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177話 NFM-戦場の殺人鬼-6

今回の話についてはメモ書きが少なく状況についての説明が[推測]の部分があります。

ナラッブ[けええええ!!]

ナラッブのまえげりでウルズ兵が九のじに吹き飛ぶ。

ウルズ兵[オモチャガアアアーーッ!!]

ウルズ兵が刀で3方向から襲いかかる。

ナラッブ[よう見んとやああ!!]

ナラッブを中心に3人共爆発する。まえげりをしながら周りに小型地雷をまいていた。爆発の中ナラッブが出てくる。

ナラッブ[少しは傷つかねえと面白くねえだろ!? おいてめえら地獄までいっーーー]


ZUDOOOOOOOOON!!!!!


物凄い衝撃....トラックに突っ込まれかの如くナラッブは遺体の山に突っ込む。

ナラッブ(あん...あ?)

ナラッブの目がグルグル回る。それでも立ち上がるが右腕が無い。その刹那ーー悪魔のような顔が見えたと同時にナラッブはバラバラに四散する。ナラッブは考えようとしたが、瞬間、頭を踏みつけられる。Gオイルが巻きちるなかデュアロが仁王の如く立っている。

デュアロ[......!]

デュアロは後方から来たレーザーで羽を焼かれるが、すぐさま上空にドリルの様に飛び翼を広げる。

デュアロ[!!]

瞬間、巨大なレーザーでデュアロは包まれる。

デュアロ[OAAAAAAAAAA!!]

すぐさま羽を閉じるがデュアロは建物の裏に落ちる。

デュアロ[ハア、ハア]

休む暇もなく巨大なレーザーがやたらめったらに撃ちまくられる。

デュアロ[くっ!]

建物が崩壊していくなかデュアロは空に飛び出すしかなかった。

????[ケシトビナアア!!]

ナラッブの下半身だった。倒れており、股の間から巨大なレーザー砲が飛び出ている。デュアロは再生されていない羽でなんとかレーザーをかわしつづける。

ナラッブ[ドウヤッテカエレッテイウンダヨオオオオ!!]

デュアロ[死んでな....!]

デュアロはかわしながら片方の羽を散らしてナラッブへ発射する。デュアロはきりもみしながら建物に落ちる。無数の羽がナラッブへ向かうが

ナラッブ[シサクデスガ]

虹色のバリアで羽がちりおちる。ナラッブの右肩が小型バーニアで飛んでいて、バリア、ゾーンを形成する。


デュアロ[関係あるかよてめえええええ!!]

ナラッブが建物をぶち壊しながら不意討ちのようにナラッブへ近づくが、上から降ってきた右腕がデュアロの羽をかすり、地面に激突して爆発する。羽をやられた事でバランスをくずしデュアロは勢いが落ちる。

ナラッブ[バイバアアアアアアイ]

デュアロ[うっせえよこんクソガキがああああーーーーー!!]

ナラッブから放たれたレーザーを片羽ねで受ける。どんどん羽が散っていく。

デュアロ[ーーーーーーー!!]

羽をバサッと広げる動作で右に飛ぶ。が、ナラッブの左腕がバーニアを吹きながらデュアロの顔をレーザーの中へ押す。

デュアロ[こ、このっ]

デュアロはパンチ一発でナラッブの腕を上空へ四散させるが、反動でレーザーの中へ戻ってしまう。

デュアロ[うひいいいいいいいいいいーーーーーっ!!]

ナラッブ[アヒャひゃひゃひゃひゃひゃ!]

と、急にレーザーが止まる。

ナラッブ[あや?]

ダヅン!! とレーザー砲に何かが刺さる。

ナラッブ[いでえ]

それは半壊したN.ブレードだった。レーザーで焦げ落ちた羽が集まり、ナラッブの元までゆっくり這って行きブレードと化し刺さった。ブレードはまた羽に戻り風に散っていく。ナラッブは爆発していく。飛んでいた右肩がゾーンを発生させながらデュアロへ特効してくる。デュアロは火傷を負っている体でボクシングの構えをとる。


バンプート[やばっ! 兄ちゃんそれボクシングじゃん! 超うめえ!]

遠い日の記憶....


デュアロ[そういや...こんな夢も、あったな]

デュアロはダッシュする。

デュアロ[ストレエエエエエエトオオオオオオオオ!!]

デュアロの右パンチがゾーンへ打ち込まれる。

デュアロ[!?]

右パンチがグニャリと曲がっていく。デュアロはそのまま建物に突っ込む。壁を壊して中のソファーに突っ込む。


スペリアルの切り札と言われる最大のバリア、ゾーン。いまだ研究中.....


右肩はデュアロへゾーンを発生させて突っ込んでくる。

デュアロ[い、いいディフェンスしてるぜ、ダンナ]

デュアロはソファーを素手で思いっきり叩く。破裂音と共にソファーが爆裂する。中の綿が飛び、ゾーンで焼け焦げる。右肩はゾーンでデュアロを押し潰そうとするがデュアロは焦げていない綿の部分を瞬間スライディングして通り、右肩を蹴りあげようとする。

デュアロ[範囲がよお!ちいせえのがあだになったな!]

右肩[いいえ、私が本体なのです]

右肩は真っ二つに割れ飛んでいく。

デュアロ[おい....ハアハア...]

デュアロは立ち上がる。割れた右肩が2つとも機械の手と足が生え、立ち上がる。

右肩1[こちら最終、こちら最終]

右肩2[再連結不可。ゾーン再開不能。突貫モードに移ります]

デュアロ[違う....誰だお前!]

右肩1から赤い粒子が吹き出す。

右肩2[プログラム起動。残量全てを用いて殲滅します!]

デュアロ[誰だと聞いとるんだ答えんかアアアアあーーーーー!!]

右肩1[試作型退避領域造型武器、作動させます。尚、一切の責任を持てませんのでご了承下さい]

割れた右肩は赤い粒子を噴出しながらデュアロへ挟み込むように飛んでくる。

デュアロ[貴様らがナラッブなのか!!]

赤い粒子は次々と爆発し、右肩2つは爆発の尾を引くように音速ともいえる速さでデュアロを挟む!! デュアロは再生した小さな羽で自分を包み防御するが爆発が迫ってくる。


耐えられねえーー


連鎖してくる爆発はどんどん破壊力を増してくる。デュアロはもう賭けに出るしかなかった。

デュアロ[いっぺん死んだらあああああーーーーっ!!]

ZAN!と両羽広げると同時に右肩2つに刺す。

デュアロ[お、おおおおおおお...あがれえええええ!!]

両羽をグワッと全力で空へ打ち上げる。右肩ごと両羽は高く空中へ飛んでいき散る。デュアロへ迫ってきた爆発は赤い粒子をたどり、デュアロに触れるギリギリで上空の右肩へと追随していき、赤い大爆発を起こす。

デュアロ[ハッ]

飛び散ったGオイルがデュアロへボタボタとふりかかる。

デュアロ[し、しかたねえか。覚悟はしている]

爆発は飛び散るGオイルを追随していき、地上にも爆撃のように爆発が散らばる。

ナラッブは元々ドラッキー博士が放棄したフェニックスマシンナリー計画(完全なる自立型起動機)で研究されていたパーツの寄せ集めを使って急造された人体改造機です。意図的に試作機がナラッブに埋め込まれていたもよう。ナラッブは元々フラワーズでもっとも残忍とされているキャラなのでスペリアル側は最初から破棄する予定だったと考えられます。赤い粒子というのもフェニックスの退避プログラム[ブラッディ](試作)だと思います。

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