えっ。ほんとよかた…だめなんだよ?うちのだけ学校に行かせるとか…」
「は?あおいだけで学校に行かせるとか危なくて死んでも行かせねぇよ」
あおいが頬を赤くしながら
「ばか…」
と言った瞬間
「ほらぁぁぁぁぁ!起きなさい!!
遅刻するよ!!急ぎなさい!」
またいつもの様に邪魔なお母さんの叫び声が聞こえる。
その声を聞きいつもの様に怒りを交えながら
「わかぁぁぁりました!!」
と叫ぶこの元気な声で叫ぶとあおいも安心して学校にいけるらしい…
「あおいいくよ」
「わかった!」
二人で階段を降りる。
そしてリビングのドアをあけると
「ほらぁ朝からいちゃつくなバカップルが!リア充爆ぜろ!!」
姉貴がいつもの様にこの一言を言う。俺は知っている姉貴には彼氏がいることを…
「は?なんでだよお前にもいんだろ!!イケメンで年収500万の彼氏がよ!」
「うん…」
この事をいうと何故か落ち込む姉貴
それを見て笑う母親とあおい。
このような日々が長く続くといい。
そうこの理想的な家族そして彼女。
そして騒がしい家から抜け出し二人で学校に向かう。
「あきーあき!!今日またご飯
あーんしよ???」
またいつものお願いタイムだ。
俺はいつもの様にお願いされ恥ずかしい思いをするのだ。
「ばかやろー!まったく…甘え坊だなぁ…まあいつも起こしてくれるし一回ならいいよ。」
「やたやた!あきだいすき」
「ばか声がでかい…」
あおいは気持ちが高ぶると声が大きくなる…そのせいで
「うぇぃー!またいちゃついてんのかぁー??いいねー!」
こんな感じのバカなやつが湧く。
「うるせ零。」
「あっきーまじイチャイチャしながらきれんなー!あおいがいちばんうっせーし」
「どこがうるさいの!言いなさいよ!!ばか!」
「ばかーなのはお前だバカ」
零とあおいはいつもこんな感じで俺ははぶかれる。バカ騒ぎしている間に学校についてしまうのが俺たち三人なのである。
俺の学校はクラスが北海道の中で
一番多いらしいそのため人数が
1クラス40人という暑苦しいクラスになる。
「おはよ」
「ぅぃーす委員長ー!毎日らぶらぶだないいな!」
そう俺はこのクラスの委員長という立場である。
「はいはい、いいですよね」
「また冷たいしぃ…」
という会話をかわしながら
俺はふと後ろから聞こえてくる話し声に興味をもった。
「おい。パラレルワールドってしってるか??」
「え?なにそれ??」
「パラソルワールドって言うのはな…………」
すごくながい説明であった。
聞いている自分も疲れるほど長いものだった。なぜかその話に惹かれ
メモを1枚とっていた。
その内容は簡単にまとめると
パラレルワールドへの行き方がかいてあるサイトというのが3chというらしい。
パラレルワールドの行き方は
1まず六芒星を書いた紙を右手に握りねる。
2強い意思が必要である。
上の二つが簡単にまとめたやり方である。
俺はやりかたを書いた紙をポケットいれた。
このメモによって俺の世界は変わっていく。
学校というのはだれもが
必要ない。消えろ。勉強がなければ。という考えが思いつくだろ。
そうそれが事実。ならなぜ学校にくる。俺はそう思う。だがちがった
俺は我慢しながらでも授業をうけていたらこの事件が起きることはなかったから…。
その日の授業はいつもと変わらない。俺もあいつも。………
授業が始まって五分後先生はプリントを取りに職員室に向かった。
その瞬間あおいがたちあがり俺の元にかけよってきた。
「あき!あきー!ノートかかなくていいから二人でさ?さ?抜け出してデートしない???ね?ね?」
「いまからいくのか?また怒られるぞ、それでもいいなら」
「いいよ!いこ?」
というやりとりをかわし、先生が職員室に着いた頃を見計らい、教室から全力で玄関を目指した。
玄関まであと50mもないところで
「…つかれた」
「お前が行こうっていったからこうゆうふうになったんだろ…」
「うるさい!!あ、先生が!!走るよ!!!」
「わかった」
いつものように学校を抜け出し
デートをするそれが日常だった、だが今日はいつもと違っていた。
そして学校を抜け出すと外にはいつものと同じ光景が目に飛び込んでくる。
「ね、ね、どうする?どこいく?」
「どこでもいいよ」
「またそれ!何回目さ!もー…あ、ケーキ屋さんとかどう??」
「いいよ」
「きまり!!」
こんな会話をしながら二人で歩いて数分した時、
「おい、逃げろ!」
「にげろ、にげろ!はやく!」
映画のワンシーンに出てくるような言葉が聞こえた。
「ね?どしたのかな??行ってみない?あき?」
「まあ一応気になるし行ってみるか」
「うん!もしかして映画の撮影かも!」
「おい!そこのカップル行くんじゃない!危ないぞ」
あきとあおいはいきなり喋りかけてた人の顔を見るとその表情から伝わる真剣なまなざしは真実を語っているという事が一目瞭然であった。
「わかりました。おい、あおいここは一度距離をおいたほうがいい」
「うん…」
と話していた時だった。その声を囲んでいた人たちが一斉に別々の方向へ走っている、
まるで逃げているようにも見えた。
その時だった。
「殺してやる、殺してやる、殺してやる!」
二人の耳に突然この言葉が飛び込んできたのである。
この声を聞いた俺はすぐに逃げようと声を上げた
「ここあぶなそうだからいくよほら!!」
手を強くつなぎ俺はすこしでも距離を取ろうと車道を渡ろうと信号が変わるのを待っていた。
その一瞬の時であった。
大きな叫び声をあげ俺たちの方に走ってくる男が見えたのは
「あぁぁああああああころしてぇやぁなりるぁぁぁぁ」
とても大きな声で誰もがこの声と叫び声に逃げ出した。
だが俺たちは逃げることができなかったなぜなら後ろは車道前からは包丁を持った人
「おいかわれよ早く信号かわれよおいおいふざけんなよ車多すぎんだろおい止まれよおい」
その声は誰にも届かないのであるみなその男が怖いからだ。誰だってそうだろう。死ぬのは怖いだが人が死ぬのは怖くないそんなもん誰でもわかることであった。
そして信号は変わらずにナイフを持った人は俺たちに的を絞って殺そうとしているのが伝わってくるくらいの殺気である。
「お前らを殺して俺は死ぬだからにげんじゃねーーぞ殺してやるから殺してやる殺してやるしね女」
「え、やだたすけておねがい」
その時だった
俺はあおいを押しその男のナイフを胸で受け止めた。
だが流る血は静かなのに後ろからは
とても大きな衝撃音
まるで車に人が跳ねられてるような音であった。
「え、あ、あ、ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
こえにならないような叫び声をあげ
ナイフで刺された胸の痛みを忘れたかのようにあおいによりそった。
「ごめんごめんごめん大丈夫?すぐ助けるから救急車呼ぶから助けるからお願い生きててくれたのむから」
あおいは目を覚まさなかった。
俺はそのままあおいの胸に涙と血液を垂らしながら気絶した。