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57話 安らぎと苦悩/58話 ドラッキー/59話 最高の仕事/60話 メラノ族の戦士

少々だれる回だったので話をまとめました。

次回からウィークスの新たな戦いが始まります。

カレコシアという国と対峙する事になるウィークスをまた宜しくお願いします。

エイロウの丘....


盗賊がブルールを見つける。

盗賊[ほう....こりゃあ高く売れそうだなあ]


翌日...


全く部屋から出てこないウィークスをマレーが訪ねる。

マレー[ウィークス]

マレーはドア越しに話しかける。

マレー[ドラゴンに乗ってみないか?]


.....返事が無い。


マレーが立ち去ろうした時、ウィークスが出てくる。


ウィークス[うおおおおお~!]

ブラックと名付けられたドラゴンはウィークスを乗せて空を飛ぶ。

ウィークス[すげえ~! おえ]

ブラックは飛空船に近づく。

艦長[うわっ!]

マレー[ばか! ブラック!]

ウィークス[いいじゃんいいじゃんどんどんとべえ~!!おえっ...]


ウィークスはその足で病院へ行く。車椅子に座って空を見つめるヴァイトがいた。ウィークスは買ってきたリンゴをテーブルに乗せる。ウィークスも一緒に空を見つめる。

ウィークス[そうだ、リンゴ、むいてあげるよ]

皮を剥いて食べやすいように斬りヴァイトに渡す。ヴァイトはゆっくり食べ始めた。

ウィークス[俺も食おうかな...]


ーークラッド城....


ドラッキー[アース.オブ.ザ.チルドレンが目覚めたか....私を牢獄などに入れずにおいていればな....]

ギャッツ[勝手に兵を動かそうとした自業自得だろうが!]

ドラッキー[だがやはりエイロウの丘を調べておくのは当たっていたろ? 確かライドポリスも私が素体を完成させていた為に間に合ったのだろうが]

ギャッツ[貴様!!]

ギャッツはぶん殴られる。

ジェット[お、王...]

そこにはカレコシアの王、ジランがいた。風貌ままるで恐竜といったところだ。

ジラン[態度や風貌が問題なのではない。仕事が出来るかどうかだ。貴様ら3人を見ていると虫酸が走るぞ!!]

ガイロ達3人は土下座する。

ジラン[ドラッキーよ、策はあるか?]

ドラッキー[あちらも残骸からレーザー兵器の量産は進むだろう。ならばこちらが一日の長があるわけだ。ライドポリスの改良なぞ俺にとってはたいした事ではない。アース.オブ.ザ.チルドレンは男、しかも少年と言ったな]

ジラン[そうだ]

ドラッキー[なら....女、だな]


ウルズヘッドのアジト....

ウルズヘッド[いいか、アース.オブ.ザ.チルドレン.....彼には敬意をもって接しろ。いいな!]

ウルズメンバー[はっ!!]

ウルズヘッド[待て、ブルールはどうした?]

イプニック[捜索中であります]

ウルズヘッド[なんとしてでも見つけろ....何としてでもな!!]


マレーは前線へとドラゴンに乗って行った。ウィークスは見送りに行ったが、心が晴れなかった。


もう、戦いたくない.....


ウィークスが城に入ろうとすると、血だらけの男が倒れていた。

ウィークス[!!]

ウィークスは目を疑った。


エックスだった。


ウィークス[え、エックス!?]

エックス[た、頼む....王に...]

重傷のためかウィークスに気づいていない。城に運ばれたエックスはベッドに横になりながら経緯を王に話した。ライドポリスの軍勢によりメラノ族がほとんどやられてしまった事。そしてウィークスも話しかけた。

ウィークス[エックス....]

エックス[!!....ウィークスか?]

エックスは身体中を、そして目も包帯を巻かれていた。

エックス[目を閃光でやられてな....しばらくすれば以前程ではないにしても視力は戻るそうだ。声を聞かせてくれ...ウィークス...]

ウィークスは涙ぐむ。

ウィークス[エックス....!]ウィークスはエックス両手を握る。

エックス[俺は....俺はミラウを守れなかった....ミラウを...!!]

医者が首を横にふる。

王[行こうウィークス君]

ウィークスはうなだれていた。

アーバレスト マガフの目(写本、アーバンイルペ.ヒロイックエルプより抜粋あり)にマレー.ラキ、ヴァイト.ブレス.ギラ、エックス.メラノ.ギンゴエスの記述追加。

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