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55話 アース.オブ.ザ.チルドレン

ウルズヘッド[ミラ大陸とアルフォリア大陸の長たる者のみが知る伝説....それが一部に漏れだしたのが26年前。地球のツボの1つであるエイロウの丘からはエネルギーが溢れている。それは地球上のどこからでもでているがエイロウの丘は特に強いのだ。それはネイティブストリームといい、あらゆる動植物の生命源となっている。星からそれを吸い上げ体内を通過させ、また星に返す。それが生命のサイクルなのだ。しかし稀ーー...いやほんの一握りネイティブストリームを微小に増減させ人間という生物の臨界点を突破出来る者がいる。それがアース.オブ.ザ.チルドレン.....エイロウの丘を守る為にミラとアルフォリアは同盟を組んだという噂まであるくらいだ。もちろん、それを知る者はことごとく抹殺されてきた。カレコシアに知れる前にな]

ウルズメンバー[ネカロパとの関係などは...?]

ウルズヘッド[あるやもしれん....星を喰らう者、というのはネイティブストリームを喰らうと解釈も出来るからな....]


ウィークスの体はバチバチと黄金に輝きだし、体から放射されたネイティブストリームは地上へかえる。

カレコシア兵[う、撃て撃て撃て撃てえええ!!]

レーザーは身体中、頭部にも当たるが、当たる直前に光....ネイティブストリームとなって消える。

アルフォリア兵[隊長!]

アルフォリア兵[ネカロパが覚醒したのか!! やれ! もう相手は見なくていい! うちつくせーーっ!!]

大地がまたも黄金に輝いていく。それは先程の比ではなかった。肉眼で見えるもの全てが輝いていく。戦いの手は少しずつ止まっていき、みな唖然としている。そしてその中をレッドオーラをまとったウィークスがゆっくり歩いてくる。


ミス.ヘラニー[ネカロパを...支配した...!!]


鎧も装着せず、血だらけのボロボロの状態で、アーバレストを出現させる。

アルフォリア兵[!!]

ウィークス[それはメラノ族のもんだ...!]

アーバレストが軽く振るわれる。


一瞬だった。


大地が振動したと同時にライドポリスが100機以上、宙に飛び爆発する。

カレコシア兵[う、うわあああああああ!!]

カレコシア兵は徐々に下がっていく。ウィークスはアーバレストを完全に使いこなしていた。

カレコシア兵[ひるむな....ひるむなあああ!! 相手は1人、1人なんだ!! 負けるんじゃねええーーーっ!!]


その時


カレコシア兵[えっ...]

アルフォリア兵[あ、ああ...]

赤いオーラとネイティブストリームを尾の様に放出しながらウィークスは空に浮かんでいく。そして巨大な声....意味の分からない女性の声が天から聞こえる。それはブツブツと呟き続ける(古代ベク語)

その恐怖感は尋常なものではなかった。カレコシア兵達は悲鳴をあげながら逃げ出す。ウィークスクイッと手を振ると、黄金の竜巻が起こり、カレコシアの兵達は数十mは飛んでいく。

イソール[ほ、報告だ! くそ、なんだこの上から聞こえる声は....退却する! 直に報告したい!!]

カレコシアは全て退いていく。アルフォリア兵とミラの兵、ウルズメンバーも戸惑っている。マンはイプニックに指示をあおいでいた。


天からの意味不明な呟きはさらに続く.....

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