77話 ブラック救出作戦2
ウィークス[う!? ちいっ!!]
ウィークスはレーザーを一発弾き飛ばすが、あまりの多さに裁ききれない。
ウィークス[うおおおおおおっ!!]
ウィークスはオーラダッシュでとにかく岩影に隠れる。
ウィークス[思った以上だくそっ....見透かされてたかよっ!!]
レーザーの集中砲撃で岩が爆発し、ウィークスはオーラジャンプをする。
ニラック[全軍タイミングを合わせるな!! 逆に逆にうてええええええ!!]
ウィークス[せえのおおおおおっ!!]
ウィークスはアーバレストを振るう。
ニラック[2.5陣!!]
全兵が左右に分かれ、一直線のアーバレストの衝撃をかわす。
ウィークス[練度たけえなおいっ!!]
ニラック[構えいい!!]
ウィークス[いっしゃオラアアア!!]
ウィークスは空中でオーラダッシュし、軍の横に回る。兵は異様な速さで横を向く。
ウィークス[なにっ!?]
それは武術の足運びだった。ライドポリスは旋回が間に合わない。ウィークスのアーバレストの衝撃波はライドポリスだけを吹き飛ばし、兵達は回避しながら撃ってくる。
ウィークス[狙いが....こいつらっ!!]
アーバレストでレーザーを弾き飛ばすが、一発鎧に被弾する。
ウィークス[お...うお!]
鎧は砕けるが、踏ん張る。その姿を見て兵達の士気が上がる。
ウィークス[マン....ダメかもしんないよ~俺!!]
マンはサイオウのいる建物に侵入していた。
マン(ドラゴンを隠せるとしたらここの地下か...急がないと)
兵達が慌ただしくウィークスの元へ向かうなか、1人の兵士を部屋に連れ込む。
ガレオラ兵士[な!]
マン[しっ、しい~.....]
マンはナイフを兵士の首に突きつける。
マン[私の質問にだけ答えてくれ。OK?]
ガレオラ兵士[は、はい....]
マン[ここにドラゴンが収容されているな?]
ガレオラ兵士[.......]
マン[Hey!!]
ナイフを強くおす。
ガレオラ兵士[ん、んん~!!]
マン[はいかいいで答えろ。いいか? 慎重にな....]
ナイフを緩める。
ガレオラ兵士[はあはあはあ....はい、います....]
マン[ここからどう行く?]
ガレオラ兵士[左に出て...突き当たりの階段を下っていけば....]
マンは兵士の首を締める。
ガレオラ兵士[うがっ...そんな]
兵士は気を失う。
マン[死んだら悪いな]
マンは兵士の鎧を着て部屋を出る。そして地下の扉に着く。ドアにカギがかかっていた。するとなにやらドアから熱源を感じる。
マン[パープルオーラ....?]
マンは扉から離れる。扉が爆発する。
マン[くううっ!!]
マンが向こうを覗くと、何本もの鎖に繋がれたブラックがいた。
ブラック[gyuuuu......]
口の鎖は自分でひきちぎったらしく、血を流していた。
兵士[爆発か!?]
マン[まずい....]
マンは鎖を取ろうとするがびくともしない。そこへ兵士が銃を撃ってくる。
マン(どうするか...!)
マンはブラックのオーラを自分に感化する。
ブラック[aga?]
マン[お前....これ、オーラだったのか!]
マンはナイフの先にオーラを溜める。それはグリコーゲン砲だった。
マン[ちっ! 少し遠いですね!]
マンは少し前に出る。兵士はそこに銃を撃ってくる。
マン[!!]
ブラック[gyua!!]
ブラックは体をよじらせ拳銃からマンを守る。普通の銃弾程度では硬い皮膚で止まってしまう。
マン[かたじけない!!]
小さいグリコーゲン砲ではあったが、発射され、鎖を3本吹き飛ばす。そして壁に当たり爆発する。しかしまだ鎖は4本繋がれていた。
マン[さて...!]
ブラックは鎖を噛む。3本の鎖が切れた事により、体の稼働領域が増え、力が入り、鎖を一本かみちぎる。しかし残り3本は口が届かない。そこへサイオウが来る。
サイオウ[こっちがメインか...投稿しろ! もう逃げ場はないぞ!!]
するとマンとサイオウは宇宙を感じあう。
サイオウ[何....?]
マン[な、何者だ貴様...!?]
マンはサイオウを感化する。