表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
169/173

209話 周天胎動

それぞれの人格がジ.エンドとチルドレンの要素を極端に表したものでした。かつて友として戦い歩いた者の本音がプロイドという過去の残飯の存在をカーレントに容認させます。

デュアロも惜しかったですが影に傾きすぎました。

地球のたらした糸に一歩早く近づいたのはこの男でした。

グローリア[げほっ....くっ....]

グローリアは軽く蹴り続けられる。

炎床[予想を超えたもろさだな、ちっ]

カーレント(....眼さえ使えれば、あんな鎧一瞬にして消すんだが)

カーレントはボロボロのN.ブレードを出し、杖がわりにして立ち上がろうとするが

カーレント[ーーーーーーー!!!!]

全身に激痛が走り仰向けに倒れる。

カーレント(パ、パオライ.....)

カーレントは気を失う。

炎床[?]

炎床は蹴りを止めカーレントに近づき、片手でカーレントを持ち上げる。

炎床[情けねえ....これが地球の子と言われる者か? なあグローリア先輩?]

グローリア[はあ....はあ....]

炎床はカーレントの首に手をかける。

グローリア(カーレント)

炎床[もういたぶれそうにならないなこいつは]

グローリア(お前が.....お前がこんな奴に....)

炎床[観ているがいいイモーラル!!]

カーレントを天井のカメラに向ける。

グローリア[ギョルンジョイスチャーーーーアアアアアアアア!!!]


ギョルンジョイスチャ.....(隊長、ボスの意)


カーレントの脳内で電撃が詰まる!

炎床[!?]

炎床は思わずカーレントを投げ捨てる。

グローリア[...........]

炎床[......?]

カーレントは起き上がらない。

炎床(な、なんだ今の感覚....)

カーレントはのそっと立ち上がる。

グローリア[........!!]

グローリアはゆっくりとカーレントを見る。

カーレントから異様な気配が漂う。


すぐに分かった。

すぐに分かった。


グローリア[カ.....カーレント.メディアス.....!]


カーレント[誰だったか]

炎床[.......?]

カーレント[俺では....地球の恩恵を受けた奴を身内に潜めた俺では....あの力は得られぬと言ったな]

カーレントから黒いオーラが放たれる。

それはかすかなものだが2人を恐怖させた。

グローリア[は.....]

カーレント[違うという思いが....デュアロという男を見て確信に変わった]

炎床[な....誰だ、なんだお前、グローリアおい!]

炎床はグローリアを見る。

グローリアは首を横にふる。


違和感


チルドレンとB.N.ストリームが同時に存在している違和感。

カーレント[光があるから影が生まれる。アース.オブ.ザ.チルドレンなら誰もが奥に秘める可能性、黒の存在]

カーレントの手にB.N.ブレードが現れる。

グローリア[ジ.エンド.....?]

プロイド[デュアロがそうであったように....ジ.エンド.オブ.レインボウがもとはアース.オブ.ザ.チルドレンであったように....]

カーレントの体の傷が治癒していく。

プロイド[光が強ければ強い程影は濃く出来、影が濃いほど光が映える。チルドレンの存在こそがジ.エンドの本懐!!]

カーレントの人格がコロコロと変わる。

プロイド[なにも自分を影と闇と陥れる事はなかった。表裏一体、生まれるべくして生まれてきたんだ]

カーレント[そう、全てはあるがままに生まれてきたああ!!]

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ