表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
79/173

95話 終戦

数字は英語で読んで下さい。

サイオウとウィークスはお互いに支えようにして東の大地にいた。ウルガミットがブラックに乗って迫ってくる。

ウィークス[策は...あんたガレオラの大将だろ]

サイオウ[ば、バカ言うな...俺が聞きたいぐらいだ...げほっ]

ウルガミット[直に抗体を駆逐する!!]

サイオウ[アーバレストを出せ!! 早く!!]

ウィークス[!?]

ウィークスはひび割れたアーバレストを発現させる。

サイオウ[俺はもう疲れた!! ウィークス! 後はお前に託すぜーーーっ!!]

ウィークス[んなアホな!!]

サイオウは光球でアーバレストをコーティングする。アーバレストは黄金に輝く。

ウィークス[熱い...]

サイオウは倒れる。

ウィークス[おい!]

サイオウは気を失っていた。

ウルガミット[カアアーーーッ!!]

ウルガミットはB.N.ストリームを身体中に纏い突っ込んでくる。


ウィークスは息を飲んだ!


ウィークス[スアアアアアアアアアアアアアアーーーーッ!!!]

アーバレストを振るった瞬間、アーバレストが伸びる。

ウルガミット[うおおおおおおおーーーっ!?]

ウルガミットはかわそうとするが遅かった。ブラックだけ飛んでいって、自分はアーバレストに叩きつけられる。その衝撃波はウルガミットを越えて、見えなくなるまで走っていき、大地が割れる。

ウィークス[うはあっ]

ウィークスは膝をつく。ウルガミットは倒れている。

ウィークス[.....っはあ!]

ウィークスは両膝をつく。

ウィークス[やったぜサイオウ.....]

ウィークスはブラックを見る。


ウルガミット[ちっ.....]


ウィークスはゆっくり振り返る。

ウルガミット[見ろよ手え...火傷しちまった]

ウィークス[~~っっっ!!]

ウィークスは冷や汗をかいた。ウルガミットの手からB.N.ストリームが沸き上がっている。

ウルガミット[考えとしちゃ良かったが、1+1が10にでもならねえ限りそれじゃあ無理だなあ....]

ウィークス[....ネカロパ]

ネカロパ[あんだ]

ウィークス[ジランとやった時みてえに出来ねえのか]

ネカロパ[あん時は我が解放された瞬間だったからな...まあ、いいか。我に体を貸すって事だな?]

ウィークス[ああ]

ネカロパ[戻れねえかもよ?]

ウィークス[はあ...はあ....死ぬよりゃマシだ]

ネカロパ[契約成立っと。じゃあ....いくぜジ.エンド!!]

ウルガミット[ん?]

ウィークスの体からネイティブストリームが消え、グッタリしている。

ウルガミット[......?]

地響きが起こる。

ウィークス[レッド.シー.プラネットより来たり。我が名はネカロパ。赤いネイティブストリームである!!]

ウルガミット[何っ!?]

大地が振動し、レッドオーラと共に巻き上がっていく。ウィークスに赤い髪がつき、首もとに赤い腕が巻き付く。

ウルガミット[よう....やっとお目覚めか]

ネカロパ[KAAAAAAA.....]

ネカロパは首をゴキゴキとならす。

ウルガミット[チルドレンがよええ内はお守りも大変だな]


DAN!!


ウルガミットはいきなり後方に吹っ飛ぶ。

ウルガミット[う....?]

ネカロパ[かええそうによお....きりのいいところで逃げてりゃあ地獄も観んと済んだのになあーーーっ!!]

ネカロパは四つん這いでウルガミットに襲いかかる。

ウルガミット[これは...予想以上に...!]

避ける暇などなかった。ウルガミットはB.N.ブレードでネカロパを受け止める。

ウルガミット[くうっ!?]

ネカロパ[BAGGGGGG!!]

ネカロパはB.N.ブレードを噛んで折り曲げる。

ウルガミット[こくなああああああああーーっ!!]

直接B.N.ブレードから黒い雷を発生させ、それは轟音と共にネカロパの口を広がり、体を突き抜ける。


がーー


ガシッとネカロパはウルガミットの頭を掴む。

ウルガミット[!?]

ネカロパ[聞こえるかああああああーーーーーっ!!]


DA!!


っとウルガミットの耳元で大声を出す。ウルガミットは止まる。

ウルガミット[????]

何も聞こえない。

ネカロパ[ンダラアアアアアアアアアーーーーっ!!!!ディイイイイイイイイイイイアアアアアアアアアアアアアアアアアアーーーーッ!!!!]

ネカロパのレッドショットが30発叩き込まれ


ラストショット!


ネカロパは両手を組む。

ネカロパ[見とけよウィークス!! これが使い方ってもんだああーーーーーっ!!]

両手のイモータルショットを放つ。それはウルガミットの体を貫通し、地平の彼方へ轟音を出しながら延びていく。

ウルガミット[グハッ!!]

ウルガミットは黒い大量の血を嘔吐し、ぶっ飛ぶ。

ネカロパ[さあて....]

イモータルショットが轟音を出して戻ってくる。ネカロパは両手を広げる。

ネカロパ[全体で受けて....うっ!?]

ネカロパの背が赤と青の爆発を起こす。ブラックのグリコーゲン砲だった。

ネカロパ[ああ? 何しとんじゃコラア!]

その一瞬が明暗を分けた。

ネカロパ[!!]

戻ってきたイモータルショットでネカロパは吹き飛ぶ。

ネカロパ[いってえ!!]

6回転して止まる。

ネカロパ[あつ~...]

ブラックはウルガミットを拾う。

ウルガミット[よ、よし、一旦.....]

ブラックへ青い光弾が直撃する。

ブラック[AGE!!]

ブラックからウルガミットが落ちる。

ウルガミット[うくっ!?]

ベーオが放った光弾だった。

ベーオ[ネカロパ様が覚醒されたのか....逃がさんジ.エンド!!]

ベーオはメギバールの指示を忘れていた。

ウルガミット[!!]

ウルガミットのB.N.ストリームが回復していく。ネカロパが立ち上がる。

ネカロパ[な、んだと....]

上空に2人浮かんでいる。片方はジランだった。もう片方からB.N.ストリームがウルガミットへ流れ込む。

ベーオ[ジ.エンドか!?]

ジラン[パワーバランスは十分に崩れた。もう行くぞウルガミット!]

ウルガミット[5....6ももう出てきていたのか]

ネカロパ[UBAAAAAAAAA!!]

ネカロパはオーラジャンプでウルガミットにB.N.ストリームを送っている奴に襲いかかる。

ジラン[あの時は世話になったな。兵達の手前お相手出来なかった事をここに詫びようネカロパ]

ジランから黒い人形が沢山出て、ネカロパを囲み殴りつけてくる。

ネカロパ[うざってえええーーーっ!!]

それらは簡単に吹き飛ばしたが、ジランが頭上から殴りつけてくる。

ネカロパ[効くか....!?]

ネカロパにも何が起こったのか分からなかった。黒い風と共に、ネカロパは海に叩きつけられ気絶する。ジランがウルガミットを背負う。

ジラン[これが始まりだ人間と赤い獣よ! 死にたくなくば足掻け!! 戦え!! 我らはお前達の魂を望むぞ!!]

そこへ巨大な艦がやってくる。

?[5、引き上げましょう]

ジラン[期待しているぞ連合軍よ!!]

3人は飛びさってしまう。

ベーオ[はあ...はあ....申し訳ありませんメギバール様....]


そこに来た艦は名をエレジーと言った。


ウィークス[.......?]

天井が見える。

ウィークス[いつっ.......!!]

体のいたる所に包帯が巻かれている。ウィークスは飛び上がる。

ウィークス[はあ....はあ.....]

ウィークスは頭を抱える。

ウィークス[ど、どうなった...何がどうなった!?]

ウィークスは部屋から飛び出す。

ウィークス[!!]

ウィークスは人にぶつかる。

?[無理すんなよお前は]

ウィークス[!!]

聞き覚えのある声....


ウィークス[マレーさん...]


マレー[元気はあるようだな]

そして隣にはエックスがいた。

エックス[無事かウィークス]

ウィークス[エックスまで...ど、どこですここ!?]

マレー[ここはエレジーという飛空戦艦の中だ。お前達を収用したんだ]

ウィークス[サ、サイオウとベーオは...?]


サイオウは重傷だった。助かる見込みがない。ウィークスがサイオウを観ていると隣にベーオが来る。

ベーオ[ネカロパ様、お力不足で申し訳ありません.....]

ウィークス[いや....ネカロパが勝てないくらいだ。最初から無理な戦いだったんだ....]

ウィークスはベーオを撫でる。


ジ.エンド.オブ.レインボウの攻撃は各所ポイントで発生しており、ミスト城も陥落した。もう戦争どころではなくなり、3国による戦争は一時休戦となった。ジ.エンド.オブ.レインボウに対抗する力はアース.オブ.ザ.チルドレンのみ....チルドレンの支援艦として運用されたのがこのエレジーである。この艦には様々な国の人物が乗っており、全指揮権をソルが担っていた。アルフォリアのマレー、メラノ族のエックス、カレコシアのアローや、人種に関係なく世界の為に集まってきていた。


戦いは始まったのである。

ここからアース.オブ.ザ.チルドレンvsジ.エンド.オブ. レインボウの始まりです。大変長らくお待たせしました。

それにしてもウィークスはアコーディーの事は忘れたままなんですね。

サイオウも言う気はない?ようです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ